avsoft2023-
〇20231111 あれこれ
4K UHD
ストリートオブファイアー
ダイアンレイン 若く美しい歌姫。ウイレムデフォーが若き狂暴な暴走族リーダーを演じる。
面白い。
4Kリマスター ゴジラ
過去最高画質。音声明瞭。凄い作品。
画像 3840×2160 24p SDR BT2020 80M平均
音 LPCM 2ch 2.3M = モノーラル
高画質になって見ていて、新たに気が付いたこと
1.冒頭ゴジラに襲われる船のSOS打電の通信員は、白衣!を着ている。
2.大戸島で、ゴジラが出現した時の村人の武器が、「日本刀」と、猟銃(三八式ではない)
比較にクライテリオンコレクションのゴジラを見た。
画像 1920×1080 24p SDR BT709 MPEG4AVC 12.5M くらい
音 LPCM 1ch 1.1M
画質 4Kに比べると暗い。黒がつぶれている。
冒頭がフリッカーが目立つ。
クライテリオンは優秀な修正で従来品より優れた画質のディスクを世に出してきた。
今回の4K リマスターの品は、それを凌駕して、過去最高の画質を実現している。
クライテリオンは、元フィルムを忠実に再現しようとしているのに対し、4K リマスターは、フィルムの傷、汚れ、その上画質まで調整してしまう優れた技術をもって、作品を生き返らせた。
4Kリマスター モスゴジ
過去最高画質。音声明瞭。ゴジラマスクの上唇の柔らかさがよくわかるすごい作品。
画質 3840×1920 24p SDR BT2020 HEVC 85M中心
音 DTSHD 5.1ch 2003remix 4.3M
LPCM2ch モノラル 2.3M
特撮(怪獣)パートと、ドラマ部分が非常によく合わせてある作品。
人間の強欲が強調される作りは、ガメラバルゴンに通底している日本映画の作りだ。
以前のバージョンは、モスラの幼虫の脚部の滑車(タイヤ?)や、引っ張るワイヤーが目立っていたが、修正されているのか目立たなくされている。見えることは見えるので、過度の修正による改変を避けたのかもしれない。
クライテリオン コレクション
4KUHDのクライテリオンコレクション
デビッドボウイー 4K作品
こういうすごい作品をクライテリオンはさくっと出してくる。
4KUHD
バビロン5
フリーキーは文句なしにおもしろい。入れ替わりものだが、背の高い殺人鬼が女子高校生を演じる!
ニューミュータント
今回の目玉
ミッションインポッシブル新作
Mission Impossible DEAD RECKONING Part1
安心してみていられる。
トップガン、FAST&FURIUS(邦題ワイルドスピード)、ローマの休日、オリエント急行殺人事件をミックスしてごちゃごちゃにした感じ。
CG満載なのだろうな。でもトムの事だから実写にこだわっているかも。ミニじゃなくフィアットでカーチェイスするのは驚き。
米盤 日本語無し
画質 3840×1920 24p HDR BT2020 HEVC 50M中心
音 アトモス 7.1ch 3M
南部作かわからないけど、これでは終わらない。今度は海底の潜水艦ミッションだ。
イーサン=トムが愛する女性がどんどん死んでいく。
敵役も、どんどん人殺しする。無情に、冷酷に。
2K ディスク
ハーロック3D
キャプテンハーロック 米盤
画質 1920 × 1080 24p SDR BT709 AVC
音 日本語 (英語字幕あり) DTSHD 5.1ch 1.5M
米盤
3Dと書いてあるが、3Dシステムでない場合は2D再生される、と一番最初に書いてる。
日本のプレーヤーで2D再生問題なし。
DTSHD 5.1ch
画質は標準以上。
これまで、ドイツ語版。米盤の英語のみ版。など日本版が万を超える定価なので買えないで失敗ばかりしていた。
本作は、ちゃんとまじめに日本のアニメを3DCG化しているのが確認できる。
戦闘シーンなどは、スタートレックのCGものにも匹敵する。
もっと言うと、スターゲイトSG1や、アトランティスの戦闘シーンにも匹敵する。
これはもっと評価されても良い作品だと思う。
〇20231015 あれこれ
ドラゴンスレイヤー 1981 竜殺し
BDとして
総合 75 画質 80 音質 80 それでも過去最高画質である。
SF研では流行った映画。アメリカ輸入盤の確かLDか、VHSか。
日本では1986年VHSで出たようだが、劇場未公開。
ディズニー映画にしては、乳首ありの実写映画である。
4KUHD
ガーディアンズオブザギャラクシー
総合 80 画質 95 音質 95
CGオンパレードだが、その質感は明らかに向上している。
例えば、ありえない合成生物なのだが、けものの毛の質感、毛並みなどほんものに見えるよう調整されている。
サラウンド、爆音バリバリの映画サウンド。
ガーディアンズ~の集大成的3作目。
スーパーアライグマの出生の秘密がえがかれる。
FAST X 邦題はワイルドスピードなんちゃら
総合75 画質 85 音質 90
もはやFAST&FURIOUSというより、ダイハードなマッチョのお話になってしまった。
ポールウオーカー(2013年第7作邦題スカイミッションの完了直前に事故死)がいなくなって、ヒーロー不在になった映画を、他の映画の主役級をどんどん持ってきて続編を作るようになってしまったためだ。
