zakki0811-0812
○ 20081231
今年は、BDレコーダーがあるので、国民的某歌番組も録画できる。ジルベスタコンサートも多重録画できる。
というわけで、年賀状作成に取り組むことが出来ています。
昨年2007年は、HD元年と言うことで、HD画像と、HD音声の革新の年でした。2008年は、その充実期であった、ということでしょうか。しかしながら、DVD-Aのメーカー撤退。国内オーディオメーカーの縮小、合併などが相次ぎ、業界自体が疲弊し、趣味としてのオーディオビデオが、質の追求について「一回休み」と言う感じが強かった1年ではなかったか。大衆迎合の家電と、趣味の世界のAVの境界が揺れて、メーカーもどちらにいればよいのか、ということを自問した年であったように見える。2009年は、HD画像、音声の更なる発展を祈念していきたい。
さて、おやぢのAVルームも、ケーブル類の手配が一段落と言う状態となり、今後は、BDプレーヤーのグレードアップか、というところ。今年の目玉であった、パイオニアの高級機種LX91。HDオーディオのアナログマルチ出力付、というものが魅力ではあった。今後、中古など出始めたら改めてチェックすることになるかな?現段階では、出画までの時間が掛かりすぎるので即決、ということにはならない。
デノンの2500BTは、高精細、クールな画調ですこぶるHD的な画質です。音声も、HDMIとデコーダーであるAVアンプに依存してしまいますが、かなりの高性能。HDについては、BDレコーダーの自己録再よりも、再生を2500BTに任せた方がはるかに良い結果を見せます。
AVCRECについては、PS3が、AVCRECの多チャンネル録音が再生できないのが玉に傷。AVCRECの2CH固定録音はOKなのです。この辺は、PS3のバージョンアップで対応して欲しいもの。BDソフトでも実証済みのHDの圧縮モノAVCは長時間録画なのに、高画質を実現しています。パイレーツオブカリビアンシリーズなどはそのAVC高画質の代表でしょう。それを、DVDにハイビジョン録画するのがAVCREC。これも、メディアの単価を考えると、高価なBDメディアの数分の1で済むDVD-Rに録画する意味では面白い部分です。AVCRECについては、2500BTは多チャンネルも再生可能です。
さてさて2009年はどんなAVが待っているのでしょうか?
良いお年をお迎えください。
○ 20081222
しばらく映画音楽などをかけっぱなしにしてエージングを進めたケーブル類。センターは声の雰囲気がよくなってきました。リア音声は、フロント、リアの音のつながりと、リア間の音場が立体感を伴っての再現が出てきました。この高さがすごいなあ、と感じます。カルダス、ゾウセカスなど押さえるところを押さえていくと、高さ、広がりが出てきます。音像の実体感が高まるのです。
IK氏からは、さらに魅力的なアイテムのお話はありましたが、現在事業収入が伸び悩んでいるところもあり、どんどん導入と言うわけにもまいりません。検討させてください。
DTC9.8には、J1Pのスペーサーを介し、HDMI端子上部を押さえるようにインゴットを載せてみました。HDMI端子部を押さえると良い結果が出るのですが、別の場所に置くと、音が抑えられてしまうことが判りました。なにか、PS3の重石位置のような繊細さですね。デジタルなのに不思議です。
この他、BDトランスポート2500BTにも、HDMI端子上部に小さな重石(LPのインシュレーター)を載せています。
○ 20081221 ニューアイテム
20日に会津坂下のIK氏が訪れた。いろいろアイテムを持ってきたのと、最近、いろいろな売り出しものがあったので、その打ち合わせもかねてと、コヒレンスの修理上がりの音質確認も兼ねての訪問でした。
諸般の事情で、IK氏のもとに放出品があり、そのうち、当AVルームには、ヘックスG5CのXLRケーブルと、参考として、プラズマドミナスとAETのパワーコードが来ました。こちらからは、ゴールドムンドのパワーケーブル、ナカミチ製品の数々の情報を提供しました。
当AVルームでは、リア側のプリパワー間のケーブルが、グレードアップの狭間にあり、ここしばらくは、IK氏からヘックスG5CのRCAケーブルを借用していたところでした。トランスポート-プリ、プリ-パワー間をカルダスのヘックスG5Cや、ゴールデンリファレンスに統一してくると、その響の調和が際立ってきます。一部に違う血が混じっていると違和感が出てしまうのです。
今回、ヘックスG5CXLRをリアのプリ-パワー間に導入してみると、その響の統一感が出てきて気持ちがよくなります。ただし、昨日はエージングが進んでいないこともあり、多少固めの再現です。これが2週間以上たつと、なじんできて良い音になっていく予感がします。
カルダスヘックスG5CXLRで接続のモデル8SP。
また、試聴用にPADのドミナス、AETパワーケーブルも持ってきてくれました。その際、センター音声の違和感に話題が行き、早速ドミナスをセンターのパワーアンプに入れてみることにしました。一聴して、違いが!!
