zakki201401-
○20141224 MODEL9DC
24日、クリスマスに合わせてか、太陽インターナショナルから、MODEL9DCが戻ってきました。
電源部は、一人では無理。70キロくらいある。アンプ部は30キロくらいなので何とかなるが、、、
早速開梱し、セッティング。いやあ、4か月ぶり。DCコードも新調。このゴム被覆がぼろぼろだったのだ。
通電音出し。うーん、さすがMODEL9DC、野放図なPA70とは違う、品のある音。PA70もある程度鳴ってはいたのだが、この横綱級、超弩級アンプの前には、ケチっぽくなってしまう。
4か月ぶりのセッティング
なんと、外したばかりのPA70を、また結線することに、、、
電源コードもやってきた。ZONOTONEの新品である。これは、エージングが必要。カルダス系だと2,3週間は軽くかかる。リアSPに使っているゴールデンクロスは音が出るようになるのに3年位かかりました。
このような、線材、構造に凝っているケーブルは、エージングが必要なのだ。サンプル品は、十分にエージングが進んでいたため、はっとするような画、音が出ました。サンプルでも、本当に良かったのに、出せない、と言われるとあきらめざるを得ません。
新品はいやだなあ〜。オーディオは、中古で十分なんですがね〜。
新品で、線材が固く、重さも相まってLX88に接続しておくと、本体から外れてしまう。
カルダスもブロックを噛ませて、脱落防止。
シアターモードでのイルミネーション。ジェフのアンプは、イルミネーションがオレンジ色。真空管もオレンジ色なので、共通している雰囲気を狙ったか?PA70は、グリーンのイルミネーションで、これも素敵。
こちらは、コヒレンス、LX88、AV8801などのラック部。
ところが、、、
バッテリー充電に一日接続、通電していたところ、PSWのイルミネーションがやたら暗い。おまけに、なんと音が出なくなってしまった。昨日は鳴っていたのに。ジェフのアンプは、ケーブルの接続順序、SWの投入順序を間違うと動作不良になることがある。それが原因かと、取説をよく読み再挑戦するも、やはり音が出ない。電源部からアンプ部に電源が行っていないようだ。
太陽に相談すると、不良が直ってなかったことが判明。怒ったけど、時すでに遅く、年末、年始は運送業者がお休みで返送できない。新年5日以降の発送だ。
○20141223 電源コード
BDP-LX88は、素性が素晴らしい。基本が良いので、色々な可能性に挑戦したくなる。
映像系には、銀が効く。LX88のHDMIケーブルは、音声映像混合出力での、シルバースターライトでAV8801 へ。これも、セパレートして、AVアンプへと、プロジェクターへ分けると高画質、高音質になることは、LX91で実証済。
現在、映像用、プロジェクターへ導く長尺の高性能ケーブルを手配中。どうなるかな?
本体の電源ケーブルは、クエストの特注ケーブルではあったが、これはどちらかというと音声に馬力が出るタイプ。オーディオかもんに、良い電源ケーブルがないかと聞くと、ZONOTONEの試聴品を勧められた。
NPS-5050Grandio 2011年限定200本生産。新7NCu4種ハイブリッド特太コア。5.5SQ(0.5mm導体×29本)という仕様。4種とは、7N銅線、5N銅線、純銀コーティングOFC、高純度無酸素鋼(ZONOTONEホームページより)
200本限定というのはあまり興味がないが、ZONOTONEの特長の銀使いは、映像系への効果があるだろう、と予測して借用。
LX88に接続してみると、言葉を失った。これは美しい、スゴイ。
音は、それなりにダイナミックになるが、映像の向上度合いは、これぞ銀!というもの。煌めく所が神々しく煌めく。かといって、暗部が黒浮きするという事はない。色の純度がさらに向上。銀は使い方を誤ると、色がくどくなったり、音の低域に変な癖がのったりする。このケーブルは、その辺を高度にまとめた良品だった。限定生産という事で万人にお勧めする、というわけにはいかないが、もう数本は在庫有り、という事なので、入手できる方は、オーディオかもんに問い合わせしてみると良いかも。
メーカーとしてのパイオニアが、電源ケーブルにコストを掛けられないのはわかっていたこと。素性がこれほどまでに良いBDP-LX88であるからこそ、高価な電源ケーブルを充てると効果を発揮するのだ。
実は、LX88用に、カルダスのゴールデンリファレンス電源ケーブルを予定して、何件か、オークションに入札していたのだった。しかし、通常4万数千円での落札価格が、一本は6万5千円。もう一本は、5万円を超える入札インフレになってしまい断念していたのです。
ZONOTONEは、ちょっと予算オーバーだけど、おそらく、ゴールデンリファレンスでは得られなかったパフォーマンス(期待性能)が得られそうなので発注することになりそう。
○20141221 天井SP
会津坂下IKシアターは、アトモスを導入しなくても最高級のサラウンド再生が出来る聖地である。
フロント、リアにウイルソンのグランドスラムX1を4本。センターにウイルソンウオッチセンター、SWにウオッチドッグ。駆動するプリは、ジェフローランドコヒレンスU×3、パワーアンプは、ジェフローランドのモデル9T、モデル9DC、センターのみ上杉UAV−1。接続ケーブルは、PADドミナスがフロントとリアのSPケーブル。その他、ド級コンポーネントで構成され、AVプリのみがどういうわけか、インテグラDTC9.8で、サラウンド映画を楽しんでいたのだった。
実際聞いてみれば、一聴瞭然で、度胆を抜かれる。
それが、2年前、パイオニアのSC‐LX85というAVアンプのデモを行って、ソニー3管G70 をソニー4KのVW1000に変更する気持ちになり、AVアンプは、DTC9.8から何かに替えたいという気持ちが高まっていたIK氏だった。
インテグラDTC9.8は、その当時、HDオーディオをデコードでき、プリ出力はXLRである、というAVプリだったのだ。音は、氏の好みの、切り裂くような鮮烈さ、ばりばりドスンとなる豪放快活さ、金属が金属としてがんがん、きんきん鳴っているのが判る鳴り方、そして、多少歪んでいる、という音作りが決め手のAVプリだった。
同時期にDTC9.8 を導入した私は、ジェフのプリに比べると、インテグラのプリアンプボリュウム部の役不足が少しずつ気になり始め、十分なDAC能力とプリアンプ能力を持ったAVプリを希望するようになりました。そこで、ちょうど出てきたのが、AV8801でした。
IK氏は、歪みが足りない、きれい過ぎると、SC-LX85,86、ヤマハCX-A5000、は却下。今回、取材でのSC−LX88アトモス再生に臨んだのでした。
かなり本気になっていて、東京オーディオショーなどで視聴してきたのもあるのでしょうけれど、今回に備えて、天井に4本SPを追加したのでした。
右前部天井のB&W805。
初めはウイルソンWITTを4本ぶら下げようという考えもあった!
右後方のSP.
前方の天井SPを見る。プロジェクターはVW1000に変更済。
SP設置には、会津若松の前川電機商会前川さんが施工したとのこと。ケーブル類もきれいに整頓され、外目からは見えない。
今回のIKシアターアトモス再生の顛末記事は、雑誌記事に関わるということでここには書きません。次回の旧ホームシアター、ホワイエりに掲載されるとのこと。その後に、という事で。たぶん、相当面白い記事になると思います。また今回は、亀山氏、平塚氏の写真、パイオニアの製品群の写真も取材に抵触するだろう、という事で撮ってません。
IKシアターどこへ行く?
別のホームページでアトモス、平塚氏の記事があったので参考までに。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1407/24/news091.html
○20141220 ブルーLED
ノーベル賞で一躍有名になった青色LED。結構前からオーディオコンポには使用されていました。
同じような円形使いの意匠に思わずにやり。
シアター使用時の暗闇でのイルミネーション
上LX88 と下AV8801
この青白い光が、暗闇だと結構まぶしいのだ。
上から、LX88、AV8801 、UX-1.
