zakki 201201-
○20120811 プロジェクター
ビクターDLA-X70Rは、天井に取り付けてあります。これまで3管は重く、レジ調整をしなくてはならないため、台置きでした。
その流れで、DPX1000やHD-1も台置き。途中から金属足場パイプで台を構築、背面の高い場所への設置を行っていました。
天井に取り付けたのはX3からですが、最近のビクターのプロジェクターが10数キロと軽くなってきたこと、リモコンでの調整で大丈夫である、という理由があるからです。
離れると、X3とほぼ同じで識別不能。近寄るとシルク違いで判別できます。
コンポーネントケーブル、HDMIケーブルなど結構本体をひっぱる力となります。投射画像の水平も、これらケーブルの引っ張り力を考慮しなくてはいけません。
ビクターXシリーズ用4K収録のデモディスクをオーディオK店から借用し、自宅AVルームで画質確認をしました。
手持ち画像ですが、立体感の片りんが見て取れます。
4K収録のソフトはこれまで見たことがありませんでした。結構良い画質です。ほかの画面で、モデルの外国人女性が、紅茶から緑茶を飲む切り替わりのシーンがありますが、緑茶がまずい、という表情で、微妙な表情の変化が映し出されて、こちらが微笑んでしまう、という表現が可能です。
○20120622 温度
いよいよ夏。MODEL9Tをスタンバイまたは電源ONすると、ヒートシンク恒温動作で、フィンが42度くらいに維持されます。
そうすると、部屋の中は軽く32度から36度くらいに安定します。
これに、ほかのアンプの温度、プロジェクターの放熱排気が加わると、サウナどころの話じゃなくなります。
こうなると、音楽を聴くのも命がけ。エアコンをつけると、乾燥して、喉も、目も傷めることになる。マイナスイオン放射扇風機を導入、加湿型空気清浄器を導入。など実施も、根本解決にならず。
そうなると、ローコストのプリメインにインピーダンスやらうるさいことを言わないSPをつないで、さっと聴けるネットオーディオをつないで、軽く楽しむのもありか!?と考えてしまう今日この頃。
○20120613 ホームシアター(hivi別冊) 2012年夏号
4月の取材の時の記事が、ホームシアター誌に載りました。
亀山氏の記事ですが、IK氏が実名で載ってしまってます。あの編集子は、Hiviのではなく、ホームシアター誌の方だったのですね。
前日からの取材強行軍で、Hiviと連動しての取材、お疲れ様でした。
ホームシアター今号が出るまでは、この画像出しちゃいけないことになっていました。
取材中の亀山氏とIK氏
取材時のVW1000、BZT9000など。雑誌の画像から、VW1000は扇形をしていると勘違いしていました。
VW1000の画は、高精細、緻密、少し青がかった色味。(色温度)これが4Kか!という画質。
パイ SC‐LX85 パワーアンプ部を電源オフにするAVプリモード(隠しモード)で本領発揮。
ホームシアター誌亀山氏の記事では、ソニーVW1000 とパナのBZT9000 と、パイのSCLX85(AVアンプ)3点セットでお買い上げみたいなこと書いてあったけれど、そうではないかもです。AVアンプは、フェイズシフト(位相調整)は魅力だけれど、パワーアンプはいらない。パイオニアのラインナップでは、AVプリは売れないからどうしてもAVアンプ(プリメイン)になってしまうのだそうだ。AVプリを展開しているのは、オンキョーしかない。昔はインテグラブランドがあったのだが、現在は、オンキョーブランドに統一しているとのこと。こちらだと、プリアウトがバランス出力であるというメリットもある。IK氏はどうするか?
