zakki1101-1107


○ 20110731 7月が終わってしまいます。

 3.11震災と放射能の福島は、あたり一面もやもやが広がっています。そのまま生活していけるか。収入は継続するのか。低放射線量の科学的データと、今後の健康についての情報の欠如。それが不安につながり、もやもやを助長しています。
 もやもやしていると、オーディオビデオを楽しむ気持ちに切り替えることが難しいのですね。

 今日も午前3時50分頃震度4の地震。3、4日前も3時50分頃に地震。福島県浜通りでは震度5強になっていたところもあったようです。何か関連性があるのでしょうか?地震があると、オーディオに大切な「固定」性が損なわれます。動いちゃいけない部分は動いちゃいけない。振動の節を丁寧に見つけセッティングしているところが根こそぎずれてしまう。
 一番の固定性(ステイビリティ)がアナログプレーヤーです。大地に固定されているプレーヤーのキャビネットを理想として、回転している盤の音溝から、音を針が上下動して音を拾い上げるわけです。震災の時は、アナログプレーヤーがひっくり返って落下しました。これはショック。数十キロあるGT2000Xがひっくり返るのです。動いちゃいけないものが動くとショックを受けてしまいます。
 7月31日早朝の地震では、いろいろなものの落下がありませんでしたが、やはり細かく詰めたセッティングがずれています。これが虚無感につながってしまうのですねえ。

 3D映画を視聴しました。バイオハザードW。
 初めは3D表示が面白くも感じましたが、やがてあることに気づいてからは眠くなってしまいました。立体が、画面の一部で、ほこり、薬莢、雪、プランクトンなど画面に中で面積が小さいものについては立体視が有効。面積が大きな、例えば地球や、局面を持った大きな物体は立体化が難しいこと。
 手前、中距離、遠距離に物体があるときには、それぞれの像が、2Dのまま、前後の奥行き方向に、切り張りした画が、立体的に貼り付けられている表現になってしまうこと。それぞれ個別の例えば人間の立体的な表面が、前後の表現の中では、個別の物体として切り張りされ平面になってしまう、ということ。
 ふーん。なるほど。これでは、3Dのありがたみは半減。いや、もっとひどい。細かい、薬莢や、プランクトン、雪などが立体的に見えても、肉体の膨らみが表現できないのでは、残念な結果になってしまいます。これであれば、画質を吟味した2D画像の方が、より肉感的に立体に見えます。無理に3Dの変換をしなくても、色、発色、輝度、彩度、コントラスト、グラデーションなどの要素で十分に立体的に見えるのです。
 3Dは走り始めた新技術ですが、追求する方向性を見直して欲しいもの。
 ビクタープロジェクターの3Dは、メガネの高速シャッターを切り替えて立体に見えるようにする技術。それが、目に負担をかけます。高度な画質であれば、十分に立体的にみえるもの。目に負担をかけるものではない、技術の進歩を望みます。
 
○ 20110707 3D



 ビクターDLAX3は3D表示が可能だ。PS3のゲームソフトブラックオプスをやってみた。確かに明るい3D画像だ。ゲームとしては面白いかもしれないが、いかんせん、目が疲れる。高速シャッターがちらつきとして目に負担をかけるのだろう。
 3D用に、HDMI1.4用、ハイスピードのHDMIケーブルを新規に買わなくてはならなかった。性能が判らなかったから、安いものをネットで調べました。PLANEX5メートル1783円。AMAZON。なんてえ安さだ。で、ハイスピードで、3D表示が出来る。
 パイオニアLX91につないでダイレクト画像接続をすると、多少かりかりした画になる。きらめき、色のつややかさ、しっとりとした華やかさ、などは後退。厳しく研ぎ澄ましたような表現になる。がっかりするような変化ではありません。