イルミがアンバー(オレンジ)だと、結構落ち着くのだが、最近は、ほとんどブルー採用のメーカーが多いです。
リモコン。左からLX88、AV8801 、UX-1 。
LX88は、大きなボタンは自照するが、ご覧の通り細かいボタンで、文字表示も小さいので結局懐中電灯併用です。
AV8801はマランツのAVプリアンプ。
11.2chのプリ出力がXLR。
今回、LX91放出、LX88 導入という事で、RCAケーブル6本が余り、XLRケーブル2本が必要という事になりました。今回は、カルダスヘックスリンクG5C(ホットコールドクロス品)を使用。
AV8801の電源ケーブルはPADプラズマドミナス。LX88 からAV8801 へは、ワイヤーワールドのシルバースターライトHDMI。LX88の電源ケーブルは、オーディオかもん特製、クエストの電源ケーブル。
AV8801は、エージングに非常に時間がかかるのが判明。導入一年経って、ようやく最近音に迫力=芯が出てきた。電源ケーブルをPADドミナスにしたことも大きい。几帳面な鳴り方が、豪放快活になりつつある。
それもあって、アトモスに飛びつく気にはなれなかったのです。
音質対決。
LX88のAV8801 デコードのサラウンド音声。
LX88のAV8801 による、2チャンネル再生。
LX88の2チャンネル出力。
UX-1の2チャンネル出力と比較。CD、SACD。
結果、2チャン出力は、UX-1の圧勝。LX88の2チャン出力は絶賛されているが、UX-1の音には敵わない。普通の同価格帯CDプレーヤーとか、SACDプレーヤーには勝つのだろう。まあ、価格差6.7倍のプレーヤーなので当たり前と言えばあたり前だが、、、
AV8801 のDACと、LX88の2チャン出力の差は少なかった。若干鮮度がLX88 の方が上かな、という程度。
BDのHDオーディオの再生は、AVプリに任すしかないので、対決にはならないが、HDMI接続で、特に音が痩せるなどという事はない。従来のLX91ダイレクトマルチ出力よりは、LX88HDMI接続AV8801 の音の方が豪胆だ。
LX91のアナログマルチ出力は鮮度抜群だった。ただ、低域の厚み、凄み、爆発的な瞬発力は控えめだった。
AV8801の導入当初の音の感想は、整理されて端正な趣。音場は広いが抑揚に欠けるきらいがあった。それがエージングの進行により、がらりと変わり、パワーコードの変更も相まって、非常に良い、ド迫力のサラウンド音声を再生するようになっている。
バンドオブブラザーズのBDボックスを入手。第3話カランタン攻略で、弾丸がぶおん、ぶおんと飛んでくる。その弾丸が実体を持って左右の前→後、眼前左右、頭後左右に飛び交う音が再生されるのだった。実際に頭の脇をかすめて弾丸が飛んで行く!うわっと頭をよけてしまうような再生。WOWOW放送のAACは健闘してはいたが、この実体感がBDのDTSHDがかなり上回った。
○20141219 IKシアター取材
12月13日会津坂下のIKシアターに、雑誌の取材が来る、という事で行ってみた。
ドルビーアトモスの実演。そのために、パイオニアSC‐LX88、BDP-LX88、プロジェクターはソニーの4K VW1000 に換装済み。天井にアトモス再生用にB&Wの805を4発設置。
講師、技術者など当日のイベント詳細は、雑誌の記事になるまでここには書けないのだけれど、抵触しない程度にまとめてみます。
特集 ドルビーアトモスの笑(衝)撃
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おやぢのAVルームに12月19日BDP-LX88がやってきました。
記事は、このBDP-LX88が再生プレーヤーになっているという前提でお読みください。
ドルビーアトモス=サラウンド。
ドルビートゥルーHDやDTSマスターHDなどのロスレスオーディオ(サラウンド)を、HDオーディオと私は呼称してきました。
そのパッケージされたサラウンド音声に対して、AVアンプ側で、ストレートデコードのみではなく、たとえばヤマハのように音場創成するDSPが発達。フロントハイ、リアハイにSPを設置して、そこから音場を作っていく、という方式が発展してきました。
各社のAVアンプで、独自の名前で対応してきたものを、パッケージソフトの音声エンコードで、フロント、サラウンド、サラウンドバック、フロントハイ、リアハイ(アトモスでは呼び名が異なるが、、、)、SW各チャンネル分を配置設定する。同じロジックを搭載したAVアンプでデコードすれば、制作者の意図したサラウンドが出来上がる、というのがアトモスサラウンドの仕組みだ。
もともと、ヤマハのシネマDSPで、フロントハイ、リヤハイを使った音場創成や、マランツのAV8801 での11.2chでのサラウンド再生、他社でも同様に音場創成を行ってきたAV業界であるが、アトモスという統一方式にすることにより、映画メーカーの意図する再生音場に近づけることが可能になったフォーマットと言えよう。
逆に、ヤマハのシネマDSPのように完成された音場創成システムでは、アトモスと同等、それ以上の臨場感を得ていたので、アトモスはいらない、という議論もあろう。ただ、作り手の意図する音場と、再生側のそれが一致する方が理想的なので、ヤマハも新型AVアンプでは、アトモスデコーダーも搭載している。この場合、SP配置は、従来のままで大丈夫のようだ。
通常の2chステレオの場合。CDで、ワンポイントマイクで収録した環境音を再生する場合、2chなのに、頭の後方に音場が広がるソフトがある。長岡鉄男氏が唱えたマトリックスサラウンドはこの収録音源に含まれる逆相成分を利用、SP配線回路を工夫すると、2ch出力なのにサラウンドができる考えは昔から存在した。たとえば、LPの4chマトリックス、(SQ方式などもあったが、)音声信号の位相(逆相)成分を使用するサラウンド(マルチチャンネル)方式だ。
アナログのマトリックス再生からドルビープロロジック、デジタルのドルビーサラウンドAC-3(後にドルビーデジタルと呼称変更)、他社DTS、と信号処理がアナログからデジタルへと進化し、それに対応するAVアンプ(サラウンドプロセッサー)が登場してきた。2ch、4ch、5.1ch、〜とSPの数が増え、多彩なサラウンド(マルチチャンネル)再生が進化してきた。そのたびに、アンプ、SP、ケーブル、映像の場合は、ディスプレイ、プロジェクター、、スクリーンなどの進化が促されて発展してきた。
そもそもが、映画館での映画再生を、自宅に持ち込もうとする意欲がこれらの進化を支えてきたわけである。
今回のアトモス視聴の機会で、ネイチャーと、ミュータントタートルズ、トランスフォーマー絶滅の危機の3タイトルを体験。
ネイチャーで、水面から生き物が顔を出すシーンは、高所の鳥の声や風のざわめきが上から聞こえ、水面のぽちゃぽちゃ音が眼前に広がる。はたと思ったのが、ソニーの環境音CDセイシェル。この波の音と、波にシュワ―と来る砂の音。これらがきちんと再生できるか、というのが長岡氏のチェックポイントだった。同様に、A級録音外盤ガボン。この場面でこのような再生ができるか、という、高性能なオーディオシステムであれば可能なチェックディスクの存在だった。2chで空間が広がる音場再生が可能で、それを目指してコンポをチューニングしてきたのだ。そのためには、高価なコンポを準備しなくてはならない。反応が遅いカートリッジ、プレーヤー、SP、アンプだと、たとえば上記セイシェルでは、波の音が池のさざ波に聞こえちゃうし、砂のシュワ―が高くはじけない。
アトモスは、とりあえずSPをセッティングすれば、高さ、広がりを出すことが出来、高価なコンポーネントを導入しなくても音場再生が可能という仕組み。ただ、あくまで、エンジニア(制作サイド)の音場である。自然音の録音素材があったとしても、コンソールのレバー操作で、どの辺にその物体(オブジェクト)を置くかが設定できてしまう。聞いているのは自然の音場ではなく、作られた音場なのであった。
笑ったのは、ミュータントタートルズで、ヘッドアップスピーカー(リアトップ)とフロントトップSPから、歌が流れてきたことだ。
爆発音や、飛翔体(弾丸、飛行機、ヘリコプターなど)の移動感にサラウンドSPチャンネルを使うのはわかるが、歌を天井から出してどうするのだろう。
トランスフォーマー絶滅の危機では、(上記ミュータント〜もCGだが)画面の大部分がCG。つまり作り物だ。音まで作り物だ。というレベルになると、(それが鼻につけばつくほど)一気に醒めてしまうだろう。最近のCG技術は相当に上がってきていて、今ではどこがCGでどこが実写か区別ができない、という作品は数多い。でも、異星の情景、宇宙船、エイリアンなど絶対にありえないものはCG造形なのだ、と脳みそが判断してしまう。
その上、音までもが制作者の意図で作り上げられた音場になった場合、作り物の画像と、作り物の音声でどこまで楽しめるか?
