○201407
7月初旬の落雷によりチャージ動作がおかしくなり、バッテリ充電の赤、青のどちらも点灯しなくなった。修理に出す。2014年8月。
画像
よほどのことがないとトップカバーは外さないので、貴重な画像。
左右のバッテリーと思われるもの。これは後ほど、汎用性のある松下のバッテリーに変更されているはず。
ボリュームコントロール
クリスタルセミコンダクター社製の特製デバイスCS3310
このデバイスは信号がリファレンスグラウンドに入り込むことがなく、ノイズの点で格段に優れているという特長を持つ。このボリュームの採用により音楽信号を減衰するにつれてノイズの割合が増加するのを防いでいます。これは、ミュート機能と2機の独立したアナログオーディオチャンネルを備えた16ピンSOICパッケージのボリュームコントロールによるもので、オーディオ周波数帯域においてTHDを0.0007%に、ノイズ総和を10μVに抑えています。
操作部
マイクロコンピューターによるデジタルコントロールを採用。
コヒレンスでは命令信号によって操作した際にだけコンピューターが動作するよう設計。操作を終えるとすぐにスリープモードに入る。
入力ゲイン設定
コヒレンスは入力ゲインを±20dBの範囲でプリセット可能。
一旦そのチャンネルでセットすると、ゲイン、極性、左右レベル、インピーダンス等が記憶され、電源を外すか新たな変更をしない限りその記憶を維持する。
入力端子
7系統。また、バイパスチャンネル1系統を備える。
入出力
ターミネートスイッチによってインピーダンスを高/低インピーダンスと選択でき、ケーブルにマッチした音質が楽しめます。
コヒレンスの入出力ローインピーダンス機能はプロ仕様の超精密ニッケルコアトランスによって完全マッチを計っています。しかもハイレベル入力に備えて大コア仕様となっており、超低域反応のロールオフと飽和歪の問題を解決しています。さらに従来のトランスの問題点であった周波数帯域を0.5Hz〜180kHzというスーパーワイドパスバンドとしています。
このトランスはコンピューターと超精密加工、正確な巻線コントロールによって実現したもので、ミューメタル3重構造の一体成型ケースに封入することで外部からの磁気の影響を排除しています。この精密トランスによってソース側のデジタル高周波ノイズを分離し、さらにグランド処理を解決しています。
電源
電源部はバッテリー方式による完全DC電源。
バッテリーの寿命がある限りAC電源はシャットアウト。バッテリーが充電必要レベルまで下がると充電管理回路が働いてACモードとなり、同時にバッテリーを充電開始。この動作は全て自動的に充電管理コンピュータで判断して命令する。この回路も一旦命令を行うとスリープモードとなるため、デジタルノイズの心配はない。
通常はフル充電の状態で約8時間のピュアDCオペレーションが可能。なお、手動による強制AC/DC電源変換も可能。
シャーシ
シャーシはパワーサプライ、プリアンプとも厚さ9mmの6061ジュラルミンブロックからの削り出し。さらに内部は8個の小部屋に分けることで強度を高めると共に各小部屋間での内部干渉を排除。この強固なシャーシによって微細な振動や共振による信号への悪影響を徹底して排除。
また、プリアンプ部は片チャンネルにつき3つのモジュールで構成されており、一個一個がハードアルミ削り出しのケースに格納。
また、ケース自体はソルボタンを介してシャーシの専用小部屋に格納されるように取付。
リモコン
フロントパネルの操作部が取り外すことができ、そのままリモートコントローラーとなる。
このリモコン部はオプションでRFによる無線リモコンとなる。標準装備は赤外線による無線簡易リモコンが付属。
2011年12月
IKシアターで、センター、SW用に使用していたコヒレンス。IKシアターではフロント、リアはコヒUであり、センターがコヒ1だったのだ。
シナジーに比べ、入力端子が多いが、すべてXLR端子である。
電源部。バッテリーはあと一年は持つはず、とIK氏。コヒUの電源、コントロール部接続ケーブルがゴム部崩壊をしていたが、そのケーブルをこのセットに持ってきている。近日販売店Sから良品がくるはず。ということだった。