声に幅が出てきます。(ボディを感じるともいいます。)これは良い!すると、直感的に、重石の鉄アレイを外したところ、これも大正解で、音の余韻、響がふくよかになり良好な結果に。ついでに、真空管上のカバーも外しました。これは、トランスの上に重石の鉄アレイを載せていたため、落下すると真空管が割れるとおもい、カバーを装着していたものです。びりつくので付けたくは無かったものでした。うーん、置くが深い。
これもまた、エージングで音がなじんでいくのでしょう。ドミナス、どうする?
ドミナスをつけたモノ真空管パワーアンプ、プロローグ6。
12月21日は、福島N社のオーディオ展示会でした。時間が少しあったのでのぞいてみました。
エソテリックのブースでは、X‐05という新トランスポートを見ました。
SACDプレーヤーなのですが、2CH出力しかありません。リアパネルには、アナログ2CH(RCA、XLR)、デジタル(同軸、光)出力のみ。マルチ出力用にUX-1にはついているi-link端子はついていません。端からマルチ再生は考えていないつくりです。担当のHさんいわく、「いまや、DVD−Aは撤退、SACDもマルチの新譜が激減しています。2CHで十分だ、という市場があるのですね。」との話。これはいかがなものか。
マルチはすごい。すばらしい規格であるのだから、今後も進展していって欲しいもの。
パイオニアのブースで、高級BDプレーヤーLX91を見た。
LX70、80から、ディスク挿入、再生までの時間は余り短縮されてはいないようだ。ストップウオッチを使用したわけではないが、明らかにいらいらする。ゲーム機のPS3で即再生が実現できているのだから、ゲームを除いたプレーヤーだったらもっとがんばって速く出来そうな気がするが、パイオニア担当者は「開発では、再生までの時間短縮より、再生画質を重要視している」との発言。トロイ操作性は、購入意欲を著しくスポイルすることをわかっていない。
プレーヤーとしては、北米仕様のBD1から見てきたが、確かに、多少ぬめっとした(よく言えば瑞々しい+滑らかな)画質は、映画画質で良好ではありました。しかし、ディスクを入れてから再生するまでの時間がいかんせん長すぎ。
それは国内モデルLX70、80でも変わりませんでした。今回、フラッグシップモデルLX91を触ってみましたが、少しは速くなっていたかもしれませんが、おそいなあ、と感じるものでした。デモディスクが白黒のものだったのと、時間が無かったので、画質はよくわかりませんでした。リアパネルには、RCAマルチアナログ出力、BNCのコンポーネント出力、HDMI出力2系統、など必要十分な端子が装備されていました。
これを導入すれば、DTC9.8はいらない?