それが気になったアトモス体験であった。
わがAVルームは、アトモス導入にそんなに躍起ではない。AV8801の能力をもう少し引き出してみよう、という気持ちである。
AV8801の評論家受けは非常に悪い。そんなことを言っても全然始まらないので、この素晴らしいAVプリの活用術を次回以降記事にしていきたい。
当AVルームで、アトモス仕様のトランスフォーマー絶滅の危機と、ジョニーデップのトランセンデンスを視聴してみた。
音声フォーマット表示は、ドルビーアトモスのみとそっけない。
メニュー画面に、ドルビーアトモス表示。
どうやら、ドルビーデジタル、ドルビートゥルーHDを包括した下位互換フォーマットということだろう。
トランスフォーマーはまあまあ前3作に比べると面白い。画質が向上したためか?登場人物が変わって世界が変わったのも良いかも。
トランセンデンスは、音声フォーマットの記述がない。メニューは英語、日本語の2通りのみ。盤面にも、アトモスの表示がないのは寂しい。中身を見ると、アトモス向きではない暗い画面(地下のラボや、ディスプレイ表示など)が多く、宇宙船も登場しない。
アトモスシステムは映画ではOKである。別世界に没入するのが映画の醍醐味。どんどん好きにやってもらって構わない。でも、無理やり見せられてる感が強くなったり、聴かされてる感が強くなると、たぶん辟易しちゃうのかもしれない。CGも素晴らしく技術が向上した。アトモスも高度に進化していけば、これはこれで面白いのかも知れません。
業界全体が縮小していっているオーディオビデオ業界において、エポックメイクな方式、技術は市場活性化の大きなチャンス。大事にゆっくり育てていってほしい。あれほど騒いだ3Dだって、いまは4Kにとって代わっているのだ。
私は、下手な3Dはいらない。4Kの出る前に、十分に調整されたHD画像(つまり2K)でも十分に立体的だ、と主張してきた。ビクターのe-shift4KのDILA-X70Rを導入してさらにそう感じた。
グラビティでの、3D画像と、4K画像を比較したが、やはり、4K映像で十分な立体感は味わえた。3Dにすると目が疲れる、暗くなる、色が悪くなる、など、立体視のメリットより、デメリットの方が大きかったのだ。
LX88 での画質は、別項に譲るが、相当に高画質だ。素晴らしい。LX91 は、黒の表現に突出した素晴らしさがあるが、LX88はそれをうんぬんより、画面全体の考え方が別物。まず、色が豊富。しっかりと色を表現するのだ。コントラスト、ブライトネスなど機械的な指標は申し分ない。画素一つ一つ?のきらめき、物体(オブジェクト)の切り取りかたが高度に進化して、それだけで立体的に見える。当然暗部の表現も良い。(この辺はLX91も戦える。)
この進化したプレーヤーで、CG作り物(といっても高度に設定されている作品)のトランスフォーマーを見ると、従来CGの細かい動きに付きまとったデジタルのノイズ(ジャギ―、ブロック、モスキートなど)がほとんどないので、作品に没入できるようになる。速い動きの時に、じらじらしたノイズが出ていたので、トランスフォーマーの評価は高くはなかった。
LX88で見直すと、別作品のように見える。以前見たCG多用作品も同様に新たな評価になるであろう、この画質である。むかしのフィルム作品BDはあまり見てないけれど、最近のSF、戦争ものは素晴らしく良く見える。すごいコンポ―ネントが登場したものだ。
パイオニアの平塚さん、お疲れ様でした。
○20141130 修理上がり
8月に落雷で動作不良になったコヒレンスが11月19日戻って来た。来客に合わせ、モデル9DCも戻ってきてほしかったが、かなわず。
プリアンプを、とりあえず1000P にしてやっていたが、これはどうもいけない。やはり、まともなプリアンプでなければ。
パワーアンプはナカミチPA70 であったが、プリアンプで全然音が違う。やはりDACのアウトプットボリュームをプリアンプ代わりに使っちゃいけないのだ。
ケーブル接続前に各端子をクリーニング。毎度ながら真っ黒になる綿棒には愕然とする。こんなに酸化してしまうのか。
帰ってきたリモコンもバッテリー切れだった。
ジェフのリモコンは、バッテリ交換の時に注意しなくてはいけない。電圧が無くなる時、余計なメモリーが残ってしまうようで、回路のある部分をショートしてやらねばならないのだ。
コヒレンスと、シナジーUi。
コヒレンスとシナジーUiとでは、生産時期の違いから、XLRのhot,coldの番数が違う。最近は、AV8801 のオウデッセイで、簡単に位相チェックができるので楽になった。以前は、HIVICASTで、聴感上での確認であったのだ。
ウオッチセンター後のパワーアンプ置場がすかすかです。
○20141129 32年
トリオのKA2200は購入後32年である。
今回実働にセッティングしてみたが、すぐに電源部あたりからぴりぴり振動音がするようになった。
放っておくといつの間にか、ぴりぴりじりじりの振動音は極小になり気にならなくなる。
トランスの唸りではなく、何かリレーがじりじり鳴っているようなノイズだ。人間でいえば70過ぎのおじいさんのコンポーネント。
あとどれ位動いてくれるだろうか。メーカーサービスはとうに期待できない年数。トリオもケンウッド、いまやJVCケンウッドだ。
ある日、マーラー交響曲第5番第4楽章の録音テープ(もとはデンオンの優良録音CDインバル指揮の物だろう。)を目いっぱいの音量で聞いてみた。すると、エンジンを高回転で回したような雰囲気になり、音の出が軽くなったような気がした。オーディオも小音量で聴いていると、音が出なくなるのだろう。この辺は車のエンジンと同じようなものだな。回転数を上げないでおとなしく走っていると、アクスルを踏み込んでも回ってくれない、そんなところが似ている。
PADのシステムエンハンサーを掛けてみようと思った次第。
カセットの整理も合わせて進行中。
前回紹介したソニーのUXマスター(メタル)のようなものはないが、元の録音がよくきっちりメンテした録音機材で録音したテープは今聞いても十分に高音質だ。さすがナカミチ。1982年ころは、プリメインアンプ、カセットデッキ、チューナー、アナログプレーヤー、カートリッジを充実させていた時期。アナログレコードのレンタル店もあり、LPからのダビングものはすこぶる良い録音。また、FMからの録音や、ハイファイ化したビデオからの録音も面白い。
サンタナ シャンゴ 1982年8月リリース。当初はFM録音のもので、7,8年後位にあのサンタナはどれだ!?って感じでLPを探したものの録音。これが結構ハードなロック調フュージョンで楽しい。
そのテープのB面は、アルディメオラのエレクトリックランデブー(1982年リリース)やはりその頃、FMで聞いたものをLPで買い録音したもの。FMをレコード会社は目の敵にした。FMで放送するとLPが売れなくなると。実はそんなことはなかった。FMで中身を確認して、これは良いっ!と思ったらLPを買うのだ。LPが売れないのは、コンテンツ(中身)のせいだという事に業界はなかなか気が付かなかった。現に、NHKFMが新譜紹介番組を全部なくした途端、LPは深刻に売れなくなった。(CDが台頭してきたせいもあるが、、、)
110とか90とかの長尺テープは、テープが薄くて音が薄い、テープの強度も弱く、くしゃくしゃになったり、ヘリに筋が入ったり、良いことが無い、という事も確認した。当時は、長時間録音がカセットの希望だったのだ。(ナカミチのオートリバースRXシリーズは、そんな要望に応えた変種だった。また680ZXではハーフスピードも実現していた。つまり2倍録音できる。)
テープのブランドにより、品質のばらつきが大きい。同じソニーでも、ある時期のAHFは、磁性体がはがれやすい。一回テープを走行させるとメカの下に磁性体の山ができるほどだ。
マクセルは手に持っただけでハーフの厚みが厚い。(これはビデオテープでも同様だったな) 規格に入っていればOKなのだろうけど。カセットは、テープのみではなく、カセットハーフ、フリクションシート、ローラー、パッド、ハブなどのトータルで音が決まるのであった。だからメーカーの違いが出てそれはそれで面白かったのだが、、、
こうして30本ほどの内容確認を終えたが、実際300本以上あるカセットライブラリー、どこまで確認できるだろうか。
めぼしいものは、長男が出演した福島市のローカルFM局FMポコで、小学4年生の作文発表でオンエアされた局のエアチェックテープか。たった8年しか経っていないのだが、隔世の観がある。
○20141104 サブシステム
レシーバー530を外したので、動態保存してあった、他のコンポーネントを引っ張り出してきた。
先日出してきたトリオKA2200に、FM専用チューナートリオKT2200、カセットデッキはナカミチCR70 。
で、カセットテープの整理を始めた。カセットテープは、自動車用のオーディオにカセットデッキがついていた時代までは普通に使用していた。自動車の環境に、LPは無理だったし、CDのオリジナルディスクを持ち込みたくはなかったから。
当時、ナカミチはMSS(Mobile sound system)と称して、家庭用のオーディオの音を車に持ち込む、という楽しいことをやっていた。ナカミチのカセットデッキで録音したテープを車でナカミチのデッキで再生する。それは良い音がしたものだ。
車からカセットデッキが消え、子供が大きくなり、保育園への送り迎えが無くなると、子供用に編集した、アニメ特撮戦隊や、子供の歌系のテープも使わなくなった。
その頃、カセットテープは200本以上に増え、専用カセットテープラックはどーんと鎮座ましましていました。それが、かみさんの断捨離攻撃に遭いばらばらに、、、それからほぼ10数年。
手短に出てくるものは、車で使用してたものばかり。昔の、LPからのダビング物は段ボールにしまわれていたり散逸状態。その辺から整理を始めた。ちょっと聴きで、確認しても、ナカミチシステムでの録音は基本良い音であった。
今回発掘してきた固まりは、このようなハイグレードなシェルのテープや、MA(メタルテープ)などハイグレードなものが多かった。
ジェフベックのギターショップ(1989年)。1990年頃の録音だろうけど、元はLPか?CDか?どちらか判別しがたい音の良さ、SNの良さが光る。
CR70はまだ完動品。録音がほとんどZX-9だったので、アジマス調整はほとんど必要ない。
ビデオ系とは違い、カセットテープものは再生装置=デッキが動けばまだまだ再生できるし、カセットの大きさも文字通りコンパクトだ。
だから、これらをデジタルするつもりはないし、その意味も薄い。ただ、ラジカセで、幼いころの子供たちが自分の声を吹き込んだシリーズがあるので、これらは宝物だ。
また、テレビアニメ、特撮系のビデオ音声をカセットに編集録音したものも、時代を切り取るタイムカプセルのような機能を持っている。音質的には大したことはない(元が、βハイファイの音声だからね。)が、その時代のアニメのオープニングソング、ドラマのショートカット、エンディングソングなどはビデオにない面白さがある。同様に、昔の紅白歌合戦の音声のみの録音。これも、またビデオと違って面白い。
FMのエアチェックもので、生のライブ物は、宝物だ。LPCDなどになっているものは陳腐化するが、FMのライブ物、生録物は保存版となる。1970年代後半から1980年代初頭は、アンプ、チューナー、デッキなど誇れるものではなかったのだが、それでも電波状態の良い状態で、鮮度の高い状態で録音した、たとえばライブアンダーザスカイの生中継などの音質は、非常に生々しかった。
保存といっても、自分がいなくなったら、(家族が途絶えたら)、意味のないものになるのであるが、、、
平成生まれの人たちは、LPといってもほとんどピンとこないし、カセット、ウオークマン(カセットの)などといってもわからない。そんな世の中で、アナログを残していくのも趣きがあるかな?