 ただ、どっぷりとAVに浸る気持ちになれないのは3.11の後遺症でしょう。特に福島では、放射性物質の扱いのガイドラインが発表されていないことが人心不安に結びついており、それが趣味を楽しむ気持ちをなえさせてしまいます。


○ 20110603 いろいろ

 3.11震災後、いろいろありました。音楽を聴く心の余裕がなかったものですが、ある時久しぶりに音楽を聞こうとSPを見ると、何かおかしい。近寄って見るとツイーターが破壊。5月の連休で家族で会津に行って留守にした時、猫がオーディオルームに侵入。猫がSpの上に上って、ツイーターをかきむしり損壊した傷です。。ツイーターのダイアフラムがポロリと落ちていました。
 気持ちを切り替え、修理。
 ありがたいことに保険対応できそう。

  修理キット。この台形のものが後から崩壊するスポンジ。

  スポンジをはがした後のバッフル面。ツイーターダイヤフラムがはがれて落ちています。

  スポンジはこのように落ちています。

  右の小さいビンが粘着剤除去剤。真中の長い缶がパーツクリーナー。べとべとをきれいにふき取れます。


  ユニットを入れ替え、表面パッドをつけた状態。ツイーターは現行のシステム7やサーシャのものと同じとのこと。

  出来上がり。べとべとをはがすのがすごく手間が掛かりました。販売店Kさんの力を借りて完成。お手数をおかけしました。はんだはクエストのオーディオ用(すごく高価です)を使用。

 前ユーザーで、ウーファーユニットをシステム7ものに交換してあると言っていました。今回、ツイーターもシステム7同等品と交換では、システム5.1というより、システム5.7くらいになってしまっている!?


○5月末には、プロジェクターを都合により交換。

  DLA-X3。HD1とほぼ同じ大きさ。重さは15キロほど。

  電源コードは、AET。HDMIケーブルはワイヤーワールドなのだが、、、

 リモコン。外装表面にゴム系の樹脂塗装。これは経年でべとべとかぺろぺろはがれてくるのが経験上わかっています。

  落下対策として紐で固定。

 ビクターDLA-X3が5月末、我AVルームに到着。3Dも投射できるということで、PS3を使ってトライしたものの、3D対応プロジェクターを認識できません、というメッセージが出てうまく行ってません。販売店Kに確認したところ、HDMIケーブルが問題ではないかと。確かに、ワイヤーワールドのスターライトは、HDMI1.3まではOKですが、最近のスピードを表すグレード表示はなかった時代のもの。3Dのために、この高画質ケーブルを換えるのか?



 ○譲ります。すべて中古。おやぢのAVシステムに使っていたものです。

(注 2012年1月 VPH100QJ、DVHS5500、テクニカ665BX 、スタイラスクリーナは売却しました。SW1000 も商談中。カートリッジ、テープはまだです。連絡いただければ幸いです。)

1.3管プロジェクター ソニーVPH-100QJ 今回わけあって、100QJを引っ張り出して使ってみました。明るさ、色のダイナミックなところは3管の本領発揮。残念ながら入力端子がコンポジットとS端子しかないので、HD画像は見られません。自分でレジ調整できる方にお勧めです。取説、設置者用(調整)マニュアル、レンズカバー付。調整のためトップカバーのビスは外してあります。

 1年半ぶりに通電したものの、ちゃんと動作。重いので取りに来ていただける方が良いですね。

2.ビクター DVHS DH−5500  i-link端子がついたDVHS。チューナーなし、デジタルエンコーダー、デコーダーなし。BSチューナーとi-link接続して使用することを前提にしたデッキ。取説、リモコン、元箱あり。

3.Aテクニカ  AT33E LTD 2年以上使ってないので動作保証できず。

4.Aテクニカの吸着ターンテーブルシート。6年以上使ってないので動作は不明。

5.マクセル アナログ針クリーナー。高密度に植毛されたブラシを振動させて針の汚れを取るアクセサリー。

6.サエク C11 ベストセラーC1の弟機。最近使ってないので動作するか不明。

7.ベータテープ(録画済み)L500がメインで数百本。ダンボールに入れて送ります。古いもので走行性に難ありのものは廃棄してあります。(少数のL750.L830ものは不安定ですので、無料進呈。)