今回は、あろうことかジェイソンモモア。
スターゲイトアトランティスで重要な役を演じて以来、マッチョの代名詞のシュワちゃんの後にバーバリアンを演じ、ヒーローアクアマンを演じた。
さらには、ジェイソンステイタム。
そもそもが、SF畑のヒーローヴィンディーゼルが登場していて怪物感バリバリだった。そこに、普通の捜査官ポールウオーカーが絡んで問題解決していく映画だった。
ジェイソンステイタムは、マッチョマンドゥエインジョンソンとスピンオフhobbs&shawを作るほどに。
もうヴィンディーゼル、ジェイソンステイタム、ドゥエインジョンソンにジェイソンモモアと、どうやっても死なない、殺せない人物がこの映画シリーズに登場してしまった。
ミシェルロドリゲスは、ワイルドスピード(2001)、バイオハザード(2002)でSFデヴュー、SFアバター(2009)にも出演。
生き返りを含みFAST~シリーズの常連となった。
本シリーズでは、生き返りがよく起こり、ミシェルロドリゲスも死んだはずが実は生きていた、という常識外れの展開を見せている。まさにダイハードな連中なのだった。
さて本作は、好き勝手なことをド派手にドッカンスッカンやっているので、好きな人は良いだろうが、私は日本映画のしっとり心の琴線に響くようなドラマが好きになってきたので、途中で流し見にしてしまった。
どうせ死んでも実は生きていた、というか、または殺しても死なない映画、とタカをくくってしまったわけだ。
という事で総合評価は少し低め。
音響は素晴らしいのだが、少し疲れる、、、
普通の人間、ポールウオーカークラスを探して、モンスターなダイハードマッチョマンは外していったほうが良いのではないかな~。
運転へたくそな捜査官が、潜入捜査のレースにGTRで勝っちゃうストーリーが面白かったのだな。
スーパーマリオブラザーズ 劇場版
総合 80 画質 95 音質 90
スーパーマリオブラザーズの実写版(1993)はしばらく前に在ったが、今回のは3DCG版である。
こちらも、ありえない造形の中、身近なモノの質感がすごい。
実写に見える立体の中に、スーパーマリオのゲーム世界を活写する。
このゲームキャラクター、または任天堂のゲームが好きなスタッフが愛を込めて作ったアニメだ。
やはり人のゲームを見せられている観が強く没入できない。それが総合評価の理由。
カサブランカ 1942
総合 95 画質白黒 90 音質 85
なんといっても、WWⅡ中の1942年に、1941年にドイツに降伏したフランスの出来事、人物を持ってくる作りがすごい。
俳優、監督、セリフが完璧。
さらには、日本語訳者高瀬 鎮夫氏の名訳がすごい。
Here’s looking at you, kid.
が
君の瞳に乾杯
なのだ。
映画を何回も見ていると、その訳に行きつくのだろうな。
とにかく、ボギーが最高に粋(ニヒル)なのだ。
タバコをぶかぶか。いつも、みんなタバコを吸っている。大人映画=タバコとアルコール、と言う図式を作った映画でもある(のだろう)
戦後の1960年代の007も東宝映画特撮、ユージロー、若大将(の青大将)、ウルトラQ、初期のウルトラマンなど全部タバコだ。
カサブランカは1942年以前の世界のもので作っている。誰も発がん物質!一酸化炭素!など騒いでない時代だ。
良い時代だった。
そんな中、フランスで恋に落ちたイングリッドバーグマンとハンフリーボガート。
それが戦争のいろいろでカサブランカで再会。
やるせないですね~。契約恋人と一緒の元恋人。
名作と言われる作品は、俳優、セリフ(脚本)、監督、時代背景から作られるのですが、それがよーくわかる映画です。
4KUHDの高精細化とHDRによって、再現性が非常に良くなった作品です。素晴らしい。
高精細の白黒画像は、脳内でカラー変換されます。ぼーっとしている画質では難しいですが。
最近デジタル色彩の技術が進んでいますが、人間の脳では、しばらく前からそういったことを知らずにやっていたのです。
カサブランカ(1942)、チャップリンの独裁者(1940)、(ディズニーアニメ総統の顔・空軍力の勝利・理性と感情などは国策映画1943)、白雪姫(1937年)など、戦争中(※)でありながら映画を作っちゃうアメリカ。※アメリカが第2次世界大戦に参戦したのは、1942年。日米開戦の後の事である。また、チャップリンは共産主義対策のレッドパージを受け1952年国外追放された。
結局、自分が戦争にかかわるようになると、国策=自分の都合の良い宣伝=プロパガンダを作るようになるという他国と同じような動きをした。すべてアメリカが良い、素晴らしい、ということではなさそうである。
ハンフリーボガートが出演した、サハラ戦車隊 1943 もおすすめです。
4KUHD
すずめの戸締り
新海誠監督の新作
総合 80 画質 95 音質 90
新海誠監督作品には、評価が色々あります。
私の評価は、色彩は素晴らしい。しかし、物語の盛り上がりと盛り上がりの必然性に一工夫が足りないのではないか?と感じる作品が多いというもの。
どうあがいても、自分ではアニメ作品を作りえませんので、大きなことは言えません。
もったいないなー、というところでしょうか。
今回も、嫌な予感が的中。
東日本大震災の津波からみか!?
