AVsoft 200701


○ 20070325  BD   総合 B  画質 A  音質 B

 ロックユー 
 ロックユーは高画質で知られたDVDでありました。DVDロックユーこのスーパービット盤をもっています。今回BDになり改めて見てみると、さらに高画質であることが確認できました。音声はリニアPCM5.1CH。ランサーの登場シーンで、ホルンが後ろから高らかに鳴るのに驚きます。リニアPCMで音場も見事です。   

○ 20070218  DVD

 恋の門   2004 日  総合 C  画質 C  音質 C

 松尾スズキ監督、松田優作の息子、松田龍平(門)、酒井若菜(恋乃)主演。松田龍平が気になり視聴。酒井若菜の露出はゼロ。残念。
 最近の日本映画作りがそのまま出ている作品。軽妙、テンポの良い展開。期待された肉体表現は、粘着性のあるキスシーンに集約し、取り上げている現代日本の文化、風俗をつまにして、物語を進行させる。(主人公の合体シーンは、墨汁インクに置き換えられているし)

 この映画へのオタッキーの評価はどんなだったのだろうか?ラストは重くなく解決もない、さらっと流すタイプ。もうひとつの系統の、CG多用、どろどろ、ぐちゃぐちゃのSF系日本映画の対極に位置するものか?漫画好き、コミック好きにはよいのかも。
 忌野清志郎が、得体の知れないアパート住民で登場。大竹しのぶ、大竹まことなど、脇役をおごっているのが特徴。(コスプレがなけるぜ!)

○ 20070215  BD

 ミッションインポッシブルBOX BD

 MI1 1996米 画質 C   総合 B
 トムクルーズ主演第一作。以前ソニーの3管D50QJ、G70のデモを確かLD(クライテリオン盤)で見たことがあり、その精細感、色数の多さに驚いたものでした。
 今回ハイビジョンになったMI1ですが、色のにごり、輪郭のにじみが気になり、時代を感じるものでした。しかし、全篇を通した緊張感、スピーディな展開、あっと驚くラスト、などエンターテインメントとして完成している作品でした。ブライアンデパルマ監督。

 MI2 2000米 画質 B 総合 C

 第一作から数年。ストーリーもあまり覚えていない2作目でした。改めてみると、ヒロインの人選が作品の魅力を高めていなかったのでは、と感じる部分がありました。画質は新しい分向上しています。ジョンウー監督。トムクルーズにワイヤーアクションの格闘技をさせてしまう。ジャッキーチェンでも良いような気が、、、

 MI3 2006年米 画質A 音質 B  総合 C
 
 最新作。ハイビジョンで見て一番美しい。但し、映画としては、Cランク。スパイサスペンスとして貫かれている部分がない。人間性、ラブラブモード、など誰も期待していないのに、期待していないありさまを映していて駄作。「地獄の黙示録」、「マトリックス」のローレンスフィッシュバーンの夏みかんの頬のでこぼこが、ハイビジョンでしっかり克明に確認できてしまいます。JJエイブラムズ監督。

 ファンタスティック4 BD 2005年 米  画質 A  音質 A 総合 B

 CG全開の映画ではあるけれど、荒唐無稽な分、それほど違和感はない。実物に近づけようとするCGはうざいだけだけど、異質なもの、金属、プラスティックなどの表現はCGでもそれほど違和感は出ないのですね。人間の目は正直です。
 インビジブル役美形女優ジェシカアルバのお色気シーンが少ない。下着姿までで露出ゼロは残念。

