aurosuzu


 AUROSUZUさんのご紹介

 数年前に会津のIKシアターで会ってから今年2025年3月まで、紹介記事を作るのに時間がかかってしまいました。
 AUROSUZUさんは教育関係のお仕事をしている方です。

 インターネット上では呼び名を色々なサイトで呼び方が異なる設定をしている方が多いと思います。
 「おやぢの趣味」サイト管理者のわたくしも同様です。
 AUROSUZUさんは、他のサイトでは別の呼称が有るお方。私同様趣味や主張の内容により人格を替えている方です。
 リアルに会話をしないとその人となりは分かりにくい方。(逆に会わないでその人となりは先ず分からないと私は思います。)
 そういう意味では私自身のようです。私も一発で他人に理解されるとは思っておりません。
 
 2025年3月8日共通の知人IK氏のイベントで名古屋まで行った際、AUROSUZUさんと同行しました。
 実はAUROSUZUさんとちゃんとお話をするのは今回が初めてでした。
 すぐにお互いその性格言動から一発で他人に理解を得ようとは考えていない人種と分かります。

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 何故「AUROSUZUさん」かをご説明します。
 SUZU氏はもともと趣味で音楽再生について様々な方式を試行錯誤して取り組んできたお方。
 それが数年前にAURO-3Dシステムに出会った。AURO-3DはAVアンプや映画サラウンドなどの分野で新しいサラウンドモードとしてAV雑誌に紹介されていました。
 そんな中様々な論説文章を(例えばファイルウエッブという場所で)発言発表するときはAURO3Dを名乗りました。その後継のファイルMでも同様です。
 現在「AURO-3D友の会」管理者の氏はAuro3Dを使っています。
 イマーシブオーディオの一方式として使用する場合はハイフンありのAURO-3D。個人のハンドルネームはAuro3Dとしているわけです。
 別の局面では本人顔出し名前出しのFBもあります。
 
 当おやぢの趣味の世界ではこの世界での私おやぢのコードネーム表示にしてあります。
 いわばアバターとお考え頂きこの世界で遊んで頂けると幸いです。
 IK氏も別のサイトではGrandSlammを名乗っていますがその世界でののお話。そこでの呼称は私もそれを使用します。郷に入れば、、、です。
 ここおやぢの趣味の世界ではIK氏は40年前からIK氏です。
 最近増えてきたオーディオ(video)仲間も同様です。私は自分の事はどうでも良いのですが、個人特定されると強盗空き巣など犯罪に利用され加担すること無いよう登場人物は架空の存在としてお楽しみ頂きたいと考え設定しているものです。

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 2011年ころに麻倉怜士さんがベルギーのAURO-3D社訪問記事を雑誌に掲載。AURO-3Dの認知度が上がりAVアンプにも搭載。
 AURO-3Dエンコードのソフト、2Lのマニフィカト発表。2Lは元々教会収録の宗教音楽ものを発売してきたのですが、それがAURO-3D方式と結合しAURO-3Dと言えば2Lと言った図式が生まれました。

 WOWOWの入交さんがイマーシブオーディオを何年ごろからか提言。
 イマーシブとは存在感のある、という意味。立体音響(サラウンド)で音の対象をサラウンド収録に組み込む仕組みの事をイマーシブオーディオと名付けました。
 このイマーシブオーディオには先行のドルビーアトモス、DTS-Xがありました。
 入交さんはアトモス、DTS-Xに加えてAURO-3Dの収録-再生方法を詳細に研究。
 実際の音楽家・ロックバンドのライブ収録にイマーシブサウンドを実現する様々な取り組みを行い、その手段の一つにAURO3Dも取り上げたのです。

 WOWOWはBSフォーマットのマルチチャンネル規格、5.1AAC音声を基本にしています。BSデジタルではマルチチャンネル収録の音源ファイルをAACでしか再生(デコード)出来ない枠組みです。当然BD、UHDBD等のメディアでは自由に設定できますので、LPCMに加えDTS(互換のAURO-3D)、ドルビーデジタル、上級のアトモスやDTS-Xなど各フォーマットでの収録が出来ます。
 
 このようにサラウンドモードとしてAURO-3DがDTS互換を通して発展進化してきたこと。メディア(ソフト)の発売、充実が進行。
 そしてデコードするコンポーネントの開発・発展・発売が進行して、イマーシブオーディオのサラウンドの代表AURO-3Dを楽しむ道が出来てきたのでした。
 
 (以下拙稿AURO3D研究のページ参照)