8.VHSテープ 主にT120SVHSテープ。そしてSVHSテープをDVHS用に穴あけ改造したもの。100本程度。

9.カルダス SPケーブル クロスリンク1s 3メートル(もっと長いかも)×2 端末Yラグ片方付。

10.ベータソフトテープ  戦争もの、ディズニーアニメ、怪獣もの、ダーティーペア(着せ替えおまけ付)まとめてお願いします。
あわせてVHSのソフトテープもつけます。SFもの若干。

11.ヤマハ スーパーウーファーYST−SW1000 リンのAV5150を入れたので外れました。完動品、リモコン付。外装に使用感ありですが、シアター使用であれば全く気になりません。あのGTラックを外箱に使うという贅沢なSWです。雄大な低音が楽しめます。

すべて、送料そちら持ちで価格応談。すべておやぢにメールをください。そのうち、やふおくに出すかもしれません。



○20110502 3.11震災

 本棚が崩壊。上部の棚がばらばらに。


 ばらばらになった上部棚。これもがっちり修理。

 上の基部に、上部棚を合体。金属アングルで補強。壁にLアングルでがっちり取り付け。棚崩壊は、隣の金属棚が左右に振れ、この棚をごんごん押していたためと判明したので、金属だなも、Lアングルでがっちり取り付け。

 DVDラックも修理。他のコンポーネントも修理中です。
○ 20110331 復旧

 アブフューザーは、しっかり取り付け。下方にLアングルを追加、上方も同様に3個のアングルで固定しました。これでびくともしません。

  上下ともLアングル3個に増設。びくともしなくなりました。

 ゾウセカスのAMPブロックは、もともと販売店からの状態で下アングル(横棒)に亀裂が入っていたのをメーカー修理していたもの。振動で破砕したのだ。クラックが入っているところに木材にも使える瞬間接着剤を塗布。先に小さな穴をドリルで開け、コーススレッドで機械的にくっつける。4隅のブロックに接するところも割れていたので、斜めにねじをねじ込む。重量アンプを載せるとまた割れるかもしれないので、センターの真空管アンプのものと交換。

 散乱したDVD、CDも片付け。プラケースの損傷が目立つが仕方がない。中身が傷んでいるもの、CDが割れたものは4枚くらい。
 プレーヤーは外装の傷は仕方がない。アクリルカバーが一部割れてしまった。後はアーム、プラッターがきちんと動くかどうか。
 
 HMVからディスクが届いた。ずっと手に入らなかったリファレンスレコーディングのスターオブワンダー。マルチ収録のブリテンオーケストラ。ノジマプレイズリスト。
 震災後初めて音出しがこのブリテンだった。
 すごい低音が入っている。疲れて寝てしまうと、どどどっ!!!と鳴り目がさめる。
 
 はあ、もう少し気持ちよく聴きたいもの。片付かないから音楽に没頭も出来ず。


○ 20110321 片付け

 地震被害で、DVDやCDが散乱、コンポーネントの一部が落下していましたので、片付けをようやくやる気になり、少し片付けしました。コンポーネントの被害は、定価ベースで130万円くらい。この程度は、地震保険では、出ません。家財総額から、被害総額の比率を出し、その比率に対応した保険金が出るので、130万くらいだと10%にも満たない。仮に地震保険をつけていた場合、家財総額の10%であれば、一部損で地震保険金額の5%が出る。仮に1000万円の火災保険だと、地震保険は500万円。130万円の損害で13%だから一部損。500万円の5%の25万円が出る可能性があります。つまり、130万円の地震損害が合った場合、25万円出るということ。ないよりはまし、ましてや地震による津波で全損の場合、は500万円出てくる。地震保険つけてなければゼロなのだからありがたいことには変わりありません。