というわけにも行かないのですね。AVのセレクターとしての機能が必要不可欠になっている(BSデジタルのAACデコードが必要)ので、DTC9.8が不要になるわけではないでしょう。でも、アナログ出力ダイレクト‐マルチプリ接続も魅力だなあ。
他のブースもいろいろ展示・音出ししていましたが、イベントホールでのセッティングでまともな音が出るわけが無いので、あまり参考にしないようにしています。(一部、真剣に聞き入っている人もいたのですが)
○ 20081220 バッテリ交換
バッテリーを交換したコヒレンスは、確かに音がのびのびとして良い音になってました。
修理を機会に、各端子をクラモリンの接点復活剤で磨いたことも影響しているかもしれません。バランス端子のピンは、なぜか結構汚れます。それだけ電気が、流れているのでしょうね。
音の広がりもよりワイドになり、2CHのディスクもかなりな音場の広がりです。
今日はIK氏が、訪れることになっているので、エージングもかたがた鳴らしこみを行っています。
○ 20081219 コヒレンス
12月5日に発送、12月8日OB商事着(だろう)のコヒレンスがおととい17日届きました。実質10日の修理です。何という改善。以前MODEL9Tを出したときは半年掛かったのを考えるとびっくりです。
昨日自宅に搬入、開梱。室温に慣らすためそのまま放置。実際暖房が効いていないAVルームなので、これからセッティングの予定です。IK氏によれば、バッテリーを交換すると音がよくなる、ということです。本当かどうか楽しみです
DTC9.8をプリとして使っていましたが、やはりDVD-A、SACDマルチを聴く時に不満が出ます。なぜか、コヒレンスをスルーで使っている方が、音も良いような気がします。
B'Zのベストアルバム赤を聞きました。一曲目バッドコミュニケーションを聴いていたら、無性にレッドゼッペリンのフィジカルグラフィティを聴きたくなった。捜しついでに出てきたクイーンのアルバムジュエルズも聴いてみた。どちらも、今改めて聴いてみると良い録音であった。何しろ、レッドゼップもクイーンも、聴いてきたシステムが大昔のセパレートステレオ*であったりFMラジオであったりの時代のこと。現在のシステムで聞くと何と情報量の多いことか。
*床置き型。家具のようなこんな感じのものでした。
http://i135.photobucket.com/albums/q135/sunken55/ottom1.jpg
たしか家のは東芝のBOSTONというものだったと思う。画像のものは、トップにプレーヤーがあるが、家のセパレートステレオは中段にプレーヤーがついていた。スピンドルを替えるとオートチェンジャーになるという代物。スピンドルにLPをもう一枚セットしておくと、演奏終了後LPが降りてきて自動演奏するというギミックがついていました。これで、ビートルズの赤盤、青盤、レッドゼップ、パープル、などを聴いていたわけです。
○ 20081208 ソニーと酒
12月7日はおやぢの誕生日であったが、たまたま、母親の踊りの発表会でもあった。いわきの平市民会館が解体され文化交流会館が新たに作られました。アリオスというこのホールは、近代建築のかなり良いホールとして作られていました。席数が少ない。日本舞踊などに多用される袖(そで)がない、など問題続出での出航となりましたが、今回の踊りの発表会では、左手に袖が作られていました。今回のみなのか、恒久的な施設なのかは不明です。
PAはすごく良く、三味線、お囃子など極めてクリア。舞台で踊り手が床を踏み鳴らす音も抑制が聞いていて良い音です。楽屋側の通路、待機所、エレベーターホールなど吸音材充填、黒の壁紙など配慮が行き届いておりました。
観客席側方、後方にはQRDのディヒューザーのような音の拡散板が設置され、吸音と拡散のバランスが取られておりました。
