plazakki202201-
〇20221203 Panzer wrecks 遺棄戦車とでもいうべき写真集
パンツアーレックス 毎号買っていたが、24号が最新刊。年初あたりから注文していたが物が入らず、7月にようやく入手できた。ホビーサーチ様ありがとうございます。
大戦末期のドイツ軍の遺棄された戦闘車両が掲載されている。
画像はホビサの紹介に載っているものだが、一番は、4号駆逐戦車L70 のセメントてんこ盛り車両か。
昔、タミヤの解説で見たような記憶があるが、実物がこんなにあるとは。少しでも防御力を高めようと前線でほどこした方策のひとつなのだろう。
4駆逐の前面装甲板は8センチ。パンターと同じなのだが、それでも90mm以上の砲弾だと貫徹される恐れがあったのだろう。パンターⅡは10㎝の前面装甲を予定していた。パンターGでも8センチのままだったのは、残念。それより4号戦車が、最終的にJ型車体上部前面装甲板が8センチであったが、履帯、4号戦車のそれと、T34のものまで活用していたのを考えると、前面装甲板は、型式更改時に増加させるべきだったかもしれない。しかし、当時は、余剰部品がゴマンとあったのだろう、パンターの転輪。4号戦車の転輪。3号戦車の起動輪など改良すべき時でも保持在庫を使っていたのは皆さまご存知の通り。
〇20220911 200分の1大和
200分の1 大和は箱がでかすぎて置く場所がここしかなかった。
ただ、6キロ位あるので地震で落ちると色々被害が拡大するかもなので、落下防止索を付ける予定。
私の模型人生でラジコンを除いて最高額のプラモです。
サイズもおそらく史上最大。
その構造体=船体は御覧の通り。
アルミ板の補強入り。
350分の1大和(田宮)でラジコン化した動画を見たが、主砲の旋回とレーダーの旋回を連動させていた。
また、4軸駆動のプロペラ推進。舵も動作する。
350分の1でありながら、ちゃんと喫水で浮かんでいた。全力走行すると船尾が沈むが、船首はどうどうと波を蹴立てて進む。
この200分の1大和もラジコン化したいな~。
走行はせずとも、各可動部分は動かしてみたい。
それと電飾も。
〇20220901 9月
気が付くと一年の半分をとうに折り返し、季節は秋の9月になってしまいました。
3月の地震があり、私の仕事がまたも3倍増になってしまう事態も、何とか半年で区切りを付けることができ、9カ月遅れで、昨年末の仕事を8月にやっていたのでした。
そんな事態なので、模型に時間を掛けることは全く不能。
オーディオビデオに関しては、受け身で楽しめるので、何とか寝ながら映画を見るという事は出来ましたが、機器のメンテナンスについてもはなはだ手を付けられない状態だったばかりか、メインのAVアンプ、リア用のパワーアンプが相次いで壊れる非常事態が重なり、とんでもない半年になっていたのでした。
模型については、ホビーサーチ様様。
一回の購入2万円以上で送料無料。新製品約3割引き。扱い品2万点以上というショップです。
ホビーサーチが無かったら、ミリタリー、自動車、SF関係のプラモデル新製品をコンスタントに入手出来なかったのです。
ホビーサーチ(略してホビサ)には直接言ってはいない(そのチャンスもない)けれど、本当にこの2年ありがとうございました!
アマゾンも広大な店舗規模で扱い品が数百万になると言われる中、ホビー関係も充実。ただ、中華の安物、模造品が多いので、購入するこちらもしっかりしていないといけません。
特に、最後の一品と言う品は、ほぼ転売、ぼろもうけのための品であり、手を出してはいけません。
AMAZON PRIME とマークがついていると安心してポチってしまいそうになるところを、適正価格であるかどうか、必ずチェックしなくてはならないのが、アマゾン(アマゾン沼、密林)。
ヨドバシも、必ず比較してチェックします。普通はアマゾンに軍配が上がるのですが、商品が季節性、流行性があるものは、アマゾンより安いものも時々出ますので要注意です。
ホビサは、アマゾン、ヨドバシの価格よりはすこし高めの場合が多いのですが、必ず手に入る、という事が評価高の理由です。
最近は、入荷数が絞られて来ており、アマゾンのような大口店舗にはたくさん数が行きますが、ホビサ(比較的に小規模)には、限定数量になってしまう台所事情があります。
モノクロームの200分の1 戦艦大和 のキットの場合。予約は出来たのですが、発売日に、入荷未定に切り替わりました。レヴューを見ると、来た!と言う声がありますので、予約順序の納品数量で届く人がいた、という事なのでしょう。
残念!と思っていたら、数週間後に突然入荷にステータスが変わり、即支払いで品が届きました。
この箱は、超でかく、たまたま55V の液晶TVの箱があったので、並べて置いたら、そのYV箱の幅と同じ幅でした。
つまり、でかい!