 落下したアブフューザー。Lアングルがくるりと回ってしまってがくっと落ち、上方の止めアングルも外れ、あえなく変形したアングル。コーススレッドをケチらなければ回転しなかった。

 落下し粉々になったCDケース。

 さて、今回は、揺れで正面真中のアブフューザーが落下してしまいました。Lアングルの数をケチり、止めるコーススレッドの本数もけちって一個に付1本しか使っていなかったからLアングルが回転し、下方に変形、落下にいたったというのがわかりました。でかさが高さだけに、早速Lアングルを一個追加し、センター左右に寸法を測り割り振りました。コーススレッドをちゃんと2本使い
、水平方向もきちんとコーススレッドを打ち込みました。これでびくともしなくなりました。左右のアブフューザーはびくともしない取り付けでしたので落下はしていませんでした。

 やはりラックは、転倒防止用Lアングルでがっちり取り付けなければいけません。

 DVD、CDラックは、AVルームのものは壁にLアングルでがっちり付けられていたおかげで本体からのメディア落下は極小。しかし、ラックの上にただ置いておいたケースは、CDもろともに落下。被害を増加させました。
 とりあえずダンボールの箱に収納。

 プロジェクターは、屋外に1年8ヶ月置いておいた3管プロジェクターを仮に導入。廃棄する前に品質確認です。光量が大きい。色数も多い。ただ走査線が荒く見えます。目がなれてくると結構見られます。VPH100QJは、RCAとS入力しかありません。これにせめてコンポーネント入力があれば、もっとすばらしい絵が出せたはず。D端子や、DVI、さらにはHDMIと進化してきた画像接続フォーマット。DVIでデジタルになった段階で色純度がけた違いによくなりました。にじみちらつきも皆無。アナログの時代は終わったかに見えました。

 リアのモデル8SPが載ったゾウセカスラックは一部、下アングルが割れていました。これも修理しなくてはなりません。フロントのモデル9Tが乗っているラックは問題ありませんでした。

 音楽が聞けないと、体がおかしくなってきます。もちろん、HD画像も同様です。
○ 20110315  仕事柄

 地震による損害は、自動車、建物、家財などは免責です。人体(生命保険)は、阪神大震災から、免責事項ではなくなっています。火災保険は地震保険をつけていないと。自動車保険は、地震拡張担保特約をつけていないと、地震が原因の事故は補償されません。
 そのことに注意して対応していかねばなりません。自動車保険、火災保険は、最近、自分で壊した場合補償がでる商品が多くでてきました。逆に地震保険では、家財の個別の損害には対応しないような仕組みがあります。この場合、補償不整合が出てくるわけです。地震保険をつけているのに、書棚のみが倒れて壊れた、という場合、地震保険からは出ません。(家財総額の10%以上の場合はでますが)自分で壊した場合出る保険の場合、誤って書棚を自分が倒して壊した場合は補償されるのです。これが不整合。このような事案の場合、デリケートな対応が要求されるのです。

 保険会社は地震対応の保険を、今回の地震発生から1ヶ月は、地震対応商品を販売しない、と言っています。

 復興に向け、保険として少しでもお役に立ちたい。それができるかどうか、今後の調査と対応に掛かってくるのです。

○ 20110311の地震について

2011年3月11日地震。
おやぢの住む福島市も、深度5強の大地震。
幸い建物は無事でしたが、固定していなかった、CD・BD・DVDラック、コンポーネントの一部が落下。メディア数枚が落下物の下敷きで破損しました。
SPは倒れません。80キロに近いシステム5.1は足のスペーサーが外れただけで、スパイクが床に突き刺さっていました。(20110321確認したところフローリングの床に7ミリ突き刺さっていました。)
  スパイク受けから外れスパイクが木製フローリングの深深と突き刺さっていました。