途中福島県の浜通りっぽいところが出てきますが、微妙にはぐらかしてあり、そこまでやるなら徹底してやれよ、と少し不満。
ここはこういう場所だって嫌なほど見てきた福島県民ですから。
さらに北に向かい宮城県のどこか津波が来たところ、おそらく開けた平地だから仙台の閖上地区かもしれない。
その津波を取り上げるのに異論があるかもしれない。
その昔、ヒミズ、という染谷将太と二階堂ふみが出た映画あったが、始めは津波前の企画であったが、震災後に津波を無理に追加したためひずみが出てしまった作品があった。(ヒミズというよりヒズミ?)ただ、二階堂ふみは、シュミーズ(死語?)一枚の体を張った演技で、エロ封印・ヌード封印した宮崎葵に比べ、評価がべらぼうにあがった作品ではありました。
すずめの戸締り、と言うタイトルから、予備知識なしの私は、桂枝雀の雀と思っていた。
映画を見始めて、人の名前であることが分かった。鈴の芽ですずめだった。
こんなところからも損をした映画なのだろう。
おまけに、人それぞれに思いの在る津波をアニメに組み入れることの重大さを背負いきれるのか、と冒頭をみた瞬間に感じてしまった。
遠い昔に、例えば関東大震災の時にたくさん人が亡くなった。仮に、東日本大震災の津波が昔あったという風にして、すずめの物語はほうき星が落下してくるような架空の街にしても良かったのかもしれない。
先ほど述べた、福島浜通りの景色は、地元の人は嫌と言うほど見てきたし、人を捜し物を探した場なのである。ましてや仙台付近の津波現場など、現地の人は違和感を覚えるであろうこと想像に難くない。(みんながどこでもドアで亡くなった人に会いたいと思うわけではないと私は思う)
そんなこんなの思いを開放できるか!?という重過ぎるリアルを持ち込んでも相対するのは仮想の「ミミズ」と呼ばれる地の竜である。
ドラゴンヘッドや帝都大戦でも使われたモチーフだ。
それを扉を閉じるだけで封じ込める人がいる、と言うアニメ。
もったいないな~と言う感想だ。それだけ仕掛けたのであれば、料理の方法はもっとたくさんあったろうにな、と。
鍵を閉める人には戦闘力がなく、大臣、左大臣など名のついた他のキャラが戦闘力を持つのも良くわからない。
設定なのだろうけど、そうしたら、地球戦隊マモルンジャ-みたいな人たちをアニメにした方がもっと楽になったのではないだろうか。
結局そー太君と一緒にいたい!という恋心を深く描くことが出来ず、淡い恋心のみでミミズの化け物を退治しちゃって円満解決って、感動の涙も引っ込んでしまうのよ。おいおい。
私には、豪華版はいらない。本編ディスクのみの廉価版が欲しいが日本では望めないのだろうか?
日本映画
わたしの幸せな結婚 2023
2022年1月から2023年3月まで撮影・製作していたらしい。TBS、東宝
総合 90 画質 80 音質 80
総合は単純に個人的趣味。 画質は日本映画にしては90点くらいなのだが。音質は、相変わらず日本映画の悪い癖のセリフが小さい問題がクリアされていないため。
目黒蓮 今田美桜
超能力を持った一族が、日本国を守るという、今はやりの鬼滅の刃の亜流のような映画だ。
漫画原作の方が面白そうだ。
それでも、実写に果敢に挑戦して、これだけの映画を作れるようになった日本特撮映画陣がよく頑張ったと思う。
TVドラマ「私たちはどうかしている」の横浜流星と浜辺美波の組み合わせのようなものか。
映画の作りとしては、私好み。
ヒロインがいじめられればいじめられるほど、どんでん返しの快感が高まる。惜しむらくは、監督が女性でエロ要素がゼロなこと。こういった血族、能力の遺伝、家系などの話の時は、どうしても掛け合わせ=セックスは必至の問題なのだ。いつまでもきれいではいられない。
でも、そのくらい少女漫画でも良いのではないか、という俳優、監督、脚本の組み合わせ。グッジョブ!
なんと、この後にTBSTVドラマ「トリリオンゲーム」(2023年7月~)でも二人は共演。
目黒蓮は、その長身がすごい。
わたしの~では、さえない女の子を演じていた今田が、トリリオンではドラゴンバンクの社長令嬢役。
ブランドもので身を固め、女王様キャラで目黒たちと対峙する。
わたしたちの~のさえない演技だと橋本環奈か有村架純かわからない感じだが、トリリオンでは、女の魅力を全開にし、胸、お尻爆発である。こちらの方が彼女には合っているのかもしれない
トリリオンゲーム
TBSのドラマが絶好調だ。
このあと、VIVANTという化け物ドラマを世に出したTBS。
VIVANTは、2022-2023の冬にモンゴルに2.5か月ロケに行っていたというからすごい話だ。
トリンリンこと凛々は、冒頭誰かわからず??土屋太鳳か?うーん似てるようでちがうな~。設定若すぎるっしょ、と。
ドラマが進行してくると、自分の顔になり、土屋太鳳風の顔つきから福本莉子(凛々)の顔になっていくのが面白かった。
目黒蓮と今田美桜は、大人の恋愛ゲームをやっていて、とても「わたしの幸せな結婚」の二人とは思えない、そのギャップが面白かった。
TBSのドラマだから、俳優もいろいろ被ってくる。下町ロケットで、帝国工業の渋い財前部長を演じた吉川晃司が、がトリリオンでは逆のエンタメおやじで登場。エロダンディがさく裂。靴の裏がエロいのだった。
佐野勇斗はちはやふる、ドラゴン桜に出演しており陰のある役を好演していた。トリリオンでは、内気な天才パソコンオタクをやはり好演した。
目黒蓮、今田美桜、佐野勇斗、福本莉子でドラマを紡ぎ出していく。
TBSすごいぞ!