入り口で受付をしていると、脇で振舞い酒を出していました。「ねのひ」と記された樽からの枡酒。すこし頂いて見るとこれが福島の酒とも、新潟の酒とも山形の酒とも違う、おいしい酒でした。樽酒、枡酒という気分もあるのでしょうが、それが気になり、お代わり。甘すぎず、アルコールきつ過ぎもせず、かといって、香りに逃げもせず、うまい酒です。
「ねのひ」のはっぴを着た担当者が、「この酒造メーカーは、ここに書いている通り、盛田なのです。あのソニー創設者盛田氏の実家なのです。名古屋の酒です。」
ねのひ、というネーミングには意味があるようですが、失念しました。
おお、あの盛田氏の実家の酒か!と、受け付けのひまな時間にお代わり。つまみも無い場所でしたが、おいしいお酒を頂きました。ソニー創始者を生み出した蔵元の酒で、いわきの音楽の殿堂と成り得るか、という場所にいられたことを感謝しつつ、お代わりを頂いていたおやぢでした。
○ 20081206 コヒレンス
コヒレンスのCHARGE表示LEDは通常AC状態ではFULLが点いている。今回はLOWが点灯しっぱなしで、動作がおかしくなったのだ。これは、充電してもしても、電池電圧が上がらない、ということ。バッテリの寿命は予測はしていましたがこのように唐突に来るとは思ってませんでした。
12月5日、OB商事と連絡を取り、発送しました。今回はどのくらいで戻ってくるのでしょうか?いやあ、箱詰め重量が52キロとなる梱包箱。毎度ながらジェフのアンプの箱詰め作業はきついものがありますね。
さて、フロントのプリアンプが無くなったので、DTC9.8をプリとして使うことにしました。
DTC9.8のセッティング
レッグにJ1Pのスペーサー。トップカバーに鉛インゴット3本。パワーコードは、アクロリンクのストレスフリー6Nコードからゴールデンリファレンス。
というものでしたが、IK氏のセッティングを見てきたのと、最近、パワーコードを替えたので、慣熟運転中でした。鉛は、重量級の低域を目指したものでしたが、高域のさらさら感、サラウンド感、精細な移動感などが減退していたのも事実でした。
それで、高域のシャープさを出そうと、TAOCのピンポイントシューを4個。J1Pスペーサーを外しました。また、鉛インゴットも外しました。低域の押し出し感は減退しましたが、高域のシャープさが出てきました。金属音や、さわさわした移動感の表現も少し向上。
インゴットを外し、すっきり。
TAOCのピンポイントシュー。3点にすると、ゾウセカスボードが変形しやすくなるので、4点にしてみた。
やはり、鉛インゴットは高域を殺していたのですね。同様の理由で、トランスポート2500BTの鉛インゴットも外しました。こちらも低域の押し出しは少し少なくなりましたが、高域のシャープさ、さわさわした感じの表現が良く出るようになりました。
2500BTからもインゴットを外しました。
BDの2008ミーシャライブを視聴。いやあ、ミーシャは歌がうまい。あれだけ長時間、踊って歌って良く声が出るものだ。なおかつ声の質が気持ち良い。気持ちよくって大音量で見ていても眠くなってしまう。ただ、LPCM5.1CHのリア音声が、エコー処理があざとすぎて若干違和感あり。LPCM5.1というと、DVD-Aと同じ。これにHD画像がついてくるBDはすごいもの。おやぢがLPCMマルチを応援しているのも、DVD-Aの直系だから。すべてHDオーディオが良いわけでなく、がんばり次第ではLPCMも十分に音が良い(はず)。
センターSPのケーブルがゴールデンリファレンスになり、声がナチュラルになったもの効いているようです。
鉛のインゴットも使い方で良くも悪くもなります。今回は、響が命のゾウセカスラックにのっている状態でのセッティングなので、このようになりました。これもコヒレンスが無くなって、DTC9.8の音がダイレクトに聞き取れるようになったからでしょう。今しばらくは新セッティングで様子見です。やはり高域のさわさわした感じが表現できるようになったほうが、低域のばりばりどすんを表現するより良いかも、というセッティングです。
○ 20081202 故障
12月2日は、会津坂下のIK氏が福島出張かたがた遊びに来ると言う。
