zakki201901-


〇201912   月刊雑記帳 近日発売(なんちゃって)

目次
 12月は、トラ・トラ・トラ

 12月15日 郡山ビッグパレットでオーディオフェア

 久しぶりのIKシアター訪問  ハイレゾ三昧

 トップスピーカーを変更   (汗!)

 の4本です。


〇20191109   ゴジラ!

 米クライテリオンの昭和ゴジラボックスが届きました。
 まで見てませんが、かなり期待度高し、です。

 B4くらいあるジャケットサイズ
 でかい!

 ゴジラ対ガイガンの説明書き
 このような説明書きが、昭和の映画館のパンフレットみたいに一作ずつにあります。(英語ですが、、、)

 ゴジラガイガンには、ひし美ゆり子が出ているのですが、低予算のため、彼女の衣装がこのチェックのワンピース一着のみ、、、
 ウルトラセブン1967年の次の円谷特撮への出演は本作1972年であった。
 このチェックのワンピースでも、ひし美の豊かなバストが強調され子供たちをノックアウト。
 

 ディスクアレンジ
 一枚に2作入っています。
 クライテリオンのリマスターなので、期待度はかなり高いです。
 視聴しましたらAVレヴューに上げます。


〇20191106    4K バットマン


 クルストファーノーラン監督 クリスティアンベールのシンバットマン

 3枚ボックス
 ダークナイト(騎士の方)シリーズと呼ばれる通り、暗さが主軸になっています。


元シリーズ
いろいろな俳優がバットマンに。
マイケルキートン ヴァルキルマー、ジョージクルーニー
 華麗な色彩感覚が特徴な元シリーズ。
 その色彩があざといとか言われたが、ある意味アニメ的なイメージがあったのではないか、と推測します。

 4KUHDになると作品の見え方がかなり変わります。皆さんもぜひ4KUHDで過去作品を見てくださいませ!


〇20191104  ラグビーワールドカップが終わってしまいました。

 日本を破った南アフリカが優勝。
 あれほど強かったイングランドを下しました。エディーが悔しさのあまり、銀メダルをもらう前から、もらってからもポケットに手を突っ込んで遺憾の表現。銀メダルを受け取ると、5,6歩で首から外してポケットに突っ込んでしまいました。よほど悔しかったのでしょう。次回は絶対に金メダルだ!と。

 さて、会津坂下のIK氏からハイレゾのささやきが届きました。

 アマゾンHDとモーラクオリタスというハイレゾ配信サイトのことです。

amazon music HD
https://www.amazon.co.jp/music/unlimited/hd
 

mora qualitas
https://mora-qualitas.com/

 IK氏によると、モーラクオリタスの方が音が良いとのことです。

 アマゾンHDは試しましたが、汎用のノートブックには合いませんでした。

 動作的には、インターネットラジオのように、音楽が流れてくる、といった感じです。
 再生に、良質なマルチチャンネルDACを使うと良い音になります。
 ノートパソコンのプアなSPや、イヤホン、ヘッドフォンではあまり意味がありません。

 無料お試しは、ラジオのように受信して聞くだけ。
 有料でダウンロードすれば、ファイルに保存して、プレーヤーやDACにつないで鑑賞できるわけです。

 我AVルームでのハイレゾ再生のテストは以前実行しました。
 e-onkyoからサンプルをダウンロードしたファイルをUSBメモリに入れて、現有のコンポで再生できるかどうかのチェックです。

 パイオニアのSC-LX901 は、ハイレゾのWAV、FLACの2チャンネルは再生できます。
 マルチチャンネルはだめ。
 そこで以前はBDP-LX88、今はLX800のUSBポートに挿入してファイル再生を実験しました。
 プレーヤーであれば、2チャンネルは元よりから5.1chのマルチチャンネルのWAV、FLACを再生できます。

 音は、192kのマルチチャンネルFLACが一番自然で音が良かったものです。

 さて、アマゾンHDはどうか。
 ハイレゾを謳っていて、そこそこ良い音ではありますが、試聴が、ソニーのハイレゾ対応ヘッドフォン。
 
 AVルームのシステムにつなぐためには、デスクトップを持ち込んでUSBBタイプケーブルでつながなければいけません。

 ということで、まだ本格的な再生は実験しておりません。

 モーラも同様にまだです。


〇20191013  世はラグビーワールドカップ  日本が決勝トーナメントに初進出!

おめでとうニッポン!