〇 20230831 8月のディスク 続き
RRR 2022 インド BD
総合90 音質 90 画質 95
RRRは、「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)」「Revolt(反乱)
179分と言う最近珍しい長時間映画。途中インターミッション(休憩)が入る。(これは、昔の長時間英国映画にインターミッションがあったことへの当てつけみたいなものも含まれているのだろう)
日本人が見ると、2人の主人公が同じひげ面で見分けが難しい。
髪型で見分けるしかない。
きちんとしているほうが警察官で、もじゃもじゃの方が、虎だ。
1920年植民地時代のイギリスを、敵(抑圧者)として設定。
わかりやすい設定ではあるが、なかなか警察官の方の行動理由が明かされない。
虎の方は、少数民族で歌うまの少女がイギリス領主にさらわれ(少額貨幣で勝手に買われ誘拐)、それを取り戻しにインドの首都デリーに向かう、というお話。
1920年と言うと第一次世界大戦が終了。戦後の列強の世界植民地政策がより明確になった時代。
アジア・アフリカ諸国が独立するのは、第二次世界大戦が終わってからだ。
それまで、七つの海の支配者イギリスがアジア・アフリカを植民地化し、列強と分割統治していた。
香港映画が、イギリス、中国、日本などを圧政者(敵)として映画を作っていたパワーと同源なのだった。
香港は、イギリスの植民地政策に反発していたが、イギリスの(資本主義的)民主主義社会に慣れてしまったため、中国の社会主義支配にも大反発した。
日清戦争から始まる日本の帝国主義的中国進出、列強とは異なる被支配民族への日本文化導入と民族自立を掛け合わせた植民地政策は、それなりに、アジアの民族独立には意義があったのだが、支配、統治される側は反発した歴史がある。
そんな中、インド映画はイギリス支配=弾圧・搾取に対する民族自立を標榜していけばおおよその映画は成功する。
さらに、音楽、ダンスなどインド映画の現在の魅力の源泉を追加するとかなり面白い映画が出来上がっていくのだろう。
バーフバリシリーズのラージャマウリが監督。
ダンスシーンのナアトゥナアトゥのドラムビートが始まると、英国の支配=暗いモノトーンが一転して、画面いっぱいに色彩が爆発、イギリス女が乗り乗りで、インドダンスに熱狂。魂(ハートビート)を打たれる。このシーンはメタファーとしてとても効果がある。
長いですが、面白い映画です。インド映画って本当におもしろいですね!
〇202308 8月のディスク
レイアウト変更の都合上、各スピーカー・アンプをばらしているため、AVルームでのマルチサラウンド再生が現在できません。
リビング 液晶HDR55V TVでの試聴です。
燃えよ ドラゴン 4KUHD
3840×2160 24p HDR BT2020 HEVC 45M平均 23M ~最大94.5Mbps
ドルビーアトモス 7.1ch 2.3M bps
過去最高画質。音質。外盤なのに、日本語あり。
音声がクリアになると、打拳の効果音の作り方が目に浮かぶ。
ハリセンのようなじゃばら板(または2枚の板)に布等を巻き付け、ばし!と打って録音する。
ブルースのアチョーといううなり声(鳴き声)も実は控え目で、実際は、呼吸音の叫びに近い音だ。(シャラポアの叫びに似ている?)
押し込む、殴る、ける、拳を打ち込む、という打撃が、ほぼ上の合わせ板治具(ハリセン蛇腹)で作っているのはご愛敬。
燃えよドラゴンは、英語で作成されており、ブルース本人が英語をしゃべっているのがよくわかる。
それが、冒頭の「Don't think. Feel!」でよくわかる。
冒頭での練習試合の相手は、若き日のサモハンキンポー。すでに腹が出かけているが、若者としてブルースと戦い、寝技で決着が付いている。クンフーは、打撃だけではなく、寝技、関節技もあるのだ、という映像だ。
画質が良くなると、画としての作り込みのすごさも見えてくる。
ブルースの鍛え上げられた筋肉。
女性のたおやかな肉体曲線美。
すべてが精緻に描かれている。
ジョンサクソン(1977特攻サンダーボルト作戦)がいい味出している。
・燃えよドラゴンの公開とブルースの死
ブルースリーは1973年7月に,燃えよドラゴンのプレミア上映は見たが、その後亡くなった。
32歳だった。
燃えよドラゴンは、彼の死後公開。そのアクションスターとしての開花を本人が見ることはかなわなかった。
燃えよドラゴンの後に、ドラゴン危機一髪(1971)、ドラゴン怒りの鉄拳(1972)、ドラゴンへの道(1972)が立て続けに日本で(世界でも)公開され、彼の死がなかったかのように見えた。
彼の死後作られた、死亡遊戯、死亡の塔などはゾンビ映画の駄作である。
香港映画でカンフーをやる前に、グリーンホーネットで、ヒーローものに挑戦していた。(1966-67)
燃えよドラゴンは、1973年当時のアメリカでも、まだまだ黒人差別、アジア人蔑視の風潮があることを風刺している。
アジア人が白人を倒すなどはその表れではあるが、敵役は、少林寺出身のアジア人ハン。
少林寺の武力+ヘロインでアジア人を支配している。ハンの趣味は、相撲など日本文化も取り入れているのを日本風刺としてもすこし取り入れているのだろう。
クライテリオン コレクション
1920×1080 SDR AVC 37M 平均 LPCM MONO
クライテリオンにしては、画質、音質とも最高ではない。
燃えよドラゴンを確認した。
忠実に復元、と言う感じか。ノイズは多い。音声はナロー。しかし、貴重な英語字幕がある。
日本版 燃えよドラゴン
1920×1080 24p ドルビーステレオ 5.1ch 0.6Mbps
VC-1 15.6 M ~20M程度