リアのウィットのタオックPINスパイクは全部外れていましたがSP自体は倒れずその重量で立っていました。
ただ、リビングのアップライトピアノが東方向に30センチずれていたのと、ジェフモデル9Tが乗ったゾウセカスラック(アンプ+ラックで130キロ)が20センチ西方向にずれていました。地震の横揺れが実際は30センチの倍以上は動いたということでしょう。幸いなことにリビングも高く積み上げたDVD棚の一部が崩れ落ちただけで、割れた食器も数枚で奇跡的に大量の割れは発生しませんでした。

 ただ、ライフライン電気ガス水道の内、ガス、水道が当初だめ。電話、インターネットも不通、携帯は全くだめ。の状態。地震から5日目にして、ガスは復旧し、電話、インナーネットも通じるようになりました。但し、燃料、食料、飲料の調達がネックで、仕事、生活が厳しい状態です。
 海岸沿いの人たちに比べれば天国のような状態であるのはわかります。困難に負けず、復旧していきましょう。
 人物金(3M)を動かしていかねば、復興はありえません。萎縮して動かないと、ますます落ち込みます。明日を見て進みましょう。(だから、イベントは実施していった方が良いです。地震があったからコンサート中止、野球中止、卒業式中止、終業式中止、などはなるべく避けた方が良いですね。イベントをやっても不謹慎ではないです。逆に未来を見ることができるために元気になります。みんなで明日を見れば、必ず明るい未来が開けます。)

○ 20110226  電源

 電力メーターが交換されてから、音が良くなった。プロジェクターの明滅がなくなった。ということが継続しています。
 ということは、電源のノイズに、電力のメーターが関係している、ということでしょうか。柱上トランスの設置によって、音が激変することは、IKシアターで実証すみですが、メーターで変わるとは。
 それともうひとつ考えられる要因が。水道管凍結防止用電熱線の気温感応式アダプターを外したことも電源環境がよくなった原因の一つかも。今年の冬は低音が続き、温水給湯器のドレンパイプや、湯沸し器か給湯器の切り替えコックに凍結が発生しました。温度により通電するアダプターは、省エネのために導入していたものですが、日中気温が上がっても、配管の温度が上がらず凍ったままになってしまっていたのでした。温度感応式ONOFFアダプターをつけているため、気温が高くなる日中、電熱線通電がOFFになってしまっていたのです。それを、はずしました。電力メーターの交換とほぼ同時期だったので、アダプターの付け外しによる優劣の差が判らなかったのです。常時通電により、切り替えコックと周辺配管の凍結はなくなりました。アダプターのONOFF検出装置が、ちらつきの原因になっていたかも。(もう一度取り付けて検証する気は起きません)

 アナログトゥーデジタル

 アナログビデオのデジタル化は、少しお休み、の状態です。結局、アニメ、映画の作品は、テレビ放送ものでは、長尺テープ+長時間モードがあだになり、トラッキングが取れないことによる再生画像に、トラッキングエラー、スキュー歪、VHSで顕著な画がぼやける、などが発生。DVD化されていない作品でも、デジタル保存するに値しない状態のものがある、ということが明らかになってしまったからです。
 エウレカセブンや、機動戦艦ナデシコ、その他の連続シリーズはほとんどだめ。特に1984年頃の、ウルトラマン、ウルトラセブンの再放送ものは、明らかに画質が悪く、最近のデジタルリマスターDVDウルトラマンシリーズに全くかないません。CM付のため、時代を反映するから価値を認めようとも思いましたが、肝心の本編がだめではデジタル保存は無意味です。
 原子力潜水艦シービュー号、スタートレックTV深夜再放送ものも、タイマーの精度が現在ほどでないため、頭欠け、尻切れで価値が激減。シービュー号、スタートレックはレンタルDVDで出ていないため、どうしようか悩み中。スタートレックは、BSで、リメイク、リマスター版を放送していましたが、我が家でBSデジタルハイビジョン+DVHSの時代がはじまったのがシリーズ途中からであり、また、途中から少し画質が向上したBSでありますが、元はSD画質なので、今一。
 現在、鋭意進行したアダルトビデオは完全デジタル化終了。アニメ、SFもののコンテンツで現在一息休み中。今後は、音楽ものをどうするか。何も考えずに、デジタル化するか。
 

