SFとはなにか。
「まっ、いいじゃん。」が基本。何でもありなのである。SFとはそういふものである。
狭義には、「science fiction」「scientific fiction」の略といわれる。
メディアは問わないというのが最近の流れだ。
昔は、小説=活字媒体しかなかったからそういう言われ方もあった。近年、画像=アニメーション、映画、テレビ、マンガなどの媒体、また、音情報=ラジオなどでも提供される。
最近では、sci-fi science fiction で、サイファイと読むのが流行らしい。(AVアンプのサラウンドモードではサイファイになっているのですね)
SFを表現するのは何でもいいということになると、音楽、ゲーム、何でもSFということになってくる。それが広義のSFである。現在で言えば、宇宙船が出てくればSF。という図式だが怪獣だってSFだし「救急戦隊ゴーゴーファイブ」だって混ぜてもいいかもしれない。
しかしあくまで現実の構成要素(科学、数学、物理学)の延長上で未来または過去などの世界を描くのがSFですので、魔法使いが出てきたり呪文が出てきたりするジャンルは除くのが基本です。
まあ混ぜちゃう人もいますが。
この辺はおやぢはJPホーガン先生の論に賛成です。
ハードSFの巨頭JPホーガン先生も手の先から火花がほとばしったり意識が具現化する作品を書いていますが、その冒頭に「私はいわゆる魔法物語はSFとは思わない。だがわたしが魔法の世界を書くとするならこの作品のような科学、物理法則内の話になるだろう。」(内なる宇宙、早川SF文庫)と書いています。