VC-1 初期の(菊川 玲のブルーレイ時代)は、VC-1が主流だったが、これの画質はあまあまで良くなかった。
色は濃いが、精細感は後退。解像度にばらつきあり。
MPEG4AVCになってきりっとした画質になった。
音声は、日本語付。
4KUHD WILD THINGS
デニスリチャーズのおっぱい見たさに4K購入。
しかし、画質が上がった分、58分あたりの濡れ場で、ボディダブルの可能性がちらついて集中できず。
その後のプールから上がるときの透けB地区は本物。
おいたはだめよ。
4KUHD フランケンシュタイン
フランケンシュタインの怪物の映画でした。
BD 渚にて
反戦反核映画。
1959年白黒映画。 グレゴリーペック ガードナー フレッドアステア ヒッチコックのサイコの主人公。非常に長身なのが分かる。
放射性物質の恐怖を描いているのだが、自殺を選ぶのはどうかな。
原潜で行くアメリカの都市がきれいすぎ、かつ例えば電気が通じている、など変な演出が気になる。
しかし、それらはこの映画の出来を否定するものではない。
オーストラリア海軍に感謝。
画質は素晴らしい。音声も明瞭。これまでうすぼんやりとしたイメージだったこの「渚にて」も、高画質で映画に集中できるようになった。
放射性物質がどのような姿で飛散してくるのか。フィルタリングの可能性は。核種によって放射線の強さが変わるし、半減期も変わるのだが、その辺の言及は全くなし。
しかし、それらはこの映画の凄さを否定するものではない。当時はそんな理解だったのだろう。
テルマとルイーズ クライテリオンコレクション
WOWOWで見たが、放送画質とBDのメディア版では、画質が異なるし、一番は音声が全く違う。
作品の奥深さをディスクで味わえる。
何といってももやもや修正は、作品を冒涜するだけだ。WOWOWはそのことを早く気づいてほしい。
バルボラ
大人ディスクもの WOWOWでやるともやもやで白くなりそうなので、外盤をぽちり。
二階堂ふみの裸体を拝めます。
稲垣ではなく斎藤工あたりだったらこの映画の評価もかなり良かったのだろうし、二階堂ふみも格が上がったに違いない。
〇20230710 今日のディスク
マッドハイジ
アダルト版
ネタバレですので、気にする人は飛ばしてください。
大筋は、PANZER8月号のマッドハイジ紹介文書と同じです。
大人になったハイジは、黒人のペーターと納屋で情事を繰り返す。
チーズで世界を征服している圧政者がアルムの山にもやってきて、オンジがやられ、ハイジもつかまってしまう。
牢獄で、レジスタンスの大人になったクララと出会い、圧政者を倒すために脱獄し、戦闘を開始するという頭を空っぽにして楽しむ映画。
CD
リンダロンシュタット ハリウッドライブ
ヒット曲満載のライブ。ベスト盤のようだ。
4KUHD
アバター 勝手意訳 命の水 直訳 水への道
オリジナルのアバターも4KUHD盤が発売になるので、こちらもポチってしまった。
駄作認定のアバター2であるが(失礼)、高画質でどう評価が変わるか楽しみ。
先日、WOWOWでジェラシックパークを放送していた。
Ⅲは、どうも駄作感がばりばり。 脚本がめためたで、どうしようもない。ジュリアンムーアの無駄遣いみたいな映画、、、と思ってしまったので、4KUHDBDを引っ張り出して見た。
すると、深みのある映像。丁寧なテクチャー。造形も作りこんであるのが見て取れる画であった。
WOWOWと一番異なるのが、音声。
LX800とジェフ、ウイルソンの我AVルームのシステムで映画音響は包囲感ばりばり。そのために追い込んできたシステムだから、すごいのも当たり前か。
で、精緻な画像とすごい音響で、ジェラシックパークⅢも見通すことができた。こんなに長い映画だったのか、と言うのが感想。前半のグダグダの展開は、ラストのためだったか、脚本家、いやスピルバーグの企みにはまってしまった、という事だろうな。
で、アバター2は、高画質でなかなかの出来であることを確認したのであった。
デボーション 未見
日本未公開。こういった飛行機の映画はなぜか日本で公開されない。
レッドテイルズも未公開だし。
コルセアがどのように描かれるか楽しみ。
BD
パプリカ
パーフェクトブルー
WOWOWで放送すると、アニメなのにもやもやが入りそうなので、アメリカ版をぽちり。
WOWOWは金をとるくせにもやもやで情報を制限するぼったくり。
ストレスがたまるので、アメリカ版のできれば無修正版を買うのが恒例になっている。
しかし、普通の映画は、映画であって、今のアダルトビデオ、AVソフトではない。
局部を極端に強調するものではないのだ。それを修正する日本の放送界はおかしい。
今でも、尻の割れ目が写るだけでもやもやが入る映画もある。なんとかしないとWOWOWの未来はない。
〇230609 今日のBD
VOYAGERS 外盤
2022 米チェコルーマニア英
総合90点 画質 90点 音質 90点
監督 Neil Burger
出演 タイ・シェリダン、 リリー=ローズ・デップ、 フィオン・ホワイトヘッド、 コリン・ファレル 他
日本版は、Voyagerになっているが、映画を見ればわかる通りVoyagersが正しい。
いや~、面白い。
英語のみだけど、全く平気。SFはこういうところが良いね。
植民調査に86年以上かけて宇宙航行をするコンセプト。
コールドスリープでもなく。ワープ航法でもなく。近光速航行でもなく。
SF作品では、古典的設定。
で、3世代かけて、地球と同じような環境の惑星へ向かう旅をする、というお話。
ネタバレ有りなので、気にする人は読み飛ばしてください。
宇宙船移民で、人間が生きて子孫を殖やして目的地を目指すために、必要なことは「秩序」。
ヒトが本能的に持っている、戦争、闘争、破壊、殺人の衝動をいかに抑えるか、が課題となる。
