plazakki2023
〇2023年 模型総論 20230604
2021年福島沖大地震から始まったプラモデル再始動から2年
2022年北京オリンピック終了に合わせて、ロシアがウクライナに戦争を仕掛けた。ロシアウクライナ戦争の始まりだった。
戦争は、ロシアが意図した短期決戦では終わらなかった。
長引くと、西欧、特にNATO諸国が支援し、ウクライナに兵器を融通するようになる。
2023年 ロシアウクライナ戦争により、エネルギー供給に不透明感が出て、石油の価格が高騰。
それ以前に、某中華の世界制覇の野望による、各国電子デバイス工場の破壊が進行。世界でのデバイス生産に遅延が出る中、中華での電子デバイスの輸出増加。これにより世界を支配しようとしている戦略に、米、欧、日ははまってしまった。
折しも、米大統領が暴れん坊トランプから、穏健派売電に変わってしまい、口だけでも中華に対抗する勢力がいなくなってしまった。
そんなこんなで、中華関係の輸入プラモデルは、価格が急騰。
ドラゴン、ホビーボス、ブロンコは数年以上前から、最近は、タコム、ライフィールド、それにトランぺッター(韓国だが)など、日本人をバカにしているのか、と言う価格設定をするようになった。
戦車一個が8000円とか、インテリア付きで12000円とか。
日本のメーカーは、例えばタミヤは南方に工場を移設。何とか、戦車一個5000円以下に抑えているが、この露烏戦争でいつまで続くか。
田宮俊一社長も高齢だし。
ハセガワ、アオシマ、フジミ、は頑張っているが、ハセガワのフィギュア付きセット販売でなんとか、アオシマ、フジミは存続するのが精いっぱいの感じがしてならない。
この4社には、地道に頑張ってもらって、ガンダムをはじめ、アニメと合体しているバンダイに牽引役をやってもらって、この危機を乗り越えて行って欲しい。
バンダイは、ガンダムのプラモをはじめとしてアニメフィギュアでの金型技術の向上が圧倒的に進んでいる。
若いスタッフが新しい気持ちで開発するので、既存の技術者を範にしながら、その先を実践できるのだろう。
以前は、ニチモ、日東、イマイ(今井科学)、ミドリ(緑商会)、マルザン(マルサン)、などなどいくつもメーカーがあったが、淘汰されてしまった。
売れているプラモデルが、ガンダムモノばかり、と言うのは、模型雑誌を見ればわかる。
模型誌老舗のホビージャパンは、いつの頃からか、ガンダム本になってしまった。
モデルアートは堅実に。
モデルグラフィックスからのアーマーモデリング、そしてスケールアビエーション(大日本絵画)は元気。
ミリタリー関係専門で、アーマーモデリングが出た時、私は相当感動し毎号購入。編集長が土井さんから変わって、確か188号まで全巻そろえていた。
編集者が変わると、購読意欲もなくなり、全巻セットで売ってしまった。
金子氏が、自分の作りたい模型雑誌を作る!と言って「パンツアーグラフ!」を創刊。
大きな写真、グラフィックを重視した編集はすごかったが、金がかかりすぎ。こちらは18号で終了してしまった。これも全巻揃えてある。
写真集、戦車本は、1960年~1970年代は、文林堂の戦車本。
サンケイ出版の戦争本。
戦車マガジン社の写真集。
1970年代は、この3種くらいしか、資料はなかった。
この当時は、ホビージャパン一誌か。
タミヤの資料本はそんな中貴重ではあった。
1980年代にモデルグラフィックスが出たときは、その自由さが面白かった。これは、現在も続いていて、モデルグラフィックス誌は楽しんでプラモデルを作っている、そういう編集を通している。
アーマーモデリングは、ガルパンが出たときでも、硬派が多く、GIジェーンをヌードにしたフィギュアを掲載したら、異論反論噴出。
その頃スケビは、ノーズアートと称しエロい女の子のグラビアをバンバン載せていた。
私は、女の子フィギュアも別に有りなんじゃね?と思っていた方だが、硬派の皆さんが多かったようで、しばらく女の子フィギュアの話は無くなってしまった。
それがそれが、長谷川がギャルフィギュアを自動車他にセットして販売。ガルパンで女の子とミリタリーは別に違和感ないよ、という世代が多くなっていたので、ハセガワ商法はヒット。
マツダコスモスポーツには、ウルトラマン関係の女子フィギュアをセットしてバカ売れ。
ポインターには、ひし美ゆり子に寄せたフィギュアをセットして、これもバカ売れ。
仮面ライダースナックのカードを抜き取って本体は捨てて社会問題になったのに似て、フィギュアを外した模型をヤクオクに出し人も多く現れた。
で、結局、アーマーモデリングも、東雲ちゃんというグラマーモデラ―の登場で、アーマーモデリング誌でもギャルグラビアOKという流れができてしまった。(それまでも模型女子はいたのだけれど、グラビアにできるほど、ではなかった、、、)
ぜひ、東雲ちゃんには、GIジェーン、いや、自分の3DスキャンのエロGIジェーンフィギュアを作ってほしいものだ。おじさんはそれを待っている。
話がそれてしまった。
東欧、ロシア、ウクライナの模型メーカーは、大変だ。
でも、それぞれ何とか製品を作って輸出している。
中華の高価格商品は買わず、ウクライナ製品を応援しよう。
ちなみに、私はドラゴンが高くなってから、どのメーカーでも、一個8千円を超えるような高額商品は、買わないことにしている。
それがなくても、過去50年分のストックで十分だから。
タミヤを応援しよう! (^^)
片付けをしていたら、こんなのが出てきた。
第9回キディランド プラモデルコンテスト 参加賞?
いわき平に大黒屋があって、そこにキディランドが入っていた。大黒屋は1970年竣工。
キディランドの担当は櫻井さん(御兄弟だった)。ミリタリー、プラモデル大好きな珍しい人で、そこの展示模型を、当時の友人松本君とともに作っていたものだ。
1973-1975の間に、ニチモⅣ号戦車F2 型(G型)の砲身が短くてカッコ悪かったので、H型以降の口径長相当約1センチ伸ばし。ニチモの起動輪が余りにも似ていない代物だったので、タミヤⅢ号戦車の起動輪とキャタピラーに替えて、3色迷彩で出品。
櫻井さんが猛プッシュしてくれて、高評価で全国表彰へ行くことに。
キディランドの本社、池袋パルコまで表彰式に行った。
その時のプレゼンターは、牟田貞三氏。いわき平の田舎者中学生が有名人に直にあったりして異常に緊張したのを覚えている。
その時の参加者の集合写真があればよかったのだが、ない。
年齢的には金子氏あたりと出くわしていてもおかしくなかったが、覚えていないのだから仕方がない。
このアルミスケール。長さが中途半端に短い。
温度計がついている。気温26℃だったが、パソコンに乗せて写真撮影している間に28℃に変わっていた。ちゃんと動作するのだな。約50年前の物なのに。
平の実家には、この時のトロフィーがあった気がするが、不明。
この記事を見て、俺もその場にいたよ、という方がいたら、連絡先までメールいただけると幸いです。