初めの商品画像は、この朝焼けを受けて航行する大和の雄姿なのですが、かなり珍しい配色だったので、上の箱絵に変更されたともいます。
私が死ぬ前までにこの大物を作れるでしょうか?
1960年代発売のニチモ200分の1大和は、いわき平のいいじまホビー、右手の奥の上方に永らく吊るしてありましたが、2022年8月にはあるのでしょうか?
店主飯島さんが数年前(2年前?)に亡くなり、現在は飯島さんの奥さん(故人)のいとこの女性が一人で営んでいる状態です。毎年お盆には存在確認に行っていたのですが、今年は行っていないのでした。
みんな高齢者になりますね~。
〇20220501 タミヤニュース わたしの傑作
に登場した人物が、私の身の回りに「仕事」で関係していました。
某事務用機器のメンテナンスのお仕事をしている彼がその人物でした。
私の事務所がプラモデルの物置状態になっているのをみて、彼からこう切り出しました。
調べてみると、確かに、彼の記事が掲載されていました。
山卓さんの記事の裏ページでしたが、たしかに、ウオーターラインの空母の作例が掲載。
プラモデル好きが、私の身の回りにいること自体奇跡的な事でした!
作例の700分の1ウオーターラインの空母には、超絶技巧の張り線が作られていました。
氏曰く、現在は仕事しながらなので、ほぼ作品は完成させてはいないそうです。
話していると、キャプテンウルトラのシュピーゲル号の話になり、あれがこうカッコ良い。
撮影用プロップが福島県内某所に昔あって、それを見に行った、などなど、仕事そっちのけで模型談義に花が咲いたのでした。
これは、マルサンのプラモデルではなく、2000年代以降に製作されたガレージキットに近い製品。
元々マルサンのキットは、船体が分離しない、1号だけ外れるような製品だった気がします。
今、バンダイ辺りで、72のシュピーゲル号(分離ギミック付き)を出さないかな?
2022年のコーナーを始めるにあたって
昨年の総括をひとつ
2021年7月-9月のヤフオクの戦い~ヤフオク沼の時期を終了し、2022年の最近はようやく落ち着きました。
初期のヤフオクの戦い期。
初めは、ブロンコ、トラぺ、タコム、モン、ドラゴンなどの高額商品をヤフオク店から購入していたものです。
そしてミリタリー物を一巡したあと、珍品、プレミア品、旧品。アニメ、怪獣、特撮ものに手を出してしまいました。
それが、
ヤフオク沼2019
です。
一番高額入札品は、イマイのゼロX号。
それから、サンダーバート、キャプテンスカーレット、謎の円盤UFOなどITCもの。
怪獣ものなど。
メーカーでいえば、今井科学(イマイ)、ブルマアク、マルサン、など昭和初期のメーカーから、日東、ミドリ、バンダイ、、、
などなど。
このサンダーバードなどITCのSF物に至り、ヤフオク沼は魑魅魍魎の世界と化します。
商品知識が伴わない場合、痛い目に会う、と言う経験をします。
勉強代と考えるにはかなり高額。いや、高額だから勉強代と捉えるべきものなのかもしれません。
①
1967年発売 1200円
2021年9月のオークションでは、1967年オリジナル品が出品されて「祭り」が発生。
私も10万円超の値を入札。
しかし、最終的についていけず脱落。最終136000円位で終了したはず。
その後、失意の中、ヤフオクで別のZERO-X号が出品されました。
それはオリジナル品ではなく、2007年頃の復刻版品でした。
。
それまで、イマイのZEROX号は、金型が紛失し再発売不能とされていました。
しかし、金型の図面が発見され、復刻機運が一気に高まりました。
クラウドファウンディングを経て、金型を新規に製作し、復刻版が2007年に発売されました。
当時と同じ金属パーツをセット。
限定4000個。