 イノセンス BD 2004年 日 画質 A 音質 A 総合 B

 BD版で、画質、音質がぐっと向上した作品。映画としての出来はさておき、(日本映画にありがちな自己没入が顕著なのですね)アニメとして、作者が何を表現したいか、ということが、BDですごくよく判るようになった作品です。
 映像は、背景のリアルな描きこみのある3D風緻密画。人物は、2Dという、最近のGONZO作品にもあるパターン。人物まで3Dにすると「ファイナルファンタジー」になってしまうのですかね?それでも、2Dとして、愛玩用幼児体型アンドロイドの皮膚感が立体的、肉感的に見えます。これがアニメのすごいところですね。アンドロイドの局部のアップはなかったものの平たいおっぱいが多少色っぽい演出。それを自分で引きちぎるシーンは、普通に触ったら柔らかいのだろうなあ、と連想させるに十分な描き込みです。
 音声は、すばらしい広がり。銃撃の際の安全装置を外す音、トリガーを引く音、マガジンを外す音、などこだわりが感じられますが、発射音だけは、拳銃が、2倍の口径の発射音に誇張される。もっと乾いた音なのに、どわ!どわ!と低く調整されているのが玉に傷。それだけ細かいところがわかってしまうBDなのでした。
 

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アレックス  DVD  2003年 仏  総合 D  
 モニカベルッチのヌードが見られるということで視聴。映画の造りが、結末から始まり、時間をさかのぼっていくというもの。最後に「時はすべてを破壊する」というせりふが出てくるが、結論は女性暴行と、復讐殺人の映画。モニカベルッチがレイプされるシーンは長く、げろを吐きたくなる出来。(それだけリアルに走っているということが出来るかも)でも、それだけだったら、ベルッチの美しさを描くセックスシーンを強調したほうが映画の出来としては格段に良くなるはず。最後のほう、寝ていてもとんがっているベルッチのおっぱいの美しさは格別。デルタゾーンの陰毛もサービスです。また、ベルッチとじゃれあうシーンで、男優ヴァンサンカッセルのペニスがはっきり見えるのは特筆。これで日本も解禁!?(勃起していないペニスは性器じゃない、ということか?)

インプラント DVD  2002年 米  総合 D

 エイリアン?暗闇(異世界)からの生命体?が人間をミューテイション(捕まえる)物語。
 宗教的観念性、外部の世界の洞察、などがなく、単に恐怖をあおる映画で、救いがない。見ていて、しょぼくなってしまう。
 ここまで盛り上げて、何も変わらない、何も出来ない主人公で、駄作。

紺碧の艦隊 2003年 日 アニメ  総合 C

 架空戦記。荒巻義雄原作。作品の発想が面白く見始めたが、シミュレーションゲームでいうと、ゲームバランスが非常に悪い作品。つまり、後世日本海軍が強すぎ。戦争は、片方が強すぎるということはありえない。片方が強くなると、相手も同様に強くなります。これは、工業生産力、科学力、国力、思想、イデオロギー、国家体制、などなどに影響されるもので、生まれ変わった指導者のみで日本が兵器水準で20年以上のアドバンスを得られるものではありません。とはいえ、新機軸の新兵器で、アメリカ、ドイツを打ち破っていくのは、ある部分、面白い。ですが、やはり、強すぎ。掟破りの新兵器出しすぎでつまりません。技術的には、ホーミング(音声誘導)ミサイル・魚雷、磁気誘導ミサイル(魚雷)、熱感知ミサイル、無探知潜水艦、音声探知自動発射魚雷。無敵ろ号弾。
 ジェット推進や、有線誘導ミサイル・魚雷くらいは許せるけれど、磁気誘導、音声誘導、熱感知誘導となると、当然相手国も使ってくるはず。一番は、戦艦ヤマトタケルの異常な強さ。ろ号弾を使うと、超音速ジェット機も粉砕だ。
 青の6号も真っ青のスーパー潜水艦「亀天」。これ一隻で世界を支配できてしまう!そんなつくりでは、だめ。スーパー戦艦、スーパー潜水艦1隻ではだめだよ、ということは歴史が証明していること。数が勝負なのです。それを劇中で、生まれ変わった指導者も口にしているはずなのに、ストーリーはスーパー兵器一隻で、歴史を変えてしまっている。残念。
 