BDプレーヤーでは、現在のデノンのプレーヤーからの画質の違いについて、亀山氏の記述がある。そのようなことも言ってはいたが、IK氏はどうするだろうか?パイオニアの技術者で、BDPLX91も手掛けた平塚氏もシアタールームにいたのに、自社プレーヤーLX91の話はしなかった。3D出力ができないことを気にしていたのだろうか。LX91は黒のつややかな表現に長けているのに。
VW1000は、確かに高精細、緻密な画質が強烈。現用のG70 に対しての感想は、亀山氏の記事に近い。さあどうするIK氏。
おやぢは、VW1000の4K画質に圧倒され、これまでのフルHDビクターX3に対して、4kなんか大した差はない、と高をくくっていたところを落とされたので、4k機に速攻入替を行ってしまいました。それほど画質の差は強烈だったのです。
ソニーの画作りに少しげっぷが出る状態がいつごろからか続いていました。過去30年来、ビデオ、画像機器はソニーオンリーの時代があったのですが、キララバッソあたりから少し変化が出て、ベータ終焉、DVDからBDと移行するにあたり、トランスポート(プレーヤー)は、パイオニアへ、BD録画機はパナソニックへ、そして投射機は、ヤマハ、ビクターと変化してきました。プロジェクターにおけるビクターの画質は、VHS機からの画作り(色重視)に共通するものが少なからずあり、そこに精細さ、緻密さ、広大なコントラストなどがあり、品質面、修理部隊の技術面で不安があったものの、ビクターのDILA技術を最近は愛用していたのでした。
DLA-X70Rは、選別品のX90Rの基本形態であり、標準的使用状態では、X70Rで十分な画質が入手できます。完全暗闇AVルームで、迷光処理が完ぺきな部屋であれば、X90R
のコントラストを生かし切ることができるということです。さらに、価格差もありますので、今回おやぢのAVルームにはX70Rがやってきたわけです。X3に比べると
1.電源ON時のレンズカバー開音が、小さくなって高級感はある。X3は、ぎゃーっとすごいギア音がしてチープなイメージ有。
2.起動時間は多少早いかな、くらいであまり変わらず。初めのDILAのロゴが投射されるときは、まぶしい!!って毎回感じてしまいます。
3.画質は、かなり違い、高精細、かつ緻密。血が通った肌感。となります。フルHDのX3では、産毛、しわ、唇のぬめり、汗をかいた感じなどは表現できてました。それに加えて、血が通っているのを感じられる画質に向上しているのです。
X3では実施しなかった画素調整も、3管時代を思い出し挑戦。これも画質向上に関連します。とにかく立体感がすごい。
4.冷却ファン音はかなり小さい。エアコンの音(微弱運転)の方が音が大きいくらい。
トータルして、画素比2倍くらいですが、画質向上度合いは2倍以上の感じです。画面は明るく、高精細。血が通った表現など1枚も2枚も上手の製品です。
画質が向上したせいで、現在スクリーンの画質や画質や歪み(でこぼこ)が気になっているおやじのAVルームであります。
○20120531 スペーサー
J1Pの青いスペーサー。
MODEL9DCには、スペーサーがついていなかったので、当初は硬質系のスペーサーで当座をしのぎました。
Jワンプロジェクト(アスペック扱い)のこのスペーサーは、ピラミッドバランスで音が落ち着きます。
X70Rは、画素調整機能が付いていて、3管のレジずれ調整と同様な調整が可能。また、いろいろな調整項目があるので、面食らってしまうが、基本の画質が素晴らしいので、時間を見つけていじってみよう。4K恐るべし。
○20120529 プロジェクター
ビクターDILAX3が調子が悪い。動作不良に陥ってしまったので、機種をX70Rへ代替え。
先に、会津で4KのVW1000の画像を見てしまったのでした。G70 ユーザーのIkシアターで、4Kの固定画素画像。これは、精密、緻密。ソニーお得意の少し青みがかった絵作りではありましたが、その精細感は素晴らしいものがありました。
フルHDのX3(3Dも可能)ではありましたが、ここまで4Kが高画質であるとは信じがたいものがあり、4K導入は即実行次元の問題となっていたのでした。
5月28日X70R搬入、設置、投写。
これは素晴らしい。4Kとは、雑誌で読むよりすごい画である。
立体感がまるで違う。へたな3Dは不要。
現在エージング中。またレポートします。
○20120521 アンプ
パワーアンプ。ジェフのMODEL9DCを導入しました。MODEL9は重い。本当は、DCをフロントに持っていきたかったのだが、電源が200−120V
のラインにしてあるのと、そのくそ重さでフロント入替を断念。