定価約2万円で発売されましたが、あっという間に完売。
それまでのオリジナル品の祭りで疲弊した私にとって、この復刻版の出品は、砂漠でオアシス的、かつ背水の陣で臨むべきオークションとなりました。
複数出品されていたZEROX号オークションの中には、当時の雑誌記事の冊子をつけたものもありました。
中古ショップのヤフオク店、個人の出品がありました。いずれも内容を良く見ないといけませんが、どの出品者も非常に丁寧に商品説明をしてありましたので、ある意味、資金力の戦いになったわけです。
復刻版価格が2万円であったのですが、オークションの暗黙の着地地点は、約4万円位。
結果、私は念願のZERO-Xを入手することができたのでした。
モーター走行は外しても良いから、映画サンダーバーズアーゴー!の冒頭。ZERO-X号の組み立てシークエンスのシーンの再現。探検車の車両としての工作・改造を計画しています。
夢が膨らむ1960年代ITCもののプラモデル。(by イマイ、のちバンダイ)
②
サンダーバード6号が大きく書かれたポップが目立ったので、これをサンダーバード6号と勘違いしたキッズが多数いた?
正解はスカイシップ1です。でも、この小松崎画伯の箱絵、スカイシップワンに「6」とでかでかと書かれていますね~。 (^^)
原子力飛行船です。
サンダーバード6号は、飛び立っている複葉機です。(タイガーモス号と言います。)
オークションは玉石混交。
良く商品写真を確認しないといけませんでした。
オリジナルの美品は価格が高めですが、ゼロXほど高額ではありません。
これも再発売品(モーター走行外しのディスプレイモデル)は比較的安価です。
走るタイプ設計なので作る場合は改造が必要です。
③
キャプテンスカーレットは人気が出ず、途中打ち切りになったような番組でした。
最近BDボックスを買いましたが、なかなか落ちがつけられないストーリー。
目に見えない敵、というのは受け入れにくい設定だったのだろうと推測します。
これに懲りたITCは、人形をやめ、実写版「謎の円盤UFO」(1970)に舵を切ることになったのです。
謎の円盤UFOは、資金がショートしてはっきりとした結末を描けないまま番組は終了。これも、最近BDボックスで確認しました。
こんがらがるのは、英国制作順、英国放送順、日本放送順がそれぞれ異なることです。
もともとの最終回が、結末を描けないままだったからこのような放送になったとは考えられますが、子供にはさらに難しい事態でした。
さてこのクラウドベース。
イマイの造形は、長方形なのですが、実際の撮影プロップは長方形2枚を合わせた正方形に近い巨大なモノ。
研究サイトに依れば、縦横2mを超えるプロップの写真が残されています。
巨大なセットだったので、クラウドベースを使用するシーンをまとめて撮影。火災、爆発シーン用に数種類サイズの違うプロップを制作。
で、その撮影を終えた後は、解体してしまった、とあります。
クラウドベース研究サイトからの頂き物。
この外形を、おそらく当時のイマイは入手していなかったと思われます。
プラモデルはかたちがまるで違います。改造は必要です。
TVドラマ撮影シーン。
人とプロップの比較用。
上記ITC特撮関係のプラモデルのオークションにも値上げ屋が多数存在しました。
心身共に疲れ果てました。
ゼロX号で予算資金を使い果たし、2021年ヤフオク夏の戦いは終了しました。
ノスタルジーにとらわれて旧品に入札しましたが、ヤフオクで二度とこのようなアイテムに手を出すことは無いと思います。
その手間暇があれば自作すれば良いじゃん、と言うことです。
単にノスタルジー充足のためにストックするのが目的の人もいれば、私の様に作っては爆発、破壊しても構わない、という作ってなんぼのモデラ―もいると思います。(40年作って無いけど)