コリンファレルは、これまでの映画で巻き込まれ型、または自分が混乱を巻き起こす映画が多かったけど、今回は子供たちの守護者として、宇宙空間で死ぬのを前提で地球上から宇宙空間に至るまで子供たちの面倒を見るリチャード役。
ここに、タイシェリダン。レディプレーヤー1(2018)。ナイトウオッチャー(2020 原題 The Night Clerk)。などで名演。
ヒロインに、見たことのない女の子。眉毛に特徴のある、やけに目力のある存在感抜群の役柄。
調べると、Lily-Rose-Depp。そう、ジョニーデップの娘だった。
アナデアルマスほど妖艶ではない。そこはかとない弱さもない。先頭にたって戦う力強い女戦士の設定でもない。
ただ、お色気シーンでの露出は肩のみ。スポブラとホットパンツ着用。
地上訓練基地の建物を、そのまま宇宙船の内部として撮影する監督は抜かりがない。
ヒトの本能、衝動を抑えるのに「ブルー」と呼ばれる液体を毎日飲んでいた子供たち。
設定では30人の人工授精の赤ん坊を、赤ん坊から宇宙で生きていけるように訓練していく。
コリンファレルが、セラ(リリーローズ)に親愛の情を抱いて、肩を触る。
子供たちのリーダーにクリストファー(タイシェリダン)。本能の赴くまま派の親分にザック(ホワイトヘッド)。
ザックが、セラに恋心を抱いて、肩を触るリチャードに怒りを覚え、オス同士の競い合いとなってコリンファレル殺害、という最悪の結果を生んでしまう。それによって船内は、全員を巻き込んで生きるか死ぬかの戦いになっていく。果たして生き残ることはできるのか。
役名と俳優名がごっちゃになってしまっているのはご容赦ください。
こういうSFは良いね。
パッセンジャーズ(2016 ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット)と通ずる所もある。
古くは、ヴァンヴォークトの「宇宙船ビーグル号の冒険」というSF小説もある。
いろいろなテーマに挑むのがSF映画では、なくてはならない素養なのだった。
〇20230528 石川さゆりの話から
4月の末から、松花粉アレルギーで体調を悪くし、一か月たって、ようやくホームページ更新する意欲が出てきたおやぢです。
この一か月間。いろいろディスクを買いましたが、主には音楽CDでした。
レビューを書いている余裕がありませんので、写真だけ。
1980年代のPOPSのアルバムが、SACD化
どんな音かすごく楽しみ。
愛のコリーダ クインシージョンズ 定番マイケルジャクソン スリラー 切り込みような鋭さが減退している気がする。
初出時は、LD。長岡鉄男氏が絶賛。LDの音に慣れてしまっていたので、超低域が少し足りないか?音量で変わるか、試してみます。
こちらはCD
ジェフベックグループの1971-1972年ライブ ピンクフロイドの東京ライブ 1972年 多分MHK放送用?収録
キンクスですよ。ユーリアリーガットミーです。
楽しくなります!
ジャーニーのニールショーンの3枚組CD。2枚目にセパレートウエイズが入っています。
2Lディスク群
2Lは、カテドラル収録、宗教音楽的な収録が多い気がする。
はっきり言って宗教に関心が薄い人は、飽きる、かも。
ただし、録音は最高。
再生装置の限界を試してくるような録音である。
マニフィカトみたいなのが入ってると良いな~。 女の子の顔のジャケットがボーカル入っていそうな気がする。
〇20230423 音楽CD
AVじゃない音楽ものを紹介します。
ステレオサウンド 石川さゆり SACD 2ch
石川さゆりの歌を演歌とは全く別のアレンジで聴く。
ウイスキーはお好きでしょ。 うーん、良い。 最近酒をあまり飲んでないけど、ハイボールなんぞを作って飲みながら聴いても良いな。
昔は、酔っぱらうとLPを聴きたくなり、よせばよいのに聞いちゃう。すると、当然手が滑って、LPに傷をつけてしまう酒癖が悪いおやじだった。
今は、SACD、CDなので傷をつける心配は少し減ったけど。
持ち歌、天城越えが、ゴージャスなアレンジで、すごく良い。石川さゆりの歌うまを堪能できるディスクです。
残念なのはあまりに気持ちが良いので、あっという間に終わってしまう事。まあ、始めからプレイすればよいのですが、、、
徳永ゆうき CD 徳永がくる
3枚買ったのだけれど、青春の風を聴きたくこのタイトルを一番に聞いた。
絶妙なこぶし回し。嫌になる一歩手前、物足りないというには十分なこぶしがそこここにちりばめられている。
こういうのもあり、な一枚。
そこで、元祖歌謡曲こぶし回しの野口五郎ベストを。
野口五郎ベスト。
実は、徳永版の私鉄沿線がディスクでなかったために、オリジナルを入手した。
ところが、野口五郎、こぶし使いまくりで、残念な結果に。
こぶし(ビブラート)ばかりに耳が行って、肝心の歌詞の中身に耳が行かないのだ。
過ぎたるは及ばざるがごとし、とはこういう事か。
YMO 追悼 坂本龍一
LP マルチプライズ 中古 1980年盤
多分一番最初に聞いたのは、この後のライブ盤。ライディーンに衝撃を受けた。
1980年当時は、LPはハードロックしか買えず、他のジャンルは、レンタルレコードのカセットへのダビングのコレクションだった。
このLPは1990年~ハードオフとかブックオフで買い求めたもの。100円。
スネークマンショーの下りは入っていない。
盤面良好。今のシステムでCDクラスの音を奏でる。
LPも捨てがたいな~と聴くと思う。
YMOほぼ全種。 SACD リマスターものが多い。
SACDのリマスター物だが、総じて音が良い。もともと丁寧に作られた楽曲が多いYMO。
リマスタリングで、さらに音が良くなった。
ただ、アメリカ版とか、細野晴臣版とか、坂本龍一版とか、同じ曲が何度も出てくるのは、一粒で何度もおいしい商法に近いものがある?