リアには、センター用アンプのゾウセカスアンプロックをリアに、センター用にはグランデッサを使用。
視聴ソファーの裏側にセット。
馬鹿になるくらい(?)重いMODEL9DCの電源部約70キロ。一人で開梱し、AVルームへ滑らせたのだが、ラックの上へソフトランディングをするに至り、いよいよ一人での作業に危機を覚えるようになりました。そこで、高1長男に力をかり、2人でラックへセット。いやあ、助かった。これは一人では危険。
電源部とアンプ部を重ねると100キロ以上。ラックは大丈夫か。
このモデル9DCは、ファーストオーナーが高齢になりメンテナンスに不安がで、放出したものをセカンドオーナーに行き、セカンドオーナーが都合で数か月の使用でこちらに来た、という履歴(と思われます)。
タイプは、トップカバーがフィンが付いていない初期型。ファーストオーナーで、2005年ごろのアンプモジュール、2007年ころにバッテリーを交換してあるそうです。ヤマト便の運送打痕が一台に一か所あり。
このようにWITTTの真ん前にアンプが来る変則セッティング。
アンプ同士ははこんな感じに後ろ合わせ。電源アンプ部接続ケーブルはゴム被覆崩壊のため、とりあえずラップで被覆をしました。ビニールテープだと後からべたべたになってしまうので使用したくなかったのです。
出てきた音は、低域がすごい制動。以前、MODEL8DCを使っており、それをMODEL9Tに替え試聴したところ、その低域の制動のすごさに導入を決定したことがありました。その当時はアバロンのラディアンを使用。アバロンは低域をコントロールするのが難しく、MODEL9を以てして初めてコントロールしている、といえると感じたもの。
今回も、リアのMODEL8SPを9DCに変更。HIVIのテストDVDでチャンネルチェック、位相チェック、音質チェックを行いました。
デモの音楽で低域が見事に制動。これはすごい。今まで余計な音が出ていたのではないかと思うくらい、びしっと低域が出る。量的に増えるわけではないが、低域の輪郭がきっちりするので、きちんと聞ける状態。
PADのシステムエンハンサーをかけ、エージングしていき、また、電源コードなどの調整をして追い込んでいくともっと良い表現になる可能性があるのはうれしいことです。
○20120506 セッティング
TAOCのボードを試しに敷いて、しばらく鳴らしていたのですが、残念なことに気が付いて、外すことにしました。
ボードを外した状態。SPコードを外したので、ついでにクリーニングを行った。
DEOXITという赤い色のスプレイ液のクリーニング剤。これが、銀によく効く。ごらんのとおり、ティッシュが真っ黒。これで磨くと端子がピカピカになります。
TAOCのボードは、制振性が非常に高く、低域端から下がバッサリ消えてしまうのだ。吹奏楽の大太鼓、ポップスのバスドラム、など音楽の基礎的な低域の部分がさっぱりしてしまい、ちょっと聞きには分解能が上がったように聞こえるが、実は音が消えているのであった。
出ている音が、十分に制動されている場合と、出ている音が消え去っている場合では雲泥の差がある。ボードを敷いて音が無くなるより、だぶつき気味でも音が出ている方が精神的に良い。
やはり、コンクリートの板を積層した加工床を作らねばならないか。ミサワホームの構造は、ボード組み合わせなので、そのボードに穴をあけるということは、トータルの強度に悪影響を及ぼす可能性が高いので踏み切れないのだ。一般の従来工法の木造住宅なら、こまめな切り貼りの工事に対応するのであるが、ミサワホームの場合は、少し違う。ミサワホームの担当者にリフォームの件で、この件を相談したことがあるが、ほとんど乗り気ではなかった。めんどくさい、というのが一番だろうが、構造的強度の件も大事だと思う。案ずるより生むが易し、ということわざもあるのだが。
BDPLX91のケーブルを変更して一か月。LX91再生におけるフロントリアのつながりが一層改善。カルダスのケーブルは、鳴り出すのに時間がかかります。リアのSPケーブル、ゴールデンクロスも、鳴り出すのに2年かかりました。このゴールデンクロスは、線材は本物のようですが、端末加工を韓国あたりでやった品物。端末を別の高級Yラグに替え、鳴らし始めてしばらくしてからカルダスらしさが出てきたのです。
近々またコンポーネントに少し違う変化があるかもしれません。またここにアップします。
○20120421 イベント
4月21日は会津坂下のIKシアターにHiviの取材が来る、ということで遊びに行きました。同日、会津若松の前川電気商会の前川さんの
ところで、ショップも始める、記念のイベントを開催する、ということで、合わせて行くことに!
