DAT 1000



○ 1000    DAT   1989年2月発売  650000円

 メカは、三協精機に依頼して製造してもらった。独特のテープガイドのために、テープ記録波形を出すのが非常に難しかった。
 そのため、三協精機は、以後の製造を拒否してしてしまった。通常テープガイドで、ヘッドドラムにテープを押し付ける方法がとられているが、ナカミチのDATメカは、ふんわりとかぶさるようにドラムに巻きつくのである。テープガイドで押し付けないのは、テープとヘッドのトレース角度がローディングのたびに変わらない、というメリット追求したものだが、逆に、ドラムに対しての密着性が劣る結果になったのである。
 FASTと呼ばれたDATメカ。メカのリールメカニズムの中のチップコンデンサーの耐久性がおとり、高価な製品であったが、メカ自体が無く修理ができないという事態になってしまった。買っていただいた皆さん、ごめんなさい。(何でオヤヂがあやまるんや)