今回の目玉。RCサクセッションのカバーズ(1988年)
元ディスクがどこにあるか全く覚えていない。880903の録音、当時あったCR3というデッキで、ドルビーはオフでの録音だ。
原発批判の歌詞があるので、東芝EMIから発禁を食らった(6月)ディスクだった。(その後8月キティレコードから発売。)
今は王様が直訳ロックの道を切り開いているが、当時、海外ロックを日本語化したポップスは珍しく、これはこれでヒットした。いまでも、今だからこそ、忌野清志郎の歌が聴きたい!
サマータイムブルース「日本の原発は安全です!」の風刺がばしばし効いている。Love me tenderは、ローカルAMラジオ局でバンバンかけてもおかしくない歌だ。
チェノブイリ事故は、1986年。警鐘はすでに鳴らされていたのだ。
○20141019 レシーバー
ナカミチの530というレシーバーを、事務所用にずっと使っていました。
ナカミチの1978年発売のレシーバーです。当時、アメリカでは、プリメインアンプにFMチューナーが付いたレシーバーというコンポは当たり前でしたが、日本ではなかなか発展しませんでした。ラジカセがあったからでしょうか?
PHONO入力も備え、これ一台で、レコード、FMラジオ、カセットデッキなどの外部入力が楽しめる、ある意味贅沢なコンポでした。
530
これが、DC漏れの症状が出て、SPからぼつ!という音とともに、ウーファーコーン紙がどわ!と前に押し出されます。ちょっとすると落着くのですが、SPを壊す恐れがあるので、システムから外しました。ナカミチ製品の修理ができる技術者が私の近くから居なくなってしまったためです。12年位くらい前までは、ナカミチのサービスが福島市にありましたが、閉鎖、技術者も散り散りに分散、または亡くなってしまった、ということが起こりました。技術者が健在の時は、色々な製品のメンテナンスをF氏にお願いしていたものです。
530の兄貴分で、突然変異的デザインの730というレシーバーがありました。
こちらは、薄型、フルタッチオペレーションの異端児。この薄さにトロイダルトランスを搭載して、いわゆるナカミチサウンドを目指し実現した機種でした。
カタログより。
1978年発売。緑のイルミネーションと、黒猫のイメージでカタログはまとめられています。8Ωで105W出力、17キロという重量。で、このデザイン。 当時248000円。当時高校生の私には高くて手が出ませんでしたね〜。
本サイト別項ナカミチのページに記載してありますが、この後ナカミチは、システム70などのシステム化を果たし、レシーバーについては、台湾の工場からの輸入品での商品展開を進めました。
SR40 (ステレオレシーバー) 1987年 日本向け 外国向けはTAシリーズ
TAシリーズ (TA:チューナーアンプ) 1980年代後期
レシーバー シリーズ AMP1などと同デザイン。 1990年代初期
と続いていったのでした。
もし、は禁句ですが、このシリーズで、AV対応を進めて行ったとしたら、ナカミチはまた別の道にすすめたかもしれません。
FMの上の高周波を扱う映像の世界。きっとすぐれた製品を作ったに違いありません。VHFからUHF、さらにGhz帯の技術。
カセットテープのドルビーで、周波数変換、圧縮伸展などの技術を持っていたのですから、その後のドルビーサラウンド、DTSオーディオ、ロスレスHDオーディオ、ハイレゾなどの展開は、想像すると結構面白いものがあったように見えます。その当時、カセットがすたれる時代、CD、DATと製品拡大しましたが、記録メディアでは無く、再生方式のパイオニアを目指すべきだったのです。
ナカミチのHDオーディオ、サラウンドシステム、BD4Kプレーヤー、ハイレゾファイル再生システム、ipod再生のハイグレードシステムなど、各メディア再生において、ハイエンドのシステムを作りえた会社だったかもしれません。
ナカミチ株式会社を離れた中道仁郎氏は、どうしてもマトリックス、一つの筐体でサラウンドできるシステムに特化してしまい、高周波、AVサラウンド(マルチチャンネル)ハイファイ音場などには興味を示さないようでした。これも一つの時代に生きたエンジニアの終点なのかもしれません。
2008年国内でナカミチの販売は終了したが、なんと、海外では、メイドインチャイナで、ナカミチロゴをつけていまだに製品が作られているのを、昨日知り、愕然としました。(上記のIpodドッキングステーション nakamichi
mysoundstation 新品29800円 が実際に販売されています。まあ、チープなつくりのドッキングステーションで、なんちゃってナカミチ的な製品です。)
○20141018 スピーカーその3
エージング
大人の科学スピーカー工作号を仮設ボール紙エンクロージャーに取り付け
KA2200 を使い、CDPをリピートプレイにして延々と音だし。
エンクロ―ジャーがやわで、隙間すかすかなので、大音量は出せません。
始めは、かーかーこーこーのいかにもエージング不足な音。アンプのウオームアップも済んでいないのもあり。
12時間位音出しをした結果、明確に細かい音が出るようになった。
いやあ、懐かしい。昔、ラジオとか、チープなラジカセとか、いわゆるハイファイコンポーネント以前の音の感じ。
つまり、ネットワークを使わないシングルコーンユニットの特長なのだ。
音が非常に直。LCR*が介在していないので、位相特性も乱れが少ないのかも。シングルコーンの魅力に長岡鉄男氏も、名作スワンを作り上げた。 *(L コイル C コンデンサ R 抵抗のこと)
これはこれで、基本がフォステクスのSPで、しっかり作られているため、しっかりしたエンクロージャーにがっちり固定すると、HIFIに化けるSPだ。
残念なのは、大人の科学が一個しかなく、モノラル再生になってしまう、ということ。昔、2個買えばよかったが、一個当たり結構高かったので、2個は無理だったか?
