plazakki202501


○20250104   プラモデルの周辺  世相と新製品

 2024年はプラモデル高額化が進んだ年でした。
 元々10年~5、6年前からドラゴンの価格がエライことになっていたのですが、この2年はその傾向が定着。
 タコム、ライフィールド、モンなど1万円の品を平気で作ってくる。
 こちらはその対抗策として6千円以上の品は買わない、と決めていた。
 
 田宮も5000円以上の新製品を出さないように企業努力を続けている。
 (フィリピンに2023年10月新工場を竣工。)

 ガンダムバンダイはその技術力をさらに高め、若いスタッフと共に新ガンダム(ロボット模型)で前進を続けている。
 
 3Dプリンターが普及して、細かい部品、戦車履帯など3Dプリンタならではの商品が多数発売された。
 レジン性質とプリント技術が改良され、プリント時の積層段差が解消される製品も続々発売されている。

 さて2025年はどうなるか。
 1973年オイルショック時の価格高騰をご存知の方は60歳以上になっているでしょう。 
 それに近い値上げがプラモデル界にも起こっている現代。
 日本経済が不安定だし、中東産油国周辺の政情も不安定だ。イスラエルは戦争ばかり起こしている。
 イスラム急進派も暗躍。
 アメリカでは暴れん坊トランプ氏が再び大統領に(2025年1月20日~)就任する。
 
 ロシア、中国+北の独裁者は悪(赤)の枢軸を結成。世界に紛争戦争をばら撒いている。
 

 プラモデルメーカー
 ウクライナ  
 ICM ミニアート MB(マスターボックス)

 3社とも新製品鋭意開発、発売している。皆でウクライナ応援しようキャンペーンも効いていると思う。

 
 対して
 ロシア  
 ズベズダ アランホビー イースタンエクスプレス マケット など
 
 戦争が始まってからはロシア製品輸入はズベズダ位?
 対してウクライナメーカー物は「ブレイブウクライナ」を標榜したミリタリー製品を出し続けている。
 MBのフィギュアなどは悲壮感よりは俺たちは闘うぜ!という感じのモノが多い気がする。
 タミヤも最新のレオⅡA7Vまで出してくる時代。
 A6ですら最新すぎて軍事機密扱いだったものだ。
 戦争物は売れる、という事だろうか。
 現在主流のドローンではプラモデル売れないので戦車ものを出すのは仕方がないことだろう。


 映画トップガン2で、F14は退役しているのでまだしも、F35とかロシアのステルス第3世代機はデータが無く、CGのでっち上げで作った。
 F18はスーパーホーネットをギリギリで使わしてもらっている。ただ実機搭乗の空中戦撮影はナビ席の撮影。
 トムクルーズはパイロット設定なのだが、実機にこだわったトムが座るのがナビ席(後席)なのはご愛敬。

 CG戦闘機要らないから、なんちゃって実機でやってほしかった。

 対してロシアの映画。
 2022年侵攻以降、実際の映画は日本に輸入されているのだろうか?
 香港を飲み込んだ中国のJチェン映画は傀儡映画に成り下がって国威高揚、朱子学上等を喧伝している。
 中華、朝鮮の映画は朱子学にむしばまれているというか人間のベースが朱子学という思想(世界観)なので、何を見てもつまらない。
 特に最近の中国映画は余りある金を武器に綺麗なCG特撮を使って何事も中華最高、中華は世界の中心、子供も優秀で間違った事は絶対しないみたいな映画ばかり作っていて面白くない。

 ロシアはファンタジー映画やSF映画を多数つくっているがウクライナ侵攻している国というフィルターがかかると正当な評価は得られないだろう。

 中華は余りある金を映画界にもばら撒き、アメリカ映画でもディズニーでも資本参加するととたんにつまらない映画にしてしまう。
 MEGなどはその好例。Jステイタムお疲れ様だ。

 朱子学思想がこんなにも根深いのは歴史的に理解していかないといけない問題ではあるが、我々がその教義に染まることは必要ない。
 思想信仰はそこから生み出される文化的な作品に大きな影響を与えるという事。これが2025年にいきなり変化することは考えにくい。
 受け手の我々が賢く対応すべきなのだろう。