 さてご無沙汰していた時期に、いろいろありました。
 主に、4KUHDのソフト購入がメインです。

 情報発信はFBの方が圧倒的に多くて、本ホームページの更新が滞ってました。

 FBでは、ディープなAVに関する話題は一般の人がほとんど付いてこれませんので、おおむね触りしか記述しておりません。

 最近ヤフオクでAV関係の取引をしていると、いろいろな人がいて辟易してしまいます。こんな面倒ならやめちまいたい、と思うほどです。
 商品説明に詳細に記述しても、それを無視する行動をし平気な人が結構いるのです。
 SNSで自分の言うことが一番、間違っていないというようなことを繰り返していると、そういう勘違い人間が出来上がってしまうのかもしれません。

 ここは、私の記録庫みたいなものですので、私が管理マンです。合わない人は訪問しないでください、でOKです。  (^^;;



 さて最近導入したディスクはいろいろあります。
 主に、amazon.comでの新譜、Hiviの外盤新譜紹介などで、4KUHDの新譜、最近飛躍著しいクライテリオン盤(2K)を購入しています。
 さほどでもない作品はレンタルで対応します。


 BD 未来少年コナン BOXセット
 DVDとは一線を画す画質でした。

  ルパン3世 カリオストロの城
 4KUHDBDになって初めて味わえるカリ城の世界。これは素晴らしい。

  地獄の黙示録
 4K UHD BD になって、これまで没入できなかったこの世界に魅入られました。素晴らしい。


 怪獣王ゴジラ ハリウッド版
 ハリウッドでも、怪獣王と呼んでほしい。キング オブ モンスターズ ではちょっと違うような気がする。

 ゴジラは不可知の物体なのに、王、という人間性を付与するとおかしな話になるのだ。

 X-MEN フェニックス
 ジーンが最強!


  人魚とヘドウイック
 WOWOWで見た人魚が、もやもやだらけだったので、クライテリオン版を購入。見事な画質ですが、内容は、、、

 ヘドウイックもクライテリオン版

 4KUHDBDは、過去のフォーマットの中では最高の画質、音質を実現しています。
 パイオニアのLX800は、パイオニアも含め4KUHD再生機の中では最高峰の画質と特筆すべき音質のコンポです。
 LX800があるので、4KUHDの再生世界に没入できるようになりました。

 昔映画館でみたあの感動に近いものが得られるのです。

 このほかにもたくさんあるのですが、別の機会に紹介します。


〇201908   コロポックル探訪

宮城県と岩手県の境宮城県栗原市にあるジャズ喫茶、コロポックルに行ってきました。

 熱心なファン。
 SPはJBLのD67000。モンキーパンチがマルチシステムに使っているシステム。
 この日はLPじゃなく、ハイレゾサウンドだったかも。

辛口のウイルキンソンジンジャエール。
 コーヒーも美味そうだったけど、、、

 チラシ。
 オートバイツーリングで行ったのだけれど、こういう楽しみ方もOK!


〇20190518  いろいろ

 5月の連休は、例年、端子磨きをすることが年課となっていたのでしたが、今年は異例の10連休ということで、別の27年ぶりのことをやったりで、端子磨きはお休みでした。

 さてそうこうしているうちに、会津坂下のIKシアターに、オーディオ仲間のコミュニティで、茨城のつくばあたりから4人もの訪問があったようでした。


 つくばオーディオ部 今年は北へ。グランドスラム邸
 http://community.phileweb.com/mypage/entry/761/20190505/62399/

 本当のレビューは、Ik氏本人に、訪問した当事者の中心人物がメールで送っていたそうです。
 いやあ、世の中、ハイエンドマルチ・サラウンドの実体験の少ない人がどれだけいるのやら!ということです。
 言い換えれば、IKシアターは稀有の存在なのかもしれない、ということです。

 私のAVルームは、ミニIkシアター化していますが、これも34年以上前からのIk氏とのつきあいの一部でしかありません。
 音楽再生の取り組みの過程で、実現してきたAVルーム、シアタールームなのです。

 Ik氏の場合は、ルームではなく、一戸建てなのですが。この辺が常軌を逸している所以ではあります。

 結局、求める音のために、その時にできることに取り組んできたわけで、一朝一夕にできる事象ではありません。
 
 世の中には、インスタント、即時的な求道の輩も存在します。いや、むしろそちらの人がほとんどなのかもしれません。

 しかし、素晴らしい音楽、AVの再生の世界の追及は、普遍的な命題なのでは、と、私もIK氏も取り組んできたわけです。

 今回、暇だったから訪問希望者に応じる欄に自ら記入したIK氏。一時ホームページを運営していた時期、心無い投稿でホームページを閉鎖したこともあります。そんなIK氏が訪問者を受け入れる考えになったのは、ある変化があったのでした。

 その変化とは。

 ハイレゾ化、ディスクメディアの放棄、HDDSSD記録によるハイレゾ再生。マルチDACの導入、etcです。

IK氏のNADACはマルチチャンネルもの。マルチチャンネル物は国内では数台しか出ていません。
 通常の皆様は2チャンネルものを求めるそうです。

 ハイレゾマルチチャンネルはすごいです。
 再生ソフトはルーンというものだそうですが、、、私は導入していないのでよくわかりません。

 確たる音質向上を実現し新たな地平に到達したIkシアターなので、今回訪問を受け入れたと推測します。

 こうしておやじ達のAVは静かに進んでいったのでした。


〇20190406   バトルシップ

 WOWOWでバトルシップの放送を見ていたらなんとなく違和感。
 バトルシップはこんなもんじゃない、と。

日本版 約5000円

うーん、なんでこんな高い日本版買っちゃったのだろう。

  米盤 4KHDR BD 2019年4月6日現在15ドル+送料。1730円+800円で2500円くらいなのに、、、
発売されていた時は違う値段だったのかな?