おやぢが、初めて買ったハイファイのプリメインアンプ。
1982年当時ごきゅっぱ(59800円)のスピーカーは大流行り、アンプも、6万9万12万16万19万などオーディオメーカー各社が百花繚乱の様相で新製品を輩出していた頃です。
このKA2200 は、オリジナルは、シルバーの外観。このFパネルとトップカバーはL03Aのもの。当時、トリオの営業さんにお願いして、店頭展示品で打痕があった商品の交換したパーツを譲ってもらったもの。ボリュームノブはリペアパーツを注文して取り付けました。オリジナルはプラ整形品、L03Aのは真鍮削り出しです。L03Aは、シャーシーが銅メッキの違いがあるものの基本はこのKA2200
でした。
さすがに操作ノブ黒を全部請求することはできないと言われ、ノブが銀色で30年経ってしまったのでした。
ペアを組むチューナーFM専用のKT2200 も別室で動作しています。近々改めてセッティングしてみよう。FMの独特のSNの良さは捨てがたいものがあるのですね〜。
当時オンキョーのインテグラ820と、トリオのKA2200を候補に残し、音の繊細さ、シルクのような感触が好きだったので、この機種にしました。オーディオ愛好の同士、要ちゃんは、ばっきんばっきんのオンキョーのアンプをチョイスしたのでした。この好きな音の傾向はその後30年経ってもあまり変わっておらず、要ちゃんの今のシステムは、その当時のハードでシャープでダイナミック(長岡鉄っちゃんの好きな言葉)なサウンドでまとめられています。
私のシステムは、アバロンのラディアンの時代が、艶のある、繊細な音が出ていたシステムでした。今は、ウイルソンのシステムになってはいますが、チューニング方向は、同じく繊細な歪みの少ない音になっています。
○20141003 スピーカーその2
ボンド乾燥をまって、リード線をはんだ付け、ボール紙の箱に仮設置を行った。
ユニットの取り付けは、もくねじ、タッピング系ではだめで、Mねじのボルトナットで行った。
赤黒の1.25スケビニール被覆線で直だし。
アンプを用意してないので、本格的音出しはまだ。
BDP-LX91を売りに出した。
愛おしいわが子を家から出すようなさびしい気持ちだ。
奇しくも、パイオニアから新機種の発表があった。
BDP-LX88.
27万円ほどだが、どのようなものか。マルチ出力をやめ、AVマルチチャンネルはAVアンプに任せるという。
○20140926 スピーカー
アンプの出力確認にスピーカーを探した。テスト用のSPユニットは30年以上前、何かから外した16センチユニットを使用していました。
今回、久しぶりに使おうと思った特、gakken 大人の科学があったことを思いだした。
結構買ってから時間が経っていた。2005年製。
なんとボンドが固くなって使えない! ボンドG17を使うことにした。樹脂が入ってない分トロトロだが、仕方がない。
ボンドの表示を見ると2年しか持たないと書いてある。2005年だから9年もたっていたのだ。さっと拭き取ってG17を塗布。
マグネットにフレームを取り付け。 ダンパーエッジにもボンドをたっぷり付け、貼り付け。
あちこちはみ出ているが、全く気にしない。G17 は、本来、薄く延ばし、5分ほど乾燥させて張り合わせるゴム粘着型接着剤。
その特性をよく理解してやらないと失敗してしまう。
写真は、連続だが、実際はボンドをつまようじで薄く延ばし、5分ほど接着する両側を乾燥させてからの接着。その後場所によっては10分放置、などを行って作業した。
ダンパーをしっかり取り付け。 コーン紙を取り付け。 ボイスコイルとコーン紙付け根のボンド付。
トロトロのボンドでコーン紙にどろっと垂れてしまったが、気にしない。
センターキャップを接着。 リード線を仮止めして音だし。
リード線が緩んでいるとコーン紙にぶつかりビビり音のもとになる。しかし、引っ張りすぎるとボイスコイルが偏ってマグネットにこすれて、これも異音の原因になる。ストロークはあまりないので、それほど神経質にならないでやる方が良いか?
商品箱が簡易キャビネットになるという設定でA4サイズのスピーカーになるというが、ねじを選ばないと取付できないので、現在乾燥中。
プラモデルには程遠い、スナップキット感覚だが、さすがフォステクスの製品で、精度が高く、音がきちんと出る、良い「大人の科学」でした。
実は、フォステクスの世界シェアはかなり高い。
JBLのウーファーユニットのコーンは同社のもの。また、ツイーターユニットも海外製スピーカーに多数社で採用されています。
日本国内のスピーカーがほぼ全滅状態に対して、フォスター(フォステクス)の頑張りは見事です。
長岡鉄男氏が進めていた、スピーカー自作ブームは、2000年氏の死去によって鎮静化してしまいましたし、その他の評論家は自作なんて急進派の人は皆無でした。
長岡氏がスピーカーを設計すれば、ユニットが売れ、という正の循環が続いていたものです。
先日も、長岡氏のスピーカー設計図の雑誌が新規発行されていました。オーディオを愛する人はまだいるんでしょうね〜。
○20140911 ジェフ不調
太陽インター(旧大場商事)に送ったアンプ群の修理見込みの連絡がエスアイエスから来た。
かなり、ショックな内容。
まず、モデル9DCは、バッテリーが全滅。パナのバッテリーが標準だが、その製造工場は中国にあり、現在、工場は閉鎖中。純正バッテリは来年春以降に生産するかどうか、という。
これはまずい。代替え品は、ユアサの物であるというが、ちょっと高いらしい。それでもかまわない、ということで、修理を進めて、という段取りになりました。
コヒレンスも同様にバッテリーがいかれてました、ということでした。
本当に落雷は怖い。
とりあえず、修理に数か月かかるということで、音が出るように、臨時代替えのアンプと、プリ代わりのセッティングをしました。
PA70をセンターに置き、ステレオ2CHは可能に。
コヒレンスの代わりにナカミチ1000Pを入れてみました。
1000Pをプリなしで本体をプリ替わりの使い方は、ずっと以前にやったことがあります。1000Pのアウトプットは、あくまでラインアウトのボリュームであり、コントロール(プリ)アンプとしては、今一の経験がありました。
今回は、ラック、パワーコード、接続のケーブルなどがかなりグレードアップしている関係と、デジタルインについては、DATにして、XLR出力である、ということで、2CHについては、まあまあ音が出ている状態となりました。
PA70は低域のどわっと出る音が印象的なアンプですが、それがそのまま出ています。(逆に言うと、制動のない音ではあります。) のびのびと鳴るのは良い点ですが。
ところが、アナログインが、いったんADコンバーターで変換したものを、DACで再変換する仕組み(アナログスルーはない)なので、これは良くない。タイムラグもある。マルチチャンネルでは、このタイムラグと音質変化が、よろしくないので、使えないなあ。
という試しの組み合わせでとりあえずしのぎましょう。
○20140802 お客様
実に久しぶりに当AVルームにお客様が現れました。会津坂下のIK氏を訪れた静岡のH野氏。
それもあって、みなさんが来る前に少ししかできなかったお掃除を、みなさんお帰りになってから10数年ぶりに大掃除を始めてしまいました。カーテンの埃の件もあったので、普通は埃が舞い上がるため持ち込まない掃除機を使用。カーテンの劣化埃を重点に吸い込み。
また、サッシ窓のガラスも拭き掃除、エアコンのフィルター、プロジェクターのフィルターなども高いところも掃除機。
熱心に写真を撮るH野さん。ごちゃごちゃしてる所が写ってしまいます。
IK氏とH野さん
この時は、通常動作をしていて、音にうるさいH野さんもある程度満足していかれたようでした。
まさか、このコンディションの良い状態があと1週間で終わりを告げようとは、、、
次の週、大型台風接近の8月9日近辺。落雷で、充電機能付きのコンポーネントの動作がおかしくなりました。
原因不明の動作不良は、落雷が原因であることが多い。この時は、リビングのPS3も訳の分からない動作をしていました。(重症化はしませんでした)
モデル9DCがピンチ。
両側のモデル9DCがアウト。
なんと、コヒレンスまで動作がおかしくなり、その他この近くの、導入したばかりの2TB外付けHDDの電源が入らなくなりました。
ジェフのアンプ群は8月28日太陽インターナショナルに、4個の大ジュラルミンケースと中ケースで発送。無事に直るかどうかが心配。
今回のセットは大場商事純正ものですので、対応はきちんとしてもらえると思われます。
ゴジラシリーズ おやぢ買い
今回ゴジラ60周年記念シリーズの前に購入していたもの。
今回60周年シリーズで購入。BD初出のものもある。
初代ゴジラ 1984年版ゴジラ 当時比較的評価を高くしていたビオランテであったが、、、
改めてビオランテを見てみると、滑稽なほど設定が変なことがわかり、評価をぐっと下げてしまった。どうもBDで高画質になるのと同時にいろいろなものが見えてしまう。その結果、見ている間中文句を言っているようだ。あまり良い鑑賞法ではないな〜
ゴジラファイナルウオーズとBDゴジラVSメカゴジラ
ゴジラファイナルウオーズは、解像度が悪い。初めは映画館で見たが、映画館だから解像度が悪いと思っていた。ところがBDを見ると、どうしようもなく画質が良くない。残念。
ビオランテとは逆に、伊福部音楽が全面に出てくるVSメカゴジラは面白い。ベビーゴジラと女の子のドラマ部は辟易するが、メカと特撮、音楽は迫力十分。
こちらはDVD特撮。ドゴラは今見ても背筋がぞくぞくする。4歳の頃、映画館で恐怖のためまともに見ていられなかったことを思い出してしまう。
メカ秀作緯度ゼロ大作戦。人間ドラマの秀作マタンゴ。氷とメカの絶妙な組み合わせが印象的なキングコングの逆襲。
ゴジラが出てなくても面白い特撮はたくさんあるのだ。
○20140813 夏休みツーリング
夏休みをいただき、500キロ長躯のツーリング。
前に立ちごけして曲ってしまったリアブレーキレバーを、前日修理。つま先が上がってしまっていた以前の状態から、このように水平以下に修正。ところが、ツーリング後、ブレーキランプが点灯しっぱなしと指摘され、このレバーのリンク(ブレーキSW作動)を調整して復旧しました。
修正前 と 後
ツーリング先は、新潟県長岡市。ここで山本五十六記念館(+生家)見学
一式陸攻の現物が痛々しい。
その後日本海寺泊に回り昼食。午後9時ころ帰福。
○20140714 カーテン
22年間AVルームの大窓に張ってあった遮光カーテンを交換しました。
最近、日中の日差しが透けるのが気になっていて、なおかつ熱い。遮光効果はあったのだろうけど、遮熱効果は小さかったのでした。
5月にリビングのカーテンを、遮熱1級遮光のものに変更したら効果絶大だったので、それより二周り以上大きなAVルームのものも新調することにしました。
交換作業をしたところ、なんと外すカーテンから大量の白い埃が!