先日センターSPのSPケーブルをゴールデンリファレンスに替え、ボーカルの高さが出るようになって喜んでいた矢先、何とプリアンプコヒレンスが故障してしまった。AC充電状態でも、バッテリ表示がLOWになってしまい、リレーがカチカチ言い、動作がおかしくなってしまった。
家に来たIK氏が、「これはバッテリーですね」
うーむ残念。またOB商事に修理依頼しなくちゃ。
ゴールデンリファレンスSPケーブル
アコースティックリヴァイブの消磁器で、端子金属部を消磁しました。
素直な表現で、ボーカルが多少高く現れます。
○ 20081128 IKシアター
久しぶりに会津坂下のIkシアターを訪問しました。今回は、フロントSPのSPケーブルをヘックスG5Cからゴールデンリファレンスに変更した直後の音を聞きました。また、BDレコーダーにパナソニックのBW930導入と言うことでのセッティングを見てきました。
クロック交換した、エイドス36Vは好調。
AVプリにインテグラのDTC9.8。鉛インゴットは乗ってませんでした。2500BTは、パワーコードをエイドスからPADドミナスを入れ替え使用と言う大贅沢。
2008年はグランドスラムX1のウーファー大修理があったので、低域がもりもり出すぎと言う傾向があり、IK氏は悩んでいました。また、ジェフのパワーアンプもそれぞれ車でいう車検の時期が近づいており、これもまた悩みの種ということでした。
いずれにせよ、おやぢのAVルームとはかなり(正反対)の音作りのIKシアター。そのものの音がするIKシアターに対し、家に帰ってから、眠い中、借用試聴ディスクを聞いてみたところ、トライアングルの再生音が顕著に違うことが判りました。
IKシアターでは、トライアングルは金属が鳴っている音がするのですが、おやぢのAVルームでは、音楽の一部分と言う表現で鳴っている、という違い。これは、SPが違うのだからあたりまえとして納得するしかないです。アバロンは、音楽を美しく表現するSPなのです。ウイルソンは原音再生に命を賭けているところがあるという違いです。
で、今回、おやぢのAVルームではセンターSPのSPケーブルを変更しました。これまでは、ゴールデンクロスのケーブルを使っていたのですが、ゴールデンリファレンスへ変更です。今日一日PADのシステムエンハンサーでエージングをかけてどのくらいなじむか、楽しみです。
これまでのゴールデンクロスのSPケーブル
http://i135.photobucket.com/albums/q135/sunken55/R0013139.jpg
リアのプリパワーのケーブル改造、UX-1のクロック交換など、IK氏の悪魔のささやきがこだましている夜でした。
○ 20081126 偉大なるオーディオ評論家 長岡鉄男
2000年5月に他界した長岡鉄男氏のFMファンダイナミックテストの遺稿を昨日ふと見返しました。
最近のオーディオ評論家の皆様で気骨のある方がめっきりいなくなってしまったからです。
長岡氏の歯に衣着せぬ論評はすばらしいものがありました。メーカーの提灯記事を敢えて書かず、それはそれなりと前置きをして書き始める長岡氏の記事は今読んでも楽しく、全く惜しい人を亡くしたものだ、と感じえません。
時は2008年、オーディオの衰退。ハイビジョンの普及。DVD−A協会の解散。HDDVDの廃止、BDの普及などなど長岡氏の見ることの出来なかった未来が今われわれの目の前に存在しています。
オーディオ業界通のkk氏からの情報によると最近の評論家でまともな人は○○氏と○○氏くらい。×氏は、亡者になってしまいメーカーからの貸与品を売りに出したりしても平気な人もいるそう。
オーディオ業界自体に閉塞感が漂っているのは、オーディオを評する人が払拭しているから。もっと、平明且つ平易なオーディオ啓蒙の記事を書いてくれる人が現れてくれないからではないか?
会津坂下のIK氏あたりに評論家デビューしてもらって、オーディオ啓蒙のいばらの道を歩いていただけないものだろうか?