○ 20070121 DVD 

 X−MEN ザ・ラスト・スタンド(邦名 ファイナルディシジョン) 2006年米  総合 B  画質 B  音質 A

 画質は高精細を狙っていないが、奥行きがある不思議な映像。CG多用してあるが、違和感が少ない出来。
 サラウンド音声がすごい。

 物語は、前出ウルトラバイオレットに類似するところもある。ワクチンミュータントにされる男の子も、恐らく同じ子役でしょう。何という配役。最後の戦い。という題名だが、物語のラストは、まだまだ続編ありまっせー!!というもの。特にエンドクレジットのあとのワンシーンは、よく顔がわからないが、もう続編が始まってますよ、ってのり。

 気になったので、X−MEN1から見てみます。

 X−MEN  DVD  2000年米
 今見ると、冒頭重いテーマで始まる。超人たちの活躍も派手ではない。社会の中で圧力を受けているマイノリティの姿が丁寧に描かれているのだ。ウルバリンの秘密がこの後も引き継がれていく。どうなる超能力者たち!?といったのり。結構面白い。パートVでは見られない描写ガ多いですね。男と女の感情のもつれ合いの描写、ちょっと大人になりかかった年代の機微など上手に描いています。

 X−MEN2も次回見てみます。 

 前回の続きでスーパーマン1DVDを見てみました。

 結構冒頭から重く悲しい映画です。超人としての能力発揮ではちゃめちゃ、という展開ではなく、超能力はあくまで控えめに、使うときは派手に。でも、地球逆回転させても時間は戻りませんよ、って突っ込みいれたくなります。それでも、スーパーマンだからオッケー!!という映画でした。
○ 20070110  DVD

 ウルトラヴァイオレット 2006年米  総合 C   画質 B  音質  B

 CG全開の映画で息苦しい。見所がミラのおへそだけという悲惨な映画。ただゾンビが出てこないだけでバイオハザードVのような展開か。ゾンビの代わりに、ファージというミュータントが出てくる。
 ファージを滅亡させるという最終兵器が、かわいくないガキ。それをウルトラヴァイオレット(ミラ)が、人間からも、ファージからも狙われながら逃げる、、、というお話。
 ブルーレイディスクも発売されています。


 スーパーマンリターンズ  総合 B  画質 A  音質 B

 こちらもCG大盤振る舞いだが、それほど息苦しくない。
 クリストファーリーブへのオマージュがちりばめられた作品。ラストは、全身不随に陥ったクリストファーへの思い入れがたっぷり。昏睡しても、スーパーマンは生きている、という切ない思いがあふれている。

 ストーリー、映像表現では、少し苦しいところがあり、拳銃弾が眼球にぶつかるシーンとか、クリスタル大陸を引っぺがして宇宙へ持っていくのに、地球では天変地異が起こらない、など、突っ込むところが多数。しかし、スーパーマンだから、という理由付けですべてオッケー!

 気になったので、スーパーマン劇場版を1から見直してみます。

○ 20070104

 インディージョンズ3 DVD  総合B

 インディージョンズBOXセットの3巻目。画質は多少甘め。サラウンド音声控えめ。
 新春初夢状態で見ていたら、インディージョンズ4が上映されるとのこと。びっくり。ロッキー6の出るらしい。勘弁してくれ。

 NHK紅白  DJ○○  倖田来美  20061231  HV

 DJ○○の登場。NHKで裸の女性ダンサー!?かと思われたが、肉襦袢でした。よく出来た肉襦袢で、本物そっくり。あれでも十分に楽しめます。放映中に、クレームの電話に対して説明を入れる一幕も。パンツを脱ぐとき体をかがめたダンサーの腹部にしっかり肉襦袢のしわがよるのがHVだとはっきり判ります。
 
 幸田来美は、これもまたエロドレスで登場。正面から見たとき、すけすけの下半身が、でかパンに見えてしまったのは減点3。別局の年越しライブでは、体にちりばめたスパンコールはそのままで、パンツは別物に変えていましたね。

 いずれにせよ、このような路線で視聴率を取り戻していく方法を考えた方が、化石歌手や、カビの生えた歌手ばかり出して視聴率が取れないのを判っている製作部の起爆剤になればよろしい。紅白をみたいから、受信料を払う、という国民が増えれば、NHKも願ったりだろう。