22年の間に繊維が劣化、動かすたびに埃が出るようになっていたのでした。これまで、このカーテンを開けたのは10回にも満たない回数。ほとんど動かさなかったのが良かったのか悪かったのか。
最近、埃がコンポの天板によく積もっていました。布団、座布団、クッションなど埃の出るものはほとんど置いていない部屋でしたので、不思議に思ってました。目がちかちかするのはエアコンのせいか?と思っていたこともありました。
これで埃の原因の一つをつぶすことができました。カーテンを替えるなんてことをしなかったら、ずっと原因不明の埃に悩ませられていたに違いありません。いやあ、良かった、良かった。
外したカーテンのリユースも考えたのですが、埃を払おうと一回ばさばさしたら途方もない埃が舞い上がったので、取りやめ。ポリ袋に入れて廃棄、となりました。
高さで245センチもある特別サイズのカーテン。この取り付けフックの隙間から光がかなり漏れる。表側にもターフを張る予定。
○20140711 デジタルリマスター
今BSPでゴジラのデジタルリマスターシリーズを放送しています。
番組冒頭に、左右に処理前後の比較画面があり、明確に修復効果が見て取れます。
これが今BDで出ている、60周年記念バージョンであるなら、BDは買いでしょうか?それとも放送で良しとするか、難しいところです。
WOWOWでは、スタートレックの劇場版がデジタルリマスター。
まず、吹き替え版でシリーズ4まで放送。
スタートレック1を見てみましたが、これまでのスタートレックの中では最高の解像度でした。
もちろん画面によりばらつきありですが、HD化された画像の高精細さを見て取ることができました。
ただ、吹き替え音声は、モノーラル。
スタートレックファンにはすごくうれしい放送でした。
○20140608
センター用パワーアンプにゴールデンリファレンスを持っていった元は、BDプレーヤーLX91。ここに、馬力が出て、元気があるオーディオクエストのパワーコードを入れ、クエストのパワーコードをつけていたAVプリAV8801にPADプラズマドミナスを持ってきました。
AV8801 は広大な音場。整然とした音像の積み重ね。どちらかというと生真面目に聞こえがちなところがあったので、どっかーんと爆発する自由闊達さがほしかった。または、血の通った音声の表現をしたかった。それには、プラズマドミナスあたりがちょうどよい。
そもそも歪みっぽかったDTC9.8のために、プリ-パワー接続のXLRケーブルはゴーデンリファレンスにしちゃったので、もともとお上品なAV8801
の出力はさらにきめ細やかになっていたのでした。これがヘックスG5Cだったら、AV8801の評価はまた違ったものになっていたはず。
また、BDPLX91の音もきれいではあるが、ばりばり鳴る感じが薄かったので、クエストあたりのコードはぴったりのはず。
AV8801のオウデッセイで、新セッティングを計測・保存。その後音出しエージング。
電源コードを変えたところは接点クリーニング。
モデル9DC の載っていたゾウセカスラックに、電解コンの液体が垂れたような跡がありました。今のセットの下面をふき取ってみてもその痕跡はありません。いつのジェフのものか?こちら側のアンプは、モデル9T
の時代2回は修理に出しているので、その時のものと思われます。
やはり、バッテリ電源部とアンプを分けた方が、音がほぐれて自由に歌う姿になった気がします。
ゾウセカスラックの耐荷重は100キロです。ジェフのモデル9DCは2筐体合わせて100キロ近く。やはりぎりぎりの線で使うのはよろしくなかった、ということでしょう。
と言っているうちに、リビングの家庭用AVアンプ、ヤマハAX1700 が、かさかさとノイズをだし、音声出力が途切れました。
これはやばい。
リビングでは、長男がPS3のビデオディスク再生、ゲーム、ネット(ゲーム、メール)、PSヴィータのネットゲーム、ブルーレイレコーダーの再生などなどかなりヘビーに使っています。その中心が壊れると、けっこう厳しい。
ヤマハのAVアンプAX1700 は2008年導入。その頃からAVアンプは百花繚乱の時代に入っていました。今も、ヤマハを初め、オンキョー、パイオニア、ソニーなど各メーカーの競争の場になっています。
現在HDMIは1.4くらいに上がっており、1.2aのAX1700はちと力不足は否めません。
ディスプレイは720Pの50Vプラズマですが、送り出しは、高解像の方が良いのはいうことはありませんし、ディスプレイがもし壊れたら、4Kになる予定なので、アンプのHDMIバージョンはあげておいた方が良いのです。
PS3はHDMI1.3に上がっています。AVアンプを変えるとディスプレイも換えたくなるか!?
○20140606
レイアウト変更など
以前MODEL8DCへのXLRケーブルが足りない、ということで、左側を真ん中に寄せて接続を可能にしました。
電源部用に、タオックのボードを使ったのですが、右側用にタオックボードがありませんでした。この2か月たまたま販売店Kで出物があり、タオックのボードを入手、やっと右側も左同様に電源部、アンプ部を分けて設置することができました。
そうすると、今までSWのあった場所を開けなくてはなりません。会津坂下のIKシアターのように、視聴席の後ろのスペースにSWを置くことにしました。
フロント全景 左手前はサーキュレーター 低音がこもりやすいコーナーには吸音スポンジ。
電源部と分離することにより、音がほぐれた。 センター用パワーアンプ、AHA!プロローグ6は、前段球を交換したばかり。
球交換で、音の変化があまり感じられなかったので、電源ケーブルを変更。これまでのPADプラズマドミナスから、カルダスゴールデンリファレンスへ。
これで、音が軽くなり、中空へさわさわ声が広がるような感じが出てきた。というのも、センターへ至るケーブルが、シナジー2iからカルダスゴールデンクロス―プロローグ6―ゴールデンリファレンス―ウオッチセンターで、電源コードもカルダスゴールデンリファレンスとなったことにより、音の整合性(?)が高まったからだろう。
リア側。コンポ置き場だった場所にリンのAV5150を移動。落ち着いたらスパイクをかませる予定。
○20140526
N○K朝の連続テレビ小説、花子とアンで、大正時代の環境音の使い方がにくい。風の音、カエルの合唱、鳥の声、セミの声など、おそらくは、ワンポイントマイク収録の優秀録音の音源を使用していると思われます。
それを、リビングルームのTVではなく、私のAVルームで、サラウンド再生すると、環境音に包囲される感じが味わえます。
TVもラジオも、電話もない、ガスも水道もない大正期の山梨の田舎の描写に音を用いるのは、新手法であろう。
良質のサラウンドデコーダーで、なるべく大きな音量で朝のひと時を過ごしてみるのも良いかしれませんね。
LPを整理していたら、以前一斉クリーニングした残りのディスクが出てきました。
中古品店で100円。100円のものは、ジャケ袋も、LP袋もなしの裸状態。インナーの説明書もなし。埃だらけの触りたくない状態です。
これを、2液式クリーニングを行います。
まず、毛筆用筆を使い、水を使って埃を洗い流します。
次に、1液をつかいクリーニング。これは、汚れ落とし効果がある液剤。ごらんの通り、茶色。ヤニくさいなあ。
2液は、ビニールの可塑成分の補充液。洗っただけだと、盤面に細かい穴が開いてしまいスクラッチ音の原因になります。
よく乾燥させ、ジュエルトーンの中袋に収納、ジャケットにしまいます。最後は、LD用ビニール袋に入れ完了。
再生は、OC9VLtdで。
パチパチ音がひどいので、ちょっと音楽に没入できにくい。
パチパチ音が無くなると、この時代の録音としては、結構頑張っている感が判ります。
カラヤン、ウイーンフィルのクリスマスソング集。これだったら、名盤カンターテドミノで十分かな?という感想でした。
○20140413 バイクとロック
2月の極低温で、バッテリーの寿命が来てしまったようでした。充電して乗って、1か月くらい経つとまた電圧が下がってしまうのでした。4月の初旬に、検索したら、一発で対応バッテリがヒット。価格も4000円程度で申し分ないどころか、安すぎてバイク師匠に確認してしまったほどです。
4月末納品予定でしたが、4月11日に到着。
4月13日暖かかったので、ナビの取り付けとバッテリ交換を行いました。
一応保証書が付いている。前のバッテリはおそらく6年以上もっていたはず。この品はどのくらい持つか?
