zakki200607


○ 2006122523  MODEL8SP

 MODEL8SPが大場商事の修理から戻ってきました。少し早いクリスマスプレゼントです。

  箱から出したときはすっかり冷え切っており、6時間以上室温に慣らしてから、再セッティング。

 今回は電源コンデンサー前のラッシュカレントリミッターの破裂、断線ということで、アンプモジュールの交換という手荒なことではなかったようです。これまでつなぎで聞いていたPA70CEとは音の出方が段違い。やはり、ジェフのアンプはすばらしい。

 そうなると、会津坂下のIK氏に勧められているプリパワー間のXLRケーブルをのばし、SP近くにアンプをセッティング、SPケーブルを短くする、というプランに心がときめいてしまう。
 その前に、センターのSPケーブルを、カルダスに変更する予定なのですが、どうなることやら。
○ 20061212 ボード

 さてお借りしたボードは12月10日日曜にやっと試聴する元気レベルが貯まりました。

 イルンゴオーディオのグランデッツアというオーディオボードらしい。

 なんとなくいい音がしそうなボードである。持った感じがまず良いのである。
 まず、現状での音を把握。カーペンターズのSACDマルチのセンターボーカルのみ再生。次に、借りたボードに載せ変え試聴。


 はじめはノーマル置き、ちょっとボーカルが膨らむので、これまでのオーディスパイクを挿入。


 さて、音質は、、、
 これは良い。音が良いのである。これまでは、コンクリートどぶ板に、J1プロジェクトの黒の円盤と、オーディスパイクを挿入していたのですが、中域ボーカル帯域でも、コンクリートのQの高さ、リンギングがあったことが判明。ボーカルの高域のきつくなる部分が解消。音が活き活きと鳴り出した。不思議なことだ。背景音のさわさわしたところがきちんと出てくる。音量を上げていってもうるさくないので、音量はあげ目になる。これまで、埋もれていたさわさわしたところが、立体感につながるのである。
 コンクリートのQの甲高い響きがなくなり、素直な感じで、音が充実する。それでいて、シャープな高域のなり方はその通りだし、低域のベースラインの音程も明確。その中からボーカルがほわっと出てくる。コンクリート板て癖のあるものだったのだ。シャープな鳴り方は、コンクリートのQによるものが大きかったわけ。イルンゴボードを敷くと、もっともっとボーカルを聞きたくなる、そんな魅力を秘めている。
 イルンゴオーディオ楠本さんの人柄、オーディオに対する考え方現れている製品といえよう。このままオーディオルームに収めて良いかなあ、Kさん?
 というわけで、土日から、ずっとエージング中。おそらく良い方向に行くという予感がはじめて聞いたときからある製品なのであった。




○ 20061203  イルンゴのボード

 イルンゴのボードが入ったのですよ、と販売店Kさん。真空管アンプを返しに行く足で、イルンゴボードを借用。
 3日日曜は、朝から町会の防災訓練、終わったら、ラグビーの試合、夕方から、福島泡盛愛好会の集まりがあり、試聴が出来なかった。
 レポートは、近日!

○ 20061202  真空管アンプ

 さて先日ウエスギの真空管アンプを聞いてから真空管アンプの導入を本気で考え始めたおやぢでした。
 販売店Kさんにある真空管アンプをとりあえず試聴させていただくことにしました。いつも無理なお願いをする販売店Kさん。今回も快く機械を貸し出してくれました。

 Cayineと言うメーカーのステレオ真空管アンプ(10万円くらい)を借りてきました。エレキットの安い真空管アンプを借りてきたときは出力が明らかに足りず残念な結果だったのでしたが、今回はものが違う、ということで少し楽しみに。
 構造はしっかりしている。フロントパネルは5ミリくらいのアルミ無垢。売価約10万円。

 ステレオなのだが、方チャンネル使用。

 センター用CA5UからゴールデンクロスでCayineへ。SPケーブルは聞きなれたこれまでの青いもの。(メーカー失念)。
 ウエスギで聞かれた、ボーカルがほわっと浮かぶことがない。しかし、真空管アンプの温かみのある音は出る。これが定価でウエスギのモノ23万円と、ステレオ20万円くらいのアンプの差なのだろうか?しばらく通電した後で試聴もしたのだが、芯のあるボーカル再生、厚みのある低域などのファクターがないので、見送りとなった。

 センターSPの直近においたPA。
右側の白いスクリーンは、壊れたプロフィールモニターの代わりにとりあえず入れたエプソンの液晶プロジェクターのスクリーン。

 で、セッティングはこうなりました。

 11月末、ソニーのモニター、プロフィールHV1が電源が勝手に切れてしまう不良現象について、ソニーが、部品がないと言う理由で修理不能と言う回答をしてきました。長年付き合ってきたプロフィールでありますが、涙をのんで、福島市のリサイクルプラザへ持ち込み。家電リサイクル法が施行されましたが、このプロフィールは、チューナー、SPがないのでモニター扱いとなり、リサイクル法対象外の粗大ゴミとなったのでした。アーメン。
○ 20061128  レイアウト変更