○ 20110205   電力メーター交換

 東北電力の電気メーターが交換されました。メーターを見るとそれほど新しくなく1990年製と表示が。
 そのせいかどうかわかりませんが、AVルームの音が良くなりました。なぜよくなったのかは、よく判らなかったのですが、他に考えられる要因としては、光ファイバーの端末装置、光電話端末、ルータ、ハブのノイズを抑えた対策のせいかもしれません。これら通信機器が異常に不要輻射を出していることが今回判りました。停電している時、通常に受信していた乾電池駆動のAMラジオが、通電した途端強烈なノイズにみまわれたのです。ノイズ源として考えていたPCが動作していない状態でこんなにノイズが出るのは驚き。
 対策として、1.端末装置、ルータ、光電話端末、ハブの電源コードに高周波除去のTDKノイズフィルターをかませました。2.グランド線を屋内に引き込みました。それを一番強烈なノイズ発生源であろう光電話端末のグラウンド端子に接続。ONOFFでAMラジオのノイズは余り変わりませんが、若干グラウンド接続でノイズレベルは下がりました。

 その結果、AVルームの音が、抑圧された感じが少なくなり、音がのびのび。ささくれだった部分(歪み)が減ったせいか音量を上げてもやかましくなくなりました。プロジェクターの明滅もよくなると良いのですが、今検証中。

 デジタルコピーは、DVHSはコピー禁止コードが入っているとなんともなりません。
 2003年のDVHSはダビング可能。調べたら2004年4月からコピーワンスコードが付加されたようです。したがって2004年の紅白はi-linkでのダビングは不可です。
 
○ 20110123  123の日

 歌謡曲録画ものシリーズのデジタル化を始めています。
 SVHS時代は、紅白をSVHSのEPでとっていたのですが、これが余りよくない。長尺テープのEPは、かなりトラッキングが取れない、スキュー歪が出やすい、など再生そのものが出来なくなりそうな状態。
 DVHSの時代が2003年頃からはじまっていました。2003年の紅白、続くBS日テレの松田聖子ライブは、デジタルハイビジョンでの録画。SVHSとは比べものにならない高画質。それが、TS接続で、ハイビジョン画質、標準(SD)画質とも記録可能でした。いつ頃からコピー禁止コードが含まれるようになったのでしょう。今の放送でも、WOWOWは除いても、DVHS記録のものをBDレコーダーのHDDにハイビジョン画質で記録できるようになればよいのですが。


○ 20110115 昔成人の日だった日

 デジタル化作業でビデオテープについて判ったこと

 長尺テープは、10年以上経つとだめ。1980年代半ばのものが多いベータのL750、L830ものは軒並みトラッキングが取れない。これは致命的。またVHSの180ものもかなりトラッキングが危うい。特に長時間用にEPでとった物は悲惨。L830B3より180EP(SVHS)は一番条件が悪い。これらは使うべきではなかったですね。