ナビは、線材を処理し、本体ホルダーのセッティング角を検討しました。
前照灯カバーに線材を押し込めなかったので、外にはみだしました。フレームとタンクの隙間に押し込む。
ちょっと見、普通に見えます。
バッテリは充電済品。箱にはISO認定の文字が。品質に自信あり、を謳いたいのだろう。電圧はきちんと12V。
こちらは、今までついていたバッテリの電圧。エンジン掛けたら一発ではかかったが、ライトは少し暗っぽい。しばらくアイドリングした後の測定なので、11V。やはり少し低め。
新バッテリは、取り付けビスがきれいな錫めっき。 ナビを取り付け現在地を表示。
この後、慣熟走行に出たが、ナビはきちんと動作していました。ただ、高速で運転中は、上下の視線移動は結構できにくいものです。
新規導入のヘルメット。実はバイク人生で自分で新品ヘルメット買ったのはこれが初めて。カブト製。シールドの透明度がすごく良い。
シールドをつけていないのか、と錯覚するほど。また、サンバイザーも内蔵しているので便利。
タンクバッグに車検証やら財布やらを入れるけど、外すときには、ナビをここに入れれば、一遍に撤収可能。
ロック
ブリザードというロックバンドを親友が紹介してくれた。1984年当時、貧乏学生で生活するのに手いっぱいの頃。
音楽ソースはFMに依存していた私でした。ハードロックや当時はやり始めた造語ヘビーメタルが大好きで、そのような曲を聴き漁っていた中、ブリザードというバンドは、残念ながら引っかかってこなかったのでしょう。
で、調べるとプロデューサーがジョージ吾妻という人。この人は、カルメンマキ&5Xのギタリスト。
ブリザードと同様、5Xというバンドも私のロック史に刻まれていませんでした。
カルメンマキと言えば、女性ロックボーカリストの草分け。カルメンマキ&OZは我々の青春のロックバンドの一つです。
1969年 カルメンマキ17歳の時、寺山修司の「時には母のない子のように」を歌い大ヒット。
1972年 歌謡曲を嫌い、ロックボーカリストとしてやっていくため、OZを結成。ギター春日博文。
1974年 午後1時のスケッチでデビュー。
ブリザードの1984デヴューアルバム。注文したら新品だった。 カルメンマキ&OZのアルバムは10年以上前ブックオフでバイトをしていたK君にとっておいてもらったもの。
カルメンマキ&OZ
1975年1st 私は風
1975年5月 グランドファンクレイルロードの前座
1976年アメリカで2nd閉ざされた町録音
1977年10月 厚生年金会館ライブで解散発表。
1977年12月 Vを発表。
1978年10月 ライブ発売 10月厚生年金録音と5月の日比谷野外音楽堂ライブの音源
併せてカルメンマキ&OZも密林でチェックしたらありました。これまで探しても見つからなかった2nd 閉ざされた町も再発、新盤。
カルメンマキ&OZが1977ライブで解散発表。
1980年ラフ。
1980年カルメンマキ薬禍。
1981年カルメンマキ’S 5X結成
5Xでは、2枚のアルバムと1枚のライブ盤を残しました。ずっと失っていたかけら(ミッシングリンク)を手に入れたような気持ちです。
1982年 Human Target
1982年 Live 5X
1983年 CarmennMaki's 5X 1983年マキ プレイボーイ誌でヌード。
1986年‐1987年 うるさくてゴメンネバンド
1987年から1993年は育児
1993年 Moonsong 子守唄
1994年 Moses
1995年 Voices of moses
1996年 Unison
1997年12月 カルメンマキ&OZ 一日限り復活ライブ
私にとっては、カルメンマキの「切ない」表現、歌が好き。時には〜はそのてっぺんに位置する。
私は風、空へ、などは、歌詞の切ない部分が心に共鳴してしまう。
切なさが出てくると、メッセージになり、こころに刻み込まれる。
今回初めて5Xの曲を聴いたが、当時の女性ロックと同列に聞こえてしまうのが残念。
お元気で歌い続けてほしいものだ。
○20140405 プスバン
先日入手した真空管メーカーを調べてみた。
psvane と書いてプスバンと読むらしい。中国の新興メーカーで、真空管のレプリカを製造しているようだ。
レプリカといっても、主要真空管メーカーがこれまでの製品つくりから撤退している現状で、単なるマネマネ製品を作っているわけではなく、代替え品製造、という使命がありそうだ。日本国内では、白熱灯(いわゆる電球)生産は数年前に終了。TV用ブラウン管もとっくの昔に生産終了。真空管もどのくらい前なのだろうか、国内で生産しているという話は聞いたことが無かった。真空管自体は、中国、ロシアなどで生産され流通していました。
ウエスタンエレクトリック社の300B は有名な玉で、しばらく中国製が流通していたが近年アメリカで再生産が始まったらしい。中国製一本1.5万円、新WE製は4万円、それに対し、旧WE製は20万円もするビンテージものになっていたそうだ。
中低域がほぐれる、などの感想が販売店サイトに載っていました。
当AVルームでは、エージング中。
真空管の一般的な話がこのサイトに載っていました。参考にどうぞ。
https://www.tamura-ss.co.jp/tsbar/special/special_05.html
なぜ、真空管アンプなのか。それは、サラウンド再生時、センターチャンネルには、人の声が入っているから。人の声の血の通った、体温のある、再生が、真空管ではできるのだ。音楽的には、たとえばジェフのモデル6を持って来れば、フルジェフで統一した音場感、音像で素晴らしいものがあるでしょう。
センターチェンネルの色が、他のソリッドステートアンプとちょっと違う。これはこれで、映画のサラウンド人の声用、と徹した結果。
会津坂下のIK氏が、そう主張していて、彼は、上杉のUAV1というモノアンプをセンターチェンネルに使用している。他のチャンネルがモデル9の300W出力の世界なのに、上杉のアンプは22Wほどだったはず。それでも、サラウンド音声に負けない肉声が再生出来ているのは、真空管のなせる業だと思う。
○2010404
レガシーメディア
LDのデジタル化の最終局面。
パワーアンプ、SPシステム、スクリーン、AVプリ変更など変化が多くありました。仕事も忙しかったこともあり、しばらく、レガシーメディアのデジタル化はお休みしていました。
今回、LDの最終分をBDレコーダーに取り込み作業を再開しました。
ドイツ週刊ニュース ボックス
なんと、1944年1945年の2袋しか再生してませんでした。今回は1939年あたりからの巻からデジタル化。
続いて音楽ものと、下敷きになっているのは、映画ポゼッション1981仏、西独。
この映画は女優イザベルアジャーニがすごくきれい。若きサムニールも登場ですが、ポゼッション=憑依というテーマで、性の妄想が性獣として実体化。サムニールの目の前で快楽の虜になってしまうというショッキングなもの。LDではあるけど他のメディアになっているのかな?