会津坂下のIKシアターに到着した時には、取材は佳境に入っていました。
当日持ち込みは、パイオニアSCLX85、ソニーVW1000、パナソニックBZT9000の3機種。
IK氏のシアターは、プロジェクターがソニーの名機G70、それに基盤追加でハイビジョンを見られるようにしてある。最近の4Kのプロジェクター画質向上がすごい、ということで、プロジェクターの視聴での取材だった。アドバイザーで評論家亀山氏が来福。ほかにカメラマン、Hivi編集子、友人のH氏がいらっしゃった。
内容は、Hiviをお買い上げいただいて、確認お願いします。
時間と場所が変わって、会津若松市内目抜き通りの前川電機商会の裏手2階のオーディオショップ「サウンドミューズ」へ。
イベント参加賞の袋を忘れてきてしまったので、詳細情報ロストしてしまいました。
8畳くらいの視聴室に19人くらい座る。VW1000の高温排気も影響し、エアコンなし、結構酸欠状態。
亀山氏の秘蔵BDの視聴では思わず見入ってしまうものもありました。
パイオニア技術者平塚氏。音楽が、オーディオが好きな技術者は良い製品をだしますねえ。
氏は、プレーヤー(LD X0、DVD AX10、BD LX91)に関与し、AX10の後プレーヤーはもういいでしょう、とAVアンプ部門担当に変わったそうだ。LX91の時は、AVアンプ部門から一時的に戻ったようだ。LX85のプリアンプモードは営業サイドも知らなかった秘密モードだったのだそうだ。
イベント終了後、左から、前川さん、IK氏、Hivi編集子。
これからメンバーで会津の町へ、花見会ということだったが、おやぢは、マナーモードに4件も着信していたので、福島へ帰ることに。
前川さんのショップは、もともと自分のリスニングルームであり、趣味が高じてショップにしちゃった、という流れです。システムについては、JBL4344、アキュフェーズのプリアンプ、サザーランドのパワーアンプ。ガラードのアナログプレーヤー、SPUカートリッジ、などなど。基本ジャズ再生が好きな方のようです。
久しぶりのIKシアター。エイドスリファレンスは、超高剛性ラックのレッグの下に「ブラックラビオリ」(ダイナのメールで有名)インシュレーターを試用中。
音がかなり変わる。インシュレーター一つでこのように激変するのは、やはりプレーヤーの素性が良いからだ。
で、ブラックラビオリを入れると、左右に音場が広がり、スピーカーの存在が消えるのである。が、楽器の音は聞こえるのだが、肝心の演
奏者の体が消えてしまう。高さ情報が消えてしまうのだな。これは難しい。良いところと悪いところが混在。
BLACKRAVIOLI Sticky Pad 1/Sticky Pad 2今年になって値下げされ2万5千円ほど。
おやじのAVルームも、TAOCのボードをオーディオKさんから借用。試聴中。床の工事をしなくて良いか!?と甘いことは言えないのだろうなあ。
試用中のTAOCボード。なじむのに時間がかかる。滑り止めに柔らかいメッシュ状の滑り止めを3センチ×6センチの4片をボード下側に適当に配置。これでびくとも動かない。
震災後初めてのセッティング変更。スパイクのがたがあり、戸惑ってしまった。
おやぢのAVルームの天井に取り付けられたビクターDLAX3。今回4K画像を見てきたので、X90Rが欲しくなってしまった。価格差は約2.5倍。重量級のVW1000では、こういったちょん付の天吊りはできないなあ。価格も90Rの1.6倍だし。
○20120417 ライブ
4月17日は、福島市ミンガスの下、ビッグアップルで、渡辺貞夫のライブがありました。2年前の時に見逃したので、今回は何とか参加。
79歳になる渡辺貞夫は、まだまだ素晴らしいライブをやってくれました。思えば、1978年カリフォルニアシャワーで、私は渡辺貞夫と、ジャズフュージョンの世界を知り始めました。渡辺自身は、カリフォルニアシャワーはあまり好きではない、と言っていた気がするが、まあ、ジャズの楽しみ方は自由なので、良いとしましょう。
満員立ち見が出る会場の中、席を詰めたら、隣に若い女性が座りました。たぶんカリフォルニアシャワー発売時には生まれていない年頃です。
一緒のミュージシャンが皆、素晴らしい技術と感性を持ち、バックボーンのリズムセクション(dr、perc)はきちんとだれないリズムを刻み、ベースは朗朗と、ギターとピアノは、でしゃばりすぎず、サックスに絡む。
ピアノは、小野塚晃。ベース、荒巻茂夫。ドラムス、本田珠也。パーカッション、ンジャセ ニャン。ギター、養父貴。みなうまい。隣の女性に、ライブ終了時、みんなうまいけどピアノうまいね!というと、彼女も同意しました。
コードしか書いてない。それで、あのように息の合った演奏ができるとは。
楽譜はこんな感じです。
ちょい左にいる方が、名前も聞かず去ってしまった美しい女性です。同じく、楽譜見たい!と前の方に来たのでした。いつかまた会えるでしょうか?