 L500は良いけれど、L750はほぼ全滅。マクセルだからだめというわけではありません。

 驚きは、DVDプレーヤーからアナログアウトで、ビクターの10000番でDVHSSTD記録したもの。これが画質がしっとりと落ち着いていて、現在のDVHSのilink接続でTS記録すると、PCでDVDからのバックアップDVD画質に匹敵するものが出来ます。いかに、アナログの色信号、輝度信号の記録、それらに影響するジッターなどの外的要因が、アナログ記録の弱点であったかがわかります。
 ベータは、大健闘。L500テープに、ハイファイではなく、ノーマル音声、ハイバンド記録したものは現在見ても鮮鋭度良好、画質も安定しています。テレビ放送を録画したものもその色の豊富さに驚かされます。記憶には、白黒の意識があっても改めて見直すとカラフルな彩りが画面に現れ、うなってしまいます。
 ただ、一般のドラマ、映画などのコンテンツは時代を切り取ったビデオではあるものの、DVD、BDなどで再販されているものは、HDDに残せません。未だにDVD化されていないレアなコンテンツは、それ自体DVD化する価値がないニーズの低い作品となり、仮にHDD化してもそれをリピート見するかというとはなはだ疑問となります。しかし、内容を確認した上でSFのB級作品や剣と魔法のファンタジー作品などほぼDVD化されないものはHDD化していく方針です。



 時代を切り取ったビデオとしておやぢは、歌謡曲のTV番組のエアーチェックもの、CM集を残してきました。
 およそ、エロ、ヌード、ポロリものを狙ってとっていたわけです。昔は、11PM、トゥナイト、ギルガメッシュナイトなど、普通に大人の番組としてヌードがTVに登場していたものです。バブル時代は水泳大会と称し、アイドルが水着でがんばる番組も花盛り。良い時代でした。これらも、徐々にHDDに移行していく予定です。

 LDもHDD化をやってみました。いつDVDレンタル店に行っても貸し出し中の「ととろ」です。LDで大事に持っていたので、HDD化の対象にしました。
 やってみたところが、画像が揺れるのです。コピーガードはキャンセルしているので、そのせいではないはず。盤面を見ると

  判りづらいのですが、銀色の蒸着層に、うねうねした模様が、、、

 なんと、データを記録しているアルミ蒸着層に、縞模様が出来ています。磨いても変わりませんので、透明な盤面表面での模様ではありません。記録層が波打っているため、画像が揺れてしまうと考えられます。昔からLDはアルミ蒸着層の酸化問題があり、酸化が進むと「めだかノイズ」が大量に発生、見ることが出来なくなることは知られています。このように、縞模様になってしまう事例もあるのですねえ。ちなみに、他のディスクで、このような模様がないものは通常の再生が出来ます。

 アナログトゥーデジタル作業をしていると、いろいろなことがわかってきますね。
○ 20110101

 2011年本年も宜しくお願いします。2010年9月おやぢのお仕事に変化が生じ、同9月から年末にかけて仕事場の移動、業務内容のアップデートで、趣味にかける時間がかなり減っておりました。

 昨年の10大ニュース。
1 モデル9Tトラブル発生→修理、半年かかった。
  代替のPA70    セッティング中のモデル9T

2 大場商事閉鎖、オーディオ部門太陽トレーディング。修理部門も別会社へ。(ということも影響し時間が掛かった?)
 
3 Wittに異音→修理

4 BW800壊れ、BW880導入
  BDレコーダーはビデオ編集機としてすごい能力を持っていることが判明。

5 事務所移転のため、自宅内の本、ビデオテープ、を整理、処分→映像コンテンツのアナログからデジタル化作業開始
  レガシーハード復活。パソコンの近くでは誤動作してしまう強弱さも。
  デジタル化終えたテープの山(一部)

6 同様に処分整理で、ダイアトーンDS503修理に取り掛かり復活。
 ツイーター交換。   ナカミチの中級プリメインでは低域の力強さが足りない。

7 ビクタープロジェクターHD1のランプを交換。

(番外)オーディオ関係ではない出来事
8 おやぢの仕事に変更あり。
  職場が変わりました。これは結構大きな事件でした。職場を自宅に入れたため、自宅内外の物品整理を実施。