○ 20081125 AVCREC
MPEG4で圧縮する手法がAVC。BDではなく、DVD−Rに録画しちゃうのがAVCRECという。
この互換性が難しい。DVD−Rにハイビジョン画質で録画してしまうという夢の技術なのですが、録画した機械でしか再生できない規格と思った方が良いのかもしれません。パナソニックBW800で、音声固定でファイナライズしたAVCRECDVD−Rは、BW800でのみ再生可能。2500BTと、PS3では再生不可。
基本的にPS3で再生できない規格は再生に対する汎用性がない、と考えます。うーん。何とか再生させることは出来ないだろうか。BDへのMPEG4AVCを、PS3で再生させるためには、音声固定にすれば可能と書いてあるのですが、音声固定は2CHの音声になってしまうので、特殊な番組のみの設定になってしまいます。WOWOWでは通常は5.1CHのAAC録画なのだから、2CHの映画は余りないのです。
PS3のバージョンアップで、AVCRECも対応するようになれば嬉しいのですね。
今回は、2CHの画質が余りよろしくない映画を、DVD-RにAVCRECしてみました。厨房へいらっしゃい、というスイス映画です。2CHの映画だったので、映画時間もDVD−Rに収まる時間。PS3で再生できるか試して見たのですが、ファイルが壊れていますと言うメッセージが出て再生出来ませんでした。
BDへの記録は、BW800では非常に安定しており、メディアを移してデノントランスポート2500BT、PS3での再生は問題ありません。再生コンポにより、安定した再生が出来ると、画質がより良く見えます。ホーム用システム、PS3とパイオニアプラズマディスプレイ506HDの相性はかなり良いです。間にAVアンプヤマハAX1700が入っていますが、高画質のDVDもPS3で1080iにアップスケーリングされかなりきれいに見えます。もちろんBDのHD画像もすばらしい画質です。
AVCRECのメディアをうまく再生できるように引き続き試してみます。自己録再だけの規格はだめです。長時間録画は魅力的ですが、将来再生できる機械がないと悲惨なことになります。
○ 20081109 ハイジの野原
これが来た道。見にくいですが左上が吾妻小富士です。途中微温湯道では、砂利道になる。フロントブレーキをかけると、容易にスリップするのに驚いてしまいました。また、路面に直径2センチ以上の枝が落ちており、踏むと危険なので、慎重に運転しなければなりませんでした。
ここが、ハイジの野っ原のはず、、、が、ススキの野原。葦のようにも見えます。
確かにここがあの場所の証明。火山噴火で飛ばされたであろう巨石があった。これが来た道の画面の左側にあります。
岩の上からの眺望。左上の黒い部分が信夫山。市街地が一望のもとである。
○ 20081108 心温まる映画
フレディハイモアつながりで、「奇跡のシンフォニー」を見ました。冒頭から音作りが違う、と感じ、音声をDDからDTSにするとさらに良くなりました。中身は、施設に入れられている男の子が両親に合えると感じ施設を飛び出し、、、
切ないけれども、前進する力を感じる音楽がずっと続きます。いやあ、良い映画です。
8日土曜日は午後XJR400を駆って吾妻山に練習に向かいました。山の上は寒く、手が超かじかんでしまうほど。いつもの練習道路を降りて、今度はあづま総合公園の裏手から、流しそうめんの看板のを目印に山へ入りました。山の上に、パイロットファームの牧草地があり、福島を見下ろせる場所があるのです。20年前くらいに発見、その後数回訪れていたのですが8年くらい前に行き着けなくなってから、行ってませんでした。そのときは道がだんだん細くなるやぶの中まで子供達を連れて走ったのですが、行けども行けども到着することが出来ませんでした。まるで結界が張られているようでした。
今回は寒い中根性を出して捜してみました。ありました。ありました。福島―微温湯線に行き着き、そこを福島側に少し行き、左に曲がると、牧草地のはずでした。
最近手入れしていないらしく、人の背丈以上もある葦のような枯草が一面に。場所は確かにここ。右手に行くと、吾妻山噴火の時の火山弾の岩があり、その上にたつと福島盆地が一望できました。いやあ、久しぶりに来ました。画像は近日アップします。
○ 20081103 バイク
YSPから速度計ワイヤーを仕入れてきて、556を吹きつけながら取り付けました。試走してみると速度計は復活。
考えてみると、速度計の回転部にあれだけのトルクが必要と言うこうことは、走行中の抵抗になるということですね。これから、抵抗が増えていくと、またワイヤーが切れることになるのか?どうなるか。回してあげて、固着しないようにするのが大事かな?
最近見た映画(DVD〉はひどいものが多く心が暗くなってしまうものが多かったのです。「誰も知らない」「ミスト」「クローバーフィールド」など救いのない映画は心が疲れてしまいます。心温まる映画も用意しました。「スパイダーウイックの謎」チャーリーとチョコレート工場のフレディハイモアが一人二役の双子役。変声期で声がかすれてきている状態での撮影。ライラの冒険よりは見やすい映画でした。詳しくはソフトのページで。