余韻を残すライブ会場。演奏中の録画録音は禁止だったので、画像はなし。
出口でCD、SACDを販売していましたが、定価販売だったのでパス。会場特価をつけてくれれば、買っちゃうのだけどなあ。
○20120331 ケーブルメンテナンス
接続ケーブルはコンポーネントの一つだ、ということは、いつも実感します。おまけ、付属品ではありません。
カルダスヘックスG5C。今のゴールデンリファレンスとは少し傾向が違い、力感的表現、ゴリゴリしたところがあり、映画にはぴったり。特にパイオニアBDPLX91は、鮮鋭感あふれるフレッシュな音ですので、これをヘックスG5Cで力感的表現を追加することで相乗効果を得ようともくろむもの。対してエソテリックのUX-1は、基本、低域がもりもりのエソテリックサウンド。このため中高域がスムーズなゴールデンリファレンス系ケーブルを持ってくることによりバランスを取ります。
今回、カルダスヘックスG5Cでフロント、リアを統一、怪しげな韓国産カルダスヘックスG5Cをセンター、SW用にし、BDPLX91のRCAケーブルをカルダスヘックスG5Cにしました。
すると、フロントリアの音場のつながりが、よりスムーズに、音像の立体感が向上しました。
ごちゃごちゃジャングル様のケーブル。緑がオリジナルヘックスG5C。金色(黄色)が韓国アレンジG5C。オレンジ色のきしめん状HDMIはワイヤーワールド。
結構、カラフルな裏側ケーブル類。
映像では、HDオーディオによるサラウンドが基本。
ピュアオーディオは、マルチチャンネルを捨ててしまったような観がある最近のSACD界。エソテリックのプレーヤーなどは2CH仕様のものしか製品になっていない。ピュアオーディオでもマルチチャンネルは継続してほしいものだ。確かにDACに金がかかる、という難点がある。しかし、いったんマルチチャンネルの音場、音像に触れてしまえば後戻りはできない。
最近出た、SACDのイーグルスのホテルカリフォルニア、クイーンのオペラ座の夜などはDVD-Aでの発売だった。DVD-Aが無くなった現在、SACDでマルチチャンネルの素晴らしさを継続していく一つの手法ではあります。いい音ですよ。げてものではありません。
○20120310 BZT810 とPS3の連携
PS3の動画アイコンを見ていたら、見慣れないアイコンが出ていました。
BZT810 とレッツノートの新パソコンアイコン。もしかすると、BZT810のカタログに出ていたビエラリンク、別室でHDDの内容を見られる、という機能のことか。
アイコンをクリックして、動画のリストまで行くと、レコーダーの動画リストである。クリックするとあっさり再生。PS3のサーバー機能で、LAN接続されたブルーレイレコーダーのHDDコンテンツを見ることが可能なのだ。これは驚き。BZT810
のカタログを見ると3番組録画中でも、ほかのサーバーでコンテンツ再生可、とある。さらに、カタログには、レコーダー本体電源が入っていないときには、地デジ、BSデジタル放送が、PS3で見られる、というようなことまで書いてある。これって結構すごい機能なのではないでしょうか?WOWOWも契約していない違う部屋のディスプレイで見られる、ということ。
レッツノートPCの方は、設定が許可されていない旨の表示がでてファイル再生は不可でした。当たり前ですね。LANの中で、ほかのPS3あたりからハッキングされては、ノートPCが大変なことになってしまう。でも、DLNA?の設定をPC側で許可すれば、PC内のファイルも参照できるようになるに違いありません。PC内のyoutubeの画像ファイルなど見られるようになる、ということ。
ネットオーディオというものも、基本的にこのようなものなのでしょう。パイオニアのネットオーディオDAコンバータが実際的な価格で販売されていて、固定素子メモリーの音楽情報も再生可。ipodのAACも再生可、という代物。高性能の割に安い、というコンポも出ているという。
LINNのDSシステムも同様の概念で作られた製品なのでしょう。
オーディオ、ビデオも、ネットワーク勝負になってきた、ということか?