しかし、それぞれに音が違うのも事実。アメリカ版は、音の作り方が違うのが聞き取れる。
なぞ、というか、編集・リマスターの過程がちがうのかわからないが。
ライブでも楽曲が崩れないのはさすがYMOです。
坂本龍一つながりで、坂本美雨
坂本美雨は今まで聞いたことがなかった。坂本龍一の死がなかったらおそらく聴いていなかったかもしれない。
母、矢野顕子がすごすぎる。1970年代に初めて矢野顕子の歌声を聞いたときは、ケイトブッシュの日本版か!?というような自由な歌い方に衝撃を受けた。
後に、うただひかるがファーストラブを歌った時の衝撃は、この二人に似ている。
ただ、オリジナリティと言うものを出そうという気持ちが少なく、良いことではあるが、自分の好きに、自由に歌っている。確かに矢野顕子に声質に似ているかもしれないが、そんなことは関係ねーとのびのびしているところが、長所なのかもしれない。
余談だが、東北の交通管制でおなじみの坂本みゆが、坂本と矢野の娘だとずっと思っていた私。実際、坂本美雨とみゆの違いが分かって良かった。
〇2023 4月
年度末、月末が重なり2,3月の更新ができませんでした。
この2か月、音楽ものの大量収集はありました。いろいろなところで聴いたアーチストの楽曲。
素晴らしいものが多く、数十年、短いものでも10年その楽曲に触れてこなかったアーチストのアルバムを収集しました。
鈴木重子 ボサノバ系イージーリスニング系
柴田淳 はまりました。
MS.OOJA 物まね系ですが、アレンジと声が素晴らしい。
他
追悼 ジェフベック ヤンハマーグループ
追悼 坂本龍一 YMO 坂本美雨
他
荒牧陽子
クレージーケンバンド
最新は徳永ゆうじ 演歌
ジャンル傾向としては、結果として昭和歌謡のリバイバルものが多かった。
お待たせの映像系は、
シン・ウルトラマン 4KUHD セット 4月12日発売 (Amazonは4月11日配達)
4KUHDディスクがおまけのような体裁。
こちらは、4KUHDディスクのみにして安くしてほしいのだ。
庵野と樋口監督が遊んで楽しんで作っているのがわかるショット満載。
長澤まさみちゅわわんのおみ足。 今回は、肘鉄の胸!も注目。
これは、ぜひサーチライトを使って見上げたい!
胸を張って肘鉄! 立体駐車所を蹴ろうと持ち上げたおみ足。
ヲタク職員のデスクは、ヲタクアイテムがずらり。庵野監督、遊んでいる。
ほぼなにが何か言い当てられる。
画質は、明るいリビングでのTV再生だと暗く感じる。
シアター再生が良いのかも。
画質 3840 HDR HEVC 80M 平均(少し高め)
音質 DTSHD 5.1 3.5M 平均
総合 95
ウルトラマン(シンゴジラそうだけど)はフルCG。CG技術が進化して可能になった。ウルトラマンのようなぬめぬめした感じのスーツは得手なのかも。半艶で透明感はあるけど実体もある人肌はいまだにCGは難しい。見たことのないものはCGにしても違和感が少ないのだ。
〇2023 2月
新盤フラッシュ 評価は個人的な感想です。好みかそうでないか、であって、撮影技術、音響効果、その他、映画の品質とは関係ありません。
他の人が見れば違う評価になることはある、というものです。笑ってみてください。
エルヴィス 80点
面白い。多少ラストがモヤモヤするけど、トムハンクスの名演技だからこそ。
大佐がとんでもないやつだ、嫌いだ、と感じさせるのが、それこそがこの映画のすごいところ。
エルビス役の俳優さんオースティン・バトラーは、3年位約作りに励んだそうだ 。
トムハンクスは特殊メイク+怪演ですごい。メイキングは必見。
ディープハウス 30点
撮影技術、効果はすごいのだろうけれど、もう一回見たいかと聞かれれば、いや、と答える作品。
アキラとあきら 80点
WOWOW作品なので、あちゃー!と思った。実は、WOWOWのドラマは面白くない。
池井戸潤の原作でも、TBSと比べると格段の差がある。
今回は、池井戸潤の原作だ。
だが、なんとTBSの手法を取り入れ(月、太陽など)ストーリーも適度な省略、時間短縮でもたもたしない。
WOWOWはどうしても横綱相撲となることが多いのだが、今回はドラマ作りに徹して良い結果をもたらしたようだ。
キングダム2 80点
日本映画の活劇としてみると面白い。
日本刀を使う、時代劇、やくざ映画と比較するのも何だが、気になるのは、中国の刀は、西洋の剣と同じく、突く、刺す、のが基本。
日本刀のように切り裂く、と言う使い方は基本しないはず。ところが、キングダム2では、切り裂く、なめて切るという表現が随所に。
日本映画のスタッフが、刀はこうだ、と変えたのかもしれない。