 その流れの中、私がオーディオコンピューターと呼んでいるストームオーディオのISPMk2と呼ばれるマシンが登場しました。
 16チャンネル、22チャンネルなど多チャンネルのアナログ出力を持つマルチチャンネルDACなのですが、マルチDACの前段にコンピュータ補正をおこなう音場補正技術が存在します。
 
 ISPmk2
   32

 
 テストトーンを発してマイクで収音。位相、レベルを確認。デジタルの補正を行います。
 従来と違うのは細かい周波数ごとそれぞれの位相とレベルを核チャンエル毎に管理しちゃうことです。
 
 フルフラットなF特をそれぞれのAVルームで実現できるコンピューターシステム、それがISPMk2です。
 さらにディラックライブというアプリケーションでは100hz以下?(50hz?)の低域に関して位相をそろえる機能もあるようです。
 
 ルームアコースティック補正とでもいうのでしょうか。

 この楽しみをAUROSUZU氏はおそらく日本で唯一の調整プログラム操作技術を持っている方と私は考えます。
 ISPMK2の販売輸入代理店N社では人材不足により調整サービスを行っていないらしい。
 だから数年前に会津のIKシアターに挿入されたISPMK2の調整にAUROSUZU氏がやって来たのでした。
 その時に私は彼とお会いしたのですが、主目的がIKシアターでのISPMk2音出し+ 調整だったために私との会話は最小限でした。(過去のページ参照)

 3月8日
 名古屋はOK先生お宅でAURO3D導入の機運が高まり、OK先生のAVルームでIK氏の持ち込んだISPMk2 をAUROSUZU氏が調整設定するイベントを企画実行しました。

 次の写真はOK先生のAVルームにて

 今回はLX800 - ISPMk2 - 各パワーアンプ - B&W800D3とローエングリン + トップSPでAURO3D実験。
     ISP16?それでも線材のジャングルに。
 パソコンでISPMk2の音場補正を設定するSUZU氏

 翌9日は名古屋からの帰り途AUROSUZU氏の別荘にお邪魔することになりました。
 IK氏は何回か訪問済み。
 私は初めての訪問です。
 名古屋に行ってからのイベント企画のためお土産もなにもありません。

 伊豆半島南端の伊東付近にSUZU氏の別荘がありました。
 
 SUZU氏別荘の夜。 ライトアップの桜を愛でながらの音楽
  後ろ頭はIK氏

  Mr.BIGの4KUHDはイリマジックAURO-3Dディスク。

   
 トップスピーカ(L,C,R)の設置方法。  氏の友人の大工さんによる工作。スクリーンの基部と共用。SPはソナスファーベル。

  AURO3Dセッティング
 ほぼ横に1階部分と上に2階部分。 少し後ろにリア側のSP。全てソナスファーベルのSP。

  
 フロント3本。梁の上のSPはこの3本のほぼ真上に設置するというのがAURO-3D流。

   
 フロントエンド群。 プレーヤーはマグネター800修理中のためOPPO205JP。その下にISPMk2。
 IK市の企み。今回はハイエンドスイッチングハブのデモ。
 ハブはただのハブではない。AUROSUZU氏は一発で音の違いを聴き分けた。
 「なんでハブ一つでこんなに変わるんだ!?」
 「電源も違いますから」とIK氏。「K森さん製のDC電源がこれはまた効くんですよ」  (^^)

  プロジェクター DLA-V9R
  キクチのスタイリスト天吊りベース。

 今回は映像は無しでしたが音響で楽しみましたので大丈夫。映像を見ていたら時間不足になっていたと思います。
 
 AURO-3Dセッティングと2ch音楽セッティングでSP位置をそれぞれ変えるSUZU氏。マメです。

 ソナスファーベルのユニットの位相問題=2ウエイ2chのSPと3ch以上のソナスSPで低域の位相が2chの位相と違う!ということをSUZU氏が発見したため、ネットワークをいじって大きな方SPの低域は別アンプで駆動する方式。
 この理由でIK氏が持ち込んだお試しジェフのパワーアンプの試聴は出来ませんでした。

 SUZU氏のシステムのサウンドは唯一無二の物でした。
 
 色々な方々のこだわりのオーディオ(ビデオ)ルームの音を私は最近たくさん聴くようになったのですが同じもの(音)は一つもない。
 それぞれがそれぞれの音を楽しみ向上させよう(より楽しめるように)といじって楽しんでいる。
 大人の趣味と言える。(道楽とも?)

 スーパーで食材を買って夜朝食にしたのも学生的乗りで楽しかった。
 
 このような趣味の城を持てる男は幸せなのだろう。

 SUZU氏の論説はこういう地盤から発せられると考えると、とても興味深いのである。