○ 20120305 札幌行と、新潟行
2012年2月19日‐20日札幌に行ってきました。観光先は、白い恋人工場、サッポロビール館、地下街、TV塔、市場、新千歳空港、それに研修目的のすすきの界隈。
白い恋人工場は、テーマパーク化しており楽しめるところでした。観光客の中国人比率が高いのが印象的でした。これだけの世界を持っているのであれば、面白い恋人に目くじらを立てる必要はないなあ、と考えました。
お菓子工場なのに、工場見学コースの後半は、たぶん社長の趣味であろう、昭和の玩具、骨董。音楽再生装置のデモ、展示があるのに驚き。エジソンのシリンダー型蓄音機、ラッパホーン付の蓄音機、HMVのニッパー君など好きな人は小躍りしそうなアイテムが実働状態でデモ展示。
白い恋人ソフトクリームは絶品。
○ 2012年3月4日日曜日 会津坂下IK氏の誘いで新潟へ。オーディオ評論家傅さんがイベント講師で来るのだそうだ。新潟には関本無線というオーディオショップがありました。20数年前、ナカミチがB&Wの輸入代理店をしていた頃、B&Wのスピーカーは品質向上途上であり、普通に全数検査(!)をナカミチ福島で行っていたものでした。801マーク1のクレーム対応で、関本無線で売れた801のユーザーのもとへ、セールス担当と若かったおやぢが訪問して修理してきたのを思い出しました。
今は、関本無線の会社は代替わりしていて無いそうで、息子さんが引き継いでオーディオショップをやっているそうです。カタカナで、フォーミュージックカンパニーという会社名のようです。
新潟市内のホテルで開催された販促セミナーは2時から5時までの長丁場ではありましたが、軽妙な傅さんの語り口であっという間に時間が過ぎました。(半分くらいは寝ていましたが)タンノイのキングダム、ビビッドオーディオのギヤをスピーカーにし、エソテリック、ステラボックス、アキュフェーズの協賛でのイベントでした。
おやぢ、傅さん、Ik氏。傅さんとは何年振りだろう。
オーディオフェアではよく会っているという傅さんとIK氏
ヴィヴィッドオーディオのギヤ。コンステレーションの1700万のパワーアンプセッティング中。
右は、エアーフォースワンというアナログプレーヤー。エアーでプラッターを浮かして、かつ吸着するという離れ業を行っている。演奏中プラッターを指ではじいても再生音に何の影響もない。(後日ステレオサウンドでプライスを見たら600万円と書いてありました。その次の号では650万円でした。))
タンノイのキングダムは、相変わらずタンノイの音。同軸システムは、ある曲では位相がしっかり合っておりそれが生きる場面があります。
ギヤは、B&Wのオリジナルノーチラスを作ったエンジニアが作ったシステムで、クロスオーバー周波数など同じ。外装デザインでの奇怪な(?)姿ではなく、音のため(消音構造のため)にこのような形になったそう。オリジナルノーチラスも同様の理論である。
音は、丹精で真面目。アバロンのスピーカーのような音像の出来方です。広大な音場ではなく、スピーカーの内側に濃密な音像が現出するタイプ。(箱庭的表現)オリジナルノーチラスと異なり、ギヤはネットワーク内蔵なのでマルチアンプにする必要がないとのこと。
○ 20120128 DVDレンタル
福島市では、ツタヤのほかゲオがメジャーなレンタルショップです。ツタヤで100円とテレビでCMを打つと、ゲオでは、ある店舗で準新作、旧作50円のゲリラ安値を出します。
ブルーレイも同様に安くなっていますが、高画質モノはレンタルより購入したほうがよいですね。
邦画、洋画ともメジャーな作品はDVD,BDになってから半年もすると、WOWOWで放送されます。DVDよりはWOWOW放送のほうがHDで高画質ですが、WOWOWの弱点の字幕が邪魔なものが多いです。WOWOWも放送改正で、転送レートが可変になり、これまでの安定した画ではなくなりました。さらには、SDのアップコンの素材も何の表示もなく、HDとして放送しています。これは良くない。