アニメ原作は、見るたびにはまるほど面白いもの。
実写映画で、こういう作りをしていると、終わりが全く見えないし、俳優さんたちの年老いる方が早い感じのアニメ原作だ。(漫画原作は未見)
大沢たかおのおおき将軍がすごい。謄役要潤もよい。とにかく似せているのだが、そっくりに見えてくる不思議。面白い。
今回は、清野菜奈が新キャラで登場。難しい役どころをなんとか演じている。
いずれにせよ、次が楽しみなつくり。寅さん化するのか!?キングダム。
〇20230110 今日の到着ディスク
野良猫ボブ
野良猫ボブ 邦題 ボブと言う名の猫 アマゾンUSA
薬剤依存のミュージシャンが、野良猫に出会ったことから、薬剤断に成功。肩に猫を乗せて演奏することで人気がでて、本を出し、成功者となったノンフィクション的映画。
これだったら、もう一度猫を飼っても良いカナ、と思える出来で、新年心温まる映画第一号となりました。
4KUHD ディスク
切り裂きジャック
ハルク
これは、ジェニファー・コネリー特集用
ジェニファー・コネリーが美しい。
ウーマンキング 女おんな王
怖いもの見たさにぽちり。
アダプテイション
多分侵略SF
失われた都市
レンタルで借りて画質確認の上で、4K購入
サンドラブロックが天然ボケの演技(は天然?)
4Kアニメ
キャットウーマンの狩り
旧作 プスインブーツ
長靴を履いた猫 声がアントニオバンデラス
数を数えろ 邦題 サブウエイパニック
旧作だが、リマスターで面白そう。
旧作 親友の結婚式
ジュリアロバーツよりキャメロンディアス見たさに。
新作 エリッククラプトン ライブ コビド19で無観客で開催ライブの模様を収録。
☆ AURO3D視聴会のテキストディスク
ボブジェームス セックスするように感じろ
BGM的に聴く分には最高。リラックスできる円熟の演奏。
収録は、アトモス、AURO3D、LPCM2チャン。
特集で後程。
クライテリオン版
ムーンストラック
旧作 真夏のオリオン
WOWOWで放送。潜水艦映画だった。
どうして物語の初めが女の子の昔探求からなのだろう。日本の戦争映画てなつくり。
ストップモーション アニメ
ナイトメアビフォークリスマスの監督
ダコタファニング声
面白そうなのでぽちり
ノースマン
古代・中世ヨーロッパの戦闘がたまらなく好きな人にはぴったり、と英語版レヴューに書いてありました。
4Kアニメ
ハロウイーンの長い一日
上のキャットウーマンと合わせて観ようと画策。
今日の特撰ディスク
WALL-E 4KUHD クライテリオン版とノーマル4K版
クライテリオン版と、従来の4K版 なにがどう違うのか、対決。
近日紹介。 続く
☆ 2023年 本年も楽しいソフトをご紹介してまいります。
4KUHDメディアも、年末トップガンマーベリックで大作の締めとなりました。
新作の4KUHD版は主流ですが、未だにHD版ブルーレイディスクは発売され続けています。
DVDまでコンボになっているバージョンもある。
世の中、DVD<BD<UHDBDの世代交代が進みません。
逆に、DVD-A(はとっくに)、SACDマルチなどのメディアは瀕死の状態です。
時折SACDのリマスターなどが出るときは良いのです。
映画もそうですが、音楽はCDレベル(44.1k 16ビット)をハイレゾと称し、ストリーミング配信。
さらにFLAC、WAVなどの形式で本格ハイレゾ配信、ファイル再生の流れが出来つつあります。
映画は、アマゾンプライムビデオで、HDで配信が可能。
日本では、シン・エヴァンゲリヲン、シン・ウルトラマンが、ディスクメディアにならず、アマゾンの配信のみ。それも無料でした。
私は、4KUHDでシンエヴァンゲリヲンを見たい口ですし、4Kシン・ウルトラマンで、長澤まさみちゅわわんのおみ足を堪能したい。見えるはずのパンツを見てみたい。(見えないけど)
そんな中、ディスクメディアの他の放送(4KWOWOW)、配信ものについても今後取り上げてまいります。
結論ですが、画質音質は
BSデジタル < NHKBS < HDBD < BS4K 音声除く 音声はBDの方が上 < 4KIHDディスク
転送レートの関係と、音声フォーマットの制限のために、どんなに頑張っても、放送物はディスクメディアに勝てません。
この辺は、特集を組んでじっくりと検証していきたいものです。
今でも、HDメディアと、4K放送、4KUHDの比較は時々やっています。
4K マイフェアレディ。 4Kウエストサイド物語。 など、4KUHDタイトルが出ているものは比較しやすいですが、結果はディスクメディアの圧勝でした。
そんなこんなのVSものも、やっていきます。
では、本年もよろしくお願いします。