この後は、工藤静香もの。静香のコンサート(ライブ)ものが何枚か。
最近、プロジェクターが4KのビクターDLA70Rに替え、その再生画質をいろいろいじるようになってからは、SD=レガシーメディアも何とかみられるように調整してみるので、ボケボケのLDも、たとえば、3:4ものやビスタサイズものの高画質盤は結構見られます。
音は、パイオニアのLDですので、画質のがっかり感に比べれば、音質の頑張りは見事です。画が無くても楽しめるつくりなのですね。
○20140403
ETCの出来上がりに師匠からダメ出しが入ったので、作り直し。
コードをちょん切って必要十分な長さに調整。電源線を1.25スケのビニール被覆線へ。
あづま総合公園体育館に仕事で行ったら、福島っ子10万人笑顔プロジェクト、を開催していました。
センター用真空管アンプ。プロローグ6の前段の玉を変えました。
かわいらしいケース。
今回は、後段のEL34 には手をつけませんでした。
暗がりで見ると、なんとも暖かさがあります。
音は、多少鮮烈に、血が通った表現にシフトしたかな、という変化。
○20140331 月末
TV放送ものをAVソフトには入れられるかな?と考えましたが、こちらにすることにしました。
WOWOW ロバートプラント 2010ロンドンライブ プラント+バンドオブジョイ
基本がブルース。ロックがかっているけど、ロックの拍子じゃないなあ。聞いていて気持ちが良いのは確か。
2010年の収録でハイビジョン。画質は9、音質8、サラウンド感9。音楽物としては、非常に丁寧なつくりで高画質、高音質、サラウンド音声も素晴らしい。
ゼップ時代のロックンロールも演奏したけれど、基本がブルースの演奏で違う曲みたいにも聞こえますが、これはこれで気持ちが良い。
ギタリストが、(2枚目写真の右上にちょっと写っている人)かわいい女性であるのもポイントかな。
少女時代 ライブインアリーナ WOWOW
こうしてみると、決して全員が美人ではないな。売りのお美脚も、中途半端な見せ方で残念。最後の一人一人のかわいいカラーのコスがかわゆく見えまスた。
総合 7 画質 7 音質 7 口パクでなくちゃんと歌っているようだが、、、 サラウンド感 6 ロバートプラントを視聴した後だからさらに厳しくなってしまいました。
○20140330 春
ホンダX4 (クロスフォーというらしい。私はエックスフォーと呼んでいるが間違いか?)を、遠乗りバイクに仕上げる作戦を立てました。
ETCとナビ、タンクバッグの装備です。
3月29日仙台に行く用事があったので、その帰りに名取の二輪館というショップに回りました。
ヘルメット、冬用防寒防水グローブ、オーバーパンツ、タンクバッグを購入。これまでのヘルメットは、ヤマハXJR400前オーナーからの譲られものでしたので、ちょっと合わなかったのでした。
別に準備のETCは、タンクバッグに入れて使用するので、タンクバッグは必須。私が履けるオーバーパンツがあれば買っていくつもりでした。私の場合、デザインがどうのこうのは二の次で、まず、着られるか、履けるか、が問題です。
ETC オーディオKのKKさん、ありがとうございます。
電池ケース、SWを準備して、組み立て。
動作チェック。カード認識OK。
タンクバッグに装着して大丈夫かな? これも、実装してみないとなんとも。今日福島は朝から雨だったので、実装しませんでした。
ナビ
ネットで購入。ハンドルバーに取り付け、電源コードをつければ出来上がり、のはずだが。実装してみないとなんともです。
○20140223 スクリーン交換
20110311の震災時、スクリーンの裏側のQRDが外れスクリーンに寄りかかってしまいました。結果、エンドバーが曲がり、スクリーンに歪みが出ていました。2年半我慢していたのですが、いよいよになり、エンドバーをダメ元で修正。歪みはかなり軽減しましたが、気になりだすと画面が波打っているのが気になって仕方が無くなります。
たまたま販売店Kでスクリーンの出物の話が出てとんとん拍子で話がまとまり、日曜に交換、セッティングとなりました。
キクチ Grandview グランヴュー 輸入品 120HD 用 GSR120HDW ホワイトマット 定価88200円
キクチの他のラインナップと違い輸入品のため、スクリーン素材に関する記述はほとんどない。ホワイトマットで、ゲイン1.0位で、、程度である。が、これまでのNAVIOのローコスト(電動)スクリーンよりははるかに高画質であった。何より画面の平滑性がこれほどまでに心に穏やかな効果があるとは。2年半我慢していて失敗。(当時地震による家財損害は補償外だったのだ)
手持ちでの画面撮影。ぶれていてもこの立体感。
天面はこの通り。取り付け板がうまい具合に沿って、寸法のずれを吸収。そることにより、振動吸収効果も多少あると思われます。
エンドバーはしっかりした作り。とってもしっかりしており、あげさげ棒が無用に軽量高品質なのが驚きでした。
○20140213 レイアウト変更
長年(約一年)預かりぱなしだったカルダスゴールデンリファレンスXLRを、2月11日の祝日にいよいよ取り付けることにしました。
長さが4メートルと、これまでの7メートルに比べ短い。フロントのプリに届かないのだ。必然的にコンポの配置を変えなければならなかったのが、これまで取り付けられなかった原因。
さて、どうしたものか。IK氏の示唆によると、パワーアンプを平置きにし、中央に寄せ、プリをラック一台分プリ側に動かせば良いのでは、と。
実際に、モデル9DCの電源部とパワー部を分離して設置。電源部はタオックのボード、パワー部はこれまでと同じくゾウセカスのラックに置く。根性がなく届かない左側だけ移動した。
コヒレンスを、LX91を置く場所に置き、コヒレンスの場所にAV8801 を、AV8801の場所にLX91 を置く。これで、ゴールデンリファレンスが届くようになった。
しかし、今度は、UX-1とフロントのコヒレンスの接続ケーブルがパツパツ。何とか機器の間を接近させ接続に成功。
こうして、晴れて、フロントエンドUX-1からプリ、プリ−パワー、パワーアンプからSPまで、ゴールデンリファレンスケーブルに統一されたのであった。
センターは、UX-1からプリが、ゴールデンプレゼンス、プリからパワーがゴールデンクロス、パワーからSPがゴールデンリファレンス。
リアが、UX-1からプリ、ニュートラルリファレンス、プリパワーが、ヘックスリンクG5C、パワーSPがゴールデンクロス。
SWは、UX-1からプリがゴールデンプレゼンス、プリSWが、テクニカ特製ケーブル。
PADのシステムエンハンサーを半日くらいかけ、音だし。
いやあ、修理から戻ってきたUX-1をセットし、新しいプリパワーのゴールデンリファレンスの音を初め聞いた時は、高域がかんかんして、壊れてんじゃない?と思ったほどの音だった。急遽システムエンハンサーを掛けることにし、少しの間我慢。結果、これまで聴いたことのないサウンドステージが展開した。
システム6にしてから、初めて、という方が正しいか?
上下、左右に、目を閉じれば音場が広がる。ボーカル、ヴァイオリンなどの音像もくっきり背が高く描写。
モデル9DCの特長である、限りない低域の伸びが、ゴールデンリファレンスと、システム6ではっきりと再生された。SWを使用していなくても、パイプオルガンの超低域が再生されるのだ。
そこで、DVD-Aの岩崎宏美 ナチュラル。
かけた瞬間に録音が違うのに気づく。他のディスク(ハピネス)は、声にリバーヴが掛かっていて、多少LRにもボーカルを振っているのだが、このディスクは違う。岩崎の歌声を、リバーヴもかけず、素の声で録音しているのだ。これは、歌がうまくないとできない手法。
今回のシステムになり、このディスクの素晴らしさがやっとわかった。
○20140112 昭和89年 平成26年 2014年 1月 明けましておめでとうございます。
AV、SF、戦争、特撮、バイク、スポーツなどなどのトピックを2014年も貼り付けてまいります。
仕事(収入)、家族の進学、就職、結婚などで家庭環境が変わってまいりました。これからも、また変わっていくと思いますが、それに合わせてAVライフも無理せずに楽しんでまいります。
さて、2014年初頭からいろいろトラブル、寿命が来たコンポーネントたちがあります。
昨年12月モデル8SPが破損しました。
また、プロジェクターX70R のランプ寿命が来ました。
また、プルーレイレコーダーのHDDが満杯になりある番組が録画できなかったことがありました。
極めつけは、1月レノボのデスクトップ機が起動しなくなりました。
X70R ランプ交換
2800時間で交換のアラートが出るようだ。
放置しておくと、破裂して内部機構に甚大な損害出るらしいので、あまり間を開けず交換。前機種の時は、交換方法をマニュアルで確認せずにやって失敗したため、今回はきちんと読んでから作業。これが、高輝度、高画質の源泉のランプ。
レノボ 起動しなくなる。
最近、勝手に終了したり、一度で起動しなかったりが続いていたマシンだが、今年に入ったらいきなりエラーメッセージがでて起動しなくなった。セーフモードでもだめ。なんちゃらdllが破損している、とのメッセージが繰り返し出てくる。
あきらめてバックアップしておいたリカバリファイルで復元。またカスタマイズしないといけない。
レノボのデスクトップ。SSD+HDDで高速起動が売りの機械だが、SSDが80Gで小さくすぐに満杯になってしまう欠陥機種だった。
レノボのユーザーガイドが役に立った。オンラインまたは電話のサポートが全く期待できない中、奇跡的にF2を押せ、という一文がマシンを救ってくれた。
BDレコーダーのHDD満杯
というのは、年末WOWOWで「帰ってきたウルトラマン」のHD放送があったから。
全話を数日に一気に放送ということだった。初めの放送はDRで録画していたのであっという間に満杯。後半は長時間モードにしてしのぎました。
モデル8SPは、太陽インターナショナルに修理発送する予定です。