WOWOWでもっとだめな点は、成人向け(何とか指定)の番組で、いまさらながら、性交の描写には画面のかなりの部分を白いもやもやが占めてしまいます。芸術的作品、もしくは写真では陰毛OKになっている日本国内で、WOWOW放送の成人向け映画だけ尻が映っているだけの画面にもやもやを入れる感性がわからない。陰毛OKになっているDVDをわざわざ確認のためにレンタル導入することもしばしば。有料放送でありながら、情報を隠し100%視聴者に伝えないと姿勢はおかしい。
○20120121 パソコン etc
ホームページ作成用の古いタイプのOSPCを整理しました。ホームページビルダーと新FTPシステムで何とか動かせることがわかってきたからです。昔のホームページ作成ソフトはwin95時代のバンドルソフト、もうそれに慣れてしまっていたので、それを動かせる旧OSのマシンを複数使用していました。しかし、旧ソフト、旧OSでは、セキュリティの問題がクリアできず、自分のノートPCが古いバージョンのアドビリーダーとJAVAで、ウイルス感染してしまったのを機に、一気にアップデート。旧石器時代から昭和、いや平成時代に来たような変革です。
IBMのthinkpad240とe22。どちらも98SE。
それで、ホームページごとに3台のノート1台のデスクトップを残してきましたが、ホームページのコンテンツデータを移行、ノートPC は作業机から外しました。多少さっぱり。デスクトップ機は、旧OSのゲームが若干あるので残してあります。ネットにつながずスタンドアローンで使用します。
DVDFAB8Qt
DVDバックアップ用ソフト。メインのサイトが中国製のようです。怪しげな日本語で、とにかく新たなコピーガードが出てくるとそれに対応したバージョンをリリースするという姿勢のようです。トランスフォーマーダークサイドムーンが、新しいコピーガードシステムがついている、ということで、そのサイトでは、新バージョンで、そのガードにも対応した、と書いてあります。
トランスフォーマーダークサイドムーン(邦題です。オリジナルはダークオブザムーンです。こちらのほうがよいですね。ダークサイドムーンって、英語じゃないし)は、画質がよくない。DVDで視聴しましたが、もしかするとこのコピーガードシステムが影響して画質を悪くしているのかも、と考えざるを得ません。ブルーレイを見ればわかると思いますが、内容が製作サイドの自己満足映画なので、改めてBDで視聴する気になれませんでした。コピー禁止を破られるのがわかっているのに、強烈なガードを掛けて本来の画質を落とすのは本末転倒ではないか。
○20120117 オークション
年末年始にかけて、ヤフーオークションに挑戦してみました。以前は、わけがわからず、代わりに出品手続きを会津のIK氏に依頼したことがありましたが、今回は自分で出品です。 オーディオ雑記帳20110603に書いた「売ります」の品のうち、VPH100QJ、DVHS5500、ディスクスタビライザー665BX、マクセルスタイラスクリーナー、は売却。SW1000は商談中。コヒレンスと入れ替えのシナジーUiも出品中です。ほとんどおやぢのこのホームページは知られていないらしく、製品に関しての問い合わせが後を絶ちません。ショップではありませんが、基本的に大事に製品を使って来ていましたので、そこそこ美品がおおいおやぢの出品です。
業務上の事務所移転がこの3年に2回。一回目の移転のとき、事務所建物に多数保存してあった、これまでのAV機器、オーディオ機器をほとんど処分しました。空間に余裕があれば、修理して稼動状態にもっていける製品が多数あったのですが、時間、空間の制約のある中、ビデオ、CDプレーヤー、その他のコンポーネントの多くを廃棄してしまいました。
2年たち、2回目の引越しから1年3ヶ月たち、事業も何とかやっていける事務環境となったので、製品の整理再開です。捨てるに捨てられなかったコンポーネントも、オークションでは、百円からの値段がつきます。では、あの廃棄した品々もオークションに出せばよかった、と感慨しみじみ。当時はオークション出品の精神的余裕も空間的余裕も時間的余裕もまったくなかったなあ、、、