 MODEL8SPを修理に出しました。
 11月27日に、会津坂下のIK氏が来て、いろいろ遊んでいきました。
 おやぢは、センター用のアンプをSPの後ろにしてSPケーブルを最短にするため、RCAケーブルのまともな物を探していたのでした。今回IK氏が持ち込んだのは、カルダスのゴールデンクロス6.5メートル、PADドミナス1.5mACインレット側クライオ改造、カルダスゴールデン5CSPケーブル1.5メートル、そして真空管アンプウエスギUAV1でした。

 まず一番最初に一番音質に影響があるであろうトランスポートのACケーブルをドミナス改に変えた。これは良い。以前ドミナスをつないだときより、響きだけではなく、切れがある。音が一音一音輝いている。さらにすばらしい余韻。このコードが欲しい!!IK氏は言った。「それはだめ」
 次に、センター用のRCAケーブルを、ゴールデンクロスに変更。これも良かった。ナチュラルにシフトし、ボーカルの実体感が向上。これは、IK君が2本セットのものを仕入れてしまって、一本が余ったから。こちらも、まともなRCAの長尺ものを捜していたので渡りに船の状態だった。これはOK。

 それから、アンプをナカミチPA7からウエスギのセンター用モノラル真空管アンプUAV1に交換。
 これはすごかった。ボーカルが先に飛んでくるのである。楽器演奏が後ろに控えている表現。ボーカルがほわっと浮かび上がるのだ。ウエスギの真空管アンプは、センター用としてナローレンジのトランスをわざわざ設定しているというのだが、出てくる音はワイドレンジ。ベースの芯まで再現する。それでいて、音速が早い真空管の特性が現れ非常にボーカル帯域が充実。これはすごい。真空管の暖かさが、CUBUのクール系の再生音を温かみのある方向へ導いてくれる。

 それから、SPコードをカルダスゴールデン5Cに変更。カルダスのケーブルは、芯がカチッとした表現になる。好き嫌いの分かれるところであろう、ということが聞き取れた。みちっと音が充実するのだ。これはこれでいいのかも。リア、センターともカルダスSPケーブルに統一した方が音色の統一性は出るかもしれない。

 このようにいろいろとっかえひっかえ試していったが、やはり、一番が、PADドミナスだった。これ欲しい。UX−1がこのように歌うのだったら、メクセルの9100や7100などはいらない。PADドミナスが良いなあ!

 で、真空管アンプが良い、ということで、とりあえず、ローコスト真空管アンプを導入してみようと言う気になったのであった。

○ 20061105  ちょっとレイアウト変更

 デュポン社コーリアンのボードを試聴することが出来たので、UX-1、センター用パワーアンプに敷いて試聴してみました。UX-1は今日のUX-1の項を見ていただくとして、こちらではパワーアンプのレポートを書きます。
 現在センター用パワーアンプは、ナカミチPA7。コンクリートどぶ板にサウンドスパイクのセッティング。コンクリート板の上に、ボードを挿入して比較試聴。
 コーリアンを入れると、表現がクールになります。せりふの明瞭度があがります。しかし、ふわっと口が空中に浮かび上がる効果はありません。どちらかというと、せりふが沈みがち。
 デメリットは、せりふの人肌の温かさが減退してしまうこと。カーペンターズSACDのカレンのボーカルを聞くと、多少クール目になり、暖かさが減退するのが確認できます。人の幅が若干スリムになったような表現ですね。
 というわけで、合うシステムにはこのコーリアンボードは魅力的ではありますが、今回は、返品しました。販売店Kさん有難うございました。

  修理のためにMODL8SPを外し、PA70CEを仮にセット。右端は、コーリアンボードを敷いたUX-1.この後、左側のPA-7下にボードを挿入して試聴してみました。


 以前から、スクリーンの位置が高い、と感じていました。今回、パワーアンプ修理のためにいろいろ移動したのと、11月3日の休みを利用してレイアウトを変更しました。

 スクリーンは、30センチ下げる予定でしたが、結局45センチ下げ。初回取り付け時、木製L字アングルの直角性を盲信してしまって、水平の高さがばらばらだったスクリーン支持架を糸を張って水平に調整、取り付け。


 作業前の状態。手前はトップカバーを外したMODEL8SP。


 木製のL字アングルはかなり直角度がいいかげん。


 作業完了。QRDの配置を変えました。真中の黒いのもQRDです。スクリーンを下ろすと隠れてしまいます。この後、センターSP右側のSWヤマハSW1000を左側へ移動。右側スペースは、将来センター用パワーアンプを前方にもって行った時の設置場所。


 で、基本的に構成は変わっていなんですが、このようになりました。

   照明をつけたまま撮ったので、画面が白くなっております。画面はDVDハンニバルCH3マーケットのシーン。画面が下がって疲れにくくなりました。やはり見上げる姿勢、目使いは疲れやすいですね。下側左右がアンプにあぶってしまいますが、まあいいでしょう。

○ 20061009  故障!?