 WOWOWはパナソニックのディーガ
 WOWOWの音声はAAC。
 BSデジタル放送の規格決定の段階で、利権とりあいの応酬があったのでしょう。
 i-tuneに使われている圧縮技術を利用して、放送でもデジタルサラウンド音声を実現しました。
 画質についても、帯域幅の制約で、ビットレートはそこそこのレベルに抑えられ、字幕のオンオフ、音声の選択もできない仕様にまとめられました。
 パッケージメディアがあるので、それより画質を落としておかないとダメ、という制約もあったのでしょう。

 また、Bキャスカードというカード認証制も、カードシステムに莫大な利権が発生するため、NHK天下りの人たちがBキャスカードを制定し、デジタル放送に組み込んでしまいました。

 利権が絡みすぎです。
 
 話がそれました。

 最初に覚えた違和感は、音声です。
 BSデジタル放送の音声はAACです。 
 対する4KHDRBDプレーヤーはパイオニアのUBD-LX800。画もすごいが、音はとてつもなく良いプレーヤーです。
 バトルシップの音声はDTSX。

 次に、画質です。
 このバトルシップは、光の使い方が非常に巧みで、光を操って人類の先端戦闘艦とエイリアンの戦艦の違いを浮き彫りにします。
 第2次世界大戦の戦艦ミズーリ。湾岸戦争の時現役で戦闘に参加しました。その後、ハワイで美術館として係留されていたのですが、それを動かしての撮影です。その色、光も使い方が巧みです。

 これらの光の明暗の差が、HDR技術でより明確になります。それとカラープロファイルという色にも解像度を付与する技術が桁違いに画質を向上させるのです。
 
 バトルシップ4KHDRBDに収録されているDTS-X。アトモスもかなりこなれて良い音になってきていますが、バトルシップのDTS-Xもかなり良い線で仕上がってバキバキどわーん!と来ます。前方下方から後方上方へ戦闘マシンが移動する音も再現。ぞくぞくします。

 画は、WOWOW放送ダイレクト視聴でも、2KBDにはかなわないのです。その上位フォーマットの4KHDRBDを見ちゃうとWOWOW映画の魅力度半減です。これは仕方のないことですね。今回のバトルシップで痛感しちゃいました。

 LX800で見る4K UHDはもちろん、2K(これまでの)BDは、これまで見たことのない画質、より重厚で鮮烈な音質で視聴することが可能です。
 実際、LX800を導入してからは、BDソフトの購入枚数が桁違いに増えました。4KUHDBDはレンタルされていないのと、アメリカアマゾンを開拓して、日本版UHDの半額くらいで入手できるようになったからです。




 新着

 アクアマン 4KUHDBD と2KBDのラビン ビンセント

 アクアマンは、ジェイソンモモア。スターゲイトアトランティス(2005-2008)で武闘派ロノンを演じた俳優。
 シュワルツェネッガーのコナンザバーバリアンリメイク版(2011)主演、ゲームオブスローンズなどにも出演しました。
 
 海つながりで4Kディズニーアニメ、リトルマーメイドを見た後にアクアマンを見る。
 4KUHDにしては、少し暗いかな?

 アクアマン 悲劇のヒーローではあるけど、強さは海の神様並だから心配せずに見ていける。

 続いて、オーバーロード


 これは、期待していなかった分、落差で面白さ倍増。
 Dデイ前日、フランス内地に侵攻して通信施設を破壊する降下部隊が、フランスの教会で目にしたものとは!
 冒頭は、プライベートライアンの空中版といった壮絶な出来。画も音もがつがつとやってくる。
 
 造りは戦争映画そのもの、なんだけど、、、というくだりがSFっぽいオーバーロード。

 最後に、ハンターキラー
 ジェラルドバトラー、ゲイリーオールドマン出演
 


 ジェラルドバトラーは、帆船の船長から潜水艦艦長に、ゲイリーオールドマンは英国首相から米国統合参謀本部議長(Chairman of the Joint Chiefs of Staff)はじめ大統領!と思ったらCJCSという役職でした。
 見始めはあまりの高解像度で違和感があるが、慣れてくると高画質戦争映画になってくる。
 テンポが良い。余計な説明画面はほぼ省略。
 バトラー艦長が乗るのはUSSアーカンサス号。新鋭のバージニア級原子力潜水艦。

 それに、ロシアの大統領、国防大臣、ロシア軍が絡んできて手に汗握る戦争映