ただ、今回驚いたのは、落札者で無礼(アウトロー)な人が複数いる、ということ。30年以上前から、FMファン、ステレオ誌の「売ります、買います欄」で取引をしてきましたが、オーディオ愛好家は普通以上の常識を持った方が普通でした。今回、落札者が連絡をよこさない、という事例が2例もありました。評価を見ると、若い方かな?という感じの語り口の方や、「悪い評価」で過去でも連絡しない、ということをしている方が存在しているのにはびっくり。オークションの世界もいろいろな人がいるものです。
3年前にカルダスのヘックスゴールデン5CのRCAを購入しました。当時から胡散臭い、カルダス通常品ではない怪しげなRCAプラグの品で、一説には韓国でカルダスのケーブルをRCAに加工した、との話でした。現在その入札者はID削除されており、偽モノ説を裏づけしてしまっています。現在でも、時々その当時流通した海外製造のカルダスヘックスG5CのRCAケーブルがオークションに出ますが、当時の10分の1の2〜3000円の値がつくようです。 数あるオークション業者の中、K’S
ラボさんはしっかりした仕事ぶりで信頼が置けます。数回カルダス製品を購入しましたが、安心、確実でした。そんな風に取引はありたいものです。
○ 20120114 いろいろ
地震から10ヶ月。オーディオにとっては大敵の地盤が揺れる、という恐怖から少し開放され、セッティングの見直しに取り掛かれる心境になってきました。(とはいえ、ここ数日震度4クラスの地震もおきていますが、、、)
さて、リア用のプリアンプをコヒレンスにしてから、各スピーカーの音のつながりが、また格段に向上。その結果各スピーカーからの音で構成され音場がまたスムーズに広がります。センタースピーカーの音量も上がって聞こえます。ただし、システム5.1の低域の出方が、オーディオルームの床に原因するもたつき、ボンつきになっているのが際立ってしまっています。
システム5.1の後ろにある100キロ以上あるモデル9Tが、震災のときに東方向に30センチくらいずれたのです。SPは幸いに倒れませんでした。スパイクが7ミリくらいフローリングに食い込んでいたのです。
スクリーン位置を25センチ上げました。たまたま白黒映画のワンシーン。SWを視聴席の後ろに持っていこうか?この床が問題。悩んで3年。
○ 20120108 謹賀新年
2012年があけました。福島では放射能問題が深刻です。一向に心が晴れる見込みがありません。浜通りの避難地域の皆さんは、好きなオーディオも楽しめず、オーディオどころではなく留守宅の盗難被害におびえなくてはなりません。
震災以降、避難による空き家は格好の空き巣狙いの的になってしまいました。液晶テレビ、パソコン、など家電、自動車部品、ガソリン、など窃盗団が荒らしまわったようです。富岡、楢葉、大熊、浪江他、避難地域のかたがたのお宅はほとんど空き巣にやられています。おやぢの実家久ノ浜の津波被災地でも、家財持ち去りが横行していました。
高級オーディオは、足がつきやすいということでしょうか。幸いなことに残っていたという話を多く聞きます。でも、自宅でオーディオを楽しむことができないので、幸いに残ったオーディオセットも他地域に持ってきて手放すオーディオ愛好家は多いようです。
仮設住宅は、あくまで仮設ですので、生活する最低限の機能しかありません。防音、遮音、断熱などの機能は望むべくもなく、寒冷地の仮設住宅では、鬼のような結露が発生しているようです。そんな中では、オーディオなど楽しむ余裕はないでしょう。
避難地域ではない他地域では、幸いなことに通常の生活が戻ってきています。浜通りは、震災、津波での物的損害復旧ができない、か遅れています。
他の地域は、放射性物質降下、定着に伴う低線量被爆が継続しています。低線量被爆の健康被害の件は、他の文献、メディアで散々取り上げられていますので、割愛します。ようは、直ちに健康被害が出る線量ではない、ということをもとに、落ち着いて、冷静に、放射性物質の除去に努め、安全で安心できる生活環境を実現していくのが、福島県民の目標となります。他人任せではほとんど変わらないのが現実。
さて、生きていくうえで必要な心の余裕に存在する趣味の楽しみ。この部分を、今年も追及してまいります。楽しみを先送りしていては、明日も知れないこの人生。悔いあるものにしたくはありません。身の丈にあった現状対処をしてまいります。