9 次女が大学進学。二人の子供が私立大学に進学、在学し、アパート生活。仕送り額にびっくり。

10 健康のため縄跳びを6月から9月まで毎日実施。


 10大ニュースと銘打った割には、AV関係で言うと10個もないですねえ。というのも、子供の進学で学費、仕送りにかなりの支出が発生し趣味のオーディオに回せる資金が枯渇してしまったことが原因です。

1.モデル9Tは、修理に半年、12月に戻ってきました。修理の間ナカミチPA70を代替で使用。そこそこの表現でしたが、戻ってきたモデル9Tを聞くと改めて違いを実感。モデル9Tを横綱とするとPA70は体の大きな大関に昇進する前の前頭筆頭くらいでしょうか。
2.大場商事商法をバブル時前より展開してきたのですが、昨今の不況でオーディオ部門を別会社へ。ウイルソン、ジェフローランドなどハイエンド製品の代理店としてお疲れ様でした。
3.IK氏から譲り受けたWITTであったが、片チャンネルのミッドレンジにかさかさ音がする。今年はそれが顕著になったので、秋に修理。ユニットの取り付け角を180度ずらして取り付けるだけ。ユニットのギャップにボイスコイルがかすっているような音だったのでこの修理法となりました。
4.BDレコーダーのパナBW800が夏に突然壊れました。ストライクウイッチーズ2の最終話近くや、ザパシフィックの日本語版最終話付近などが消えました。代替のBW880は、画質がまたまた向上、HD長時間モードでの2重録画ができるようになる。分割された番組を結合することができるなど、使い勝手もよくなっていました。修理は1週間ほどで完了。戻ってきたBW800をメインにアナログビデオをデジタルにする作業を開始しました。
5.LD、ベータ、SVHS、などのほかにも、アナログ元データでのDVHS記録物をHDDに取り込むことや、BS放送ものスタートレック再放送などレアなコンテンツにコピー禁止コードがテープデータに入ってしまっているDVHSものを、画像安定化装置を経由してHDDに取り込むことも開始。
 一般の映画は、ビデオ、LDのものでもDVDになるものがあります。よほどのものでない限りはDVDになったもののほうが高画質です。2000年ころ長岡鉄男氏の記事で生前、良好な画質のLDはDVDのそれに劣らない、というものがあり、おやぢもDVDが出ていたときでさえLDを買い求めてしまっていた時期がありました。今では、LDは音声ではダイナミックで豪快な再生でDVDを凌駕するものもありますが、画質は残念ながらDVDには及ばないことが明確に判ってしまいます。
6.28年前におやぢのつれあいが購入したダイアトーンDS503が、片チャンツイーター切れで放置してあったものを、家内外の物品整理で修理することに決め、12月に別製品のツイーターを取り付け復活。特に違和感のないつながりで結果OK。18年ぶりくらいでダイアトーンの音が復活しました。今でさえ、当時の重いウーファーを制動するのは難しい。当時はコンパクトなブックシェルフスピーカーで(といっても30センチウーファーですが)重低音を狙うものが多く、そのため、アンプは強力なものを持ってこないと、実力を発揮する前にスピーカーの寿命が来てしまう結果となるものが多かったのですね。(ダイアトーンの他、ヤマハ、ビクター、ソニー、テクニクス、コーラルなど30年前のスピーカーは、アンプが命だったわけです。今を見れば、当時流行のサンスイのアンプをもってしても、99800円クラスのプリメインでは、再生は難しかったのがわかります。)
7.購入後3年、ランプを交換してくださいメッセージ表示が、「警告」にかわったので、しぶしぶランプ交換。以前使っていたヤマハDPX1000の交換ランプが馬鹿高かったのに比べれば安い交換パーツではありました。
 12月になり、画面がちらつく現象が発生。原因調査中ですが、おそらく電源系に業務用のパソコン、プリンターなどのデジタルノイズや、それらの機器に過給電で減電圧もしくは短時間の電圧降下が連続して起こっているか、などではないかと推定しています。