SL2100 & HR-W5


SL2100 B(下段)  ソニー 1988年  売価18万円
ベータ最後の新開発機。ベータハイファイの音声部分周辺の映像帯域をくし型フィルターで掬い取ることにより、高画質を実現。
ベータハイファイでも、切れのある画質を実現した。
ベータハイファイ前のきれのある画質に非常に近くなった。
購入当時、BSチューナー内蔵型が普及していたのにもかかわらず、BSチューナー非内蔵の本機は、ポジション的に難しかった。
これが壊れたら、家のベータもおわりか?

W5  上段  ビクター  2001年  売価35万円
バースバンドでハイビジョンを録画できる優れもの。今となっては、アナログのハイビジョンがなくなったので、本機の性能を発揮する機会は失われた。
しかし、通常録画でもSDモード記録すると、3倍モードの速度で、標準以上の画質で記録できる。
しかし、わざわざ高価なW対応テープを買う気もないし、売ってもないのでSVHS記録に使っている。これでも、最近のぺらぺらの新機種に比べると非常に良い画質である。

よりぺらぺらのデジタルハイビジョンDVHSデッキが、ハイビジョンをかくもきれいに録画する現実を見ると、デジタル技術のすごさに畏敬の念を抱いた。