 リア用のMODEL8SPがおかしくなった。片チャンネル出力しないのだ。
 インプットLRを入れ替えてみても、アウトプットLRを入れ替えてみてもRチャンネル出力しない。ふうう。JEFFは修理に金がかかる。先のMODEL9Tのときは、中古軽自動車が買える位修理代がかかったので、今回もとんでもない金額を言われるかもしれない。

 しょうがないので、ナカミチのPA70CEに入れ替えて鳴らしてみる。アバロンが鳴らない。致し方ないが、改めてJEFFの偉大さを感じてしまうのだった。平板にただ音が出ている、という表現。音楽の楽しさ、美しさ、というものが出てこない。文句をいっても仕方がないので、とりあえず、エージング。

 MODEL8SPはどうしよう。大場商事に送るか。以前のように半年以上かかるのかな?日本全国のJEFFのユーザーの皆様、こんなに壊れるものなのでしょうか、JEFFって?リアのブレーカーで毎回電源切っているのが悪いのかなあ?

 
○ 20060920  CUBU

 CUBUを縦置きから横置きにしてみました。
 SPコードのグレードアップも近々あるかもしれません。
 横置きにより、視覚的な部分の圧迫感?がなくなりました。音も、エージング中なのですが、良い感じです。ベースにこれまでs3000に使っていたRASKのベースを使用。これで、高さが出てくるといいかな?
  
 グレードアップを図りたいのですが、今のところ長女が東京の大学に入学、その生活費の仕送りのために、これまで貯蓄=オーディオに回していた原資が一切なくなってしまい、収入を上げなくては、オーディオのグレードアップが図れない恐ろしい状況になっているのですね。余裕がないとオーディオも楽しめません。がんばって稼がなくては。

 
○ 20060818  暑いですねえ−U

 台風10号のせいで、ムシムシした日が続いています。パワーアンプ、UX−1は必ずメインスイッチまで落とさないと、オーディオルームはサウナ風呂に変身。とても入る気持ちになれない。

 新規に導入したCUBUは少しずつこなれてきています。せりふが空中に離れるようになりました。下手をするとスピーカー回りにせりふがへばりついてしまうのです。先日、CUBU用パワーアンプのセッティングを変えてみました。
 現状のコンクリートどぶ板、サウンドスパイク、を外し、床直おき、TAOCのピンポイントシュー、DIY店で購入してきた木製の三角錐、などを試してみました。
 木製三角錐は、音がやわらかくなりすぎ、定位が不明瞭になってしまい失敗。
 タオックのピンポイントシューは、ピーキーになり、音が低く(スピーカーから音がはなれない)なってしまい今一。

 結局、元のコンクリートどぶ板、サウンドスパイクの組み合わせに戻しました。これだと、ナカミチのPA7でも、スピーカーから音が離れ、良い感じになります。

 昨日、N店で、プロジェクターを見ました。ビクターのD−ILAプロジェクターDLA−HD12K(多分)です。オーディオフェアでは、リアプロのDILAモニターがすごく良い感じでデモしてましたが、今回のプロジェクターは期待してました。
 フルハイビジョン対応(1080P)ということで、NHKBSハイビジョンの巨人戦を見ました。まず明るい。フォーカスがきちっと取れていて、きっちりした印象。ところが、明るすぎて奥行きがない。また、白が飛んでしまっていて、調整したい気持ちになってしまいます。デフォールトの状態でしたので、追い込むと、奥行きも出てくる感じはしました。
 これで約160万だそうで、デジタルビデオプロセッサー付でその値段なのか、別でその値段なのか確認するのを忘れました。D−ILAと言う素子はこれから伸びていくものではないかと言う気がします。プラズマのようなちらつきはないし、液晶のような動きに追従出来ない現象もない。だからこそ、リアプロのモニターは売れると踏んだのですね。


○ 20060711  暑いですねえ。

 福島の夏は暑いので、7月に入ってからは、パワーアンプ、UX−1の電源は落とすようにしています。

 UX−1もかなり熱くなるのです。電気が食うのも大変ですが、それよりも命が心配。

 最近生業と町会の仕事が忙しく、オーディオルームに入ることもままなりません。ただ、都合で今週と来週は少し仕事を休んでよい期間なので、少しオーディオルームのメンテナンスを進めて見たいと思います。