rv jyanai


○○じゃないですか。

と言われるとむっとする。話し手は、丁寧な同意を求めているつもりらしい。ところがどう考えても同意を求めるという文意ではない。

 類似の表現例

 じゃないか!      感嘆の表現。
 じゃないでしょう。    否定の推定。
 じゃないでしょうか?  自分の意見について同意を求める。
 じゃない。        否定。
 じゃないです。     否定の丁寧語尾。
 じゃないですか?   否定の丁寧語尾だが、このつながりで疑問形にはならない。
 
 じゃないか!の丁寧形で、「ないか」を「ないですか」にかえたものか?

 では、どうなるか。

じゃないですかの端的な意味は。
 
「断定的な自分の考えの押し付け」と取られても仕方がないのだ。

 「じゃないですか」は「こう思うんだけど、俺の考えは正しいだろ?おらおら。」という押し付けなのだ。
 こんな日本語使うべきじゃない。

 意味がわからない、新語を作って話したいことをさらにごまかすのは、良くない使い方です。

 一般の公共放送で、この言葉は使用しないで欲しい。
 オーディオ、音楽に造詣が深い、小倉氏も連用しているのが残念だ。 (20080709)

 ではどのような言い方がふさわしいのか。

 じゃないですか。  →  ではありませんか。  自発的意見の発意。
             →  ですよね。        同意の共有。
            
 と言えばよいのだ。アナウンサー、教師など皆さんの前で発言する方は、じゃないですかを使うのを止めましょう!!

2013年最近は、

私って、、、、じゃないですか?

という話方に反応する方がいることがわかってきました。
問題な日本語にも、このフレーズは取り上げられているが、私って、、、が無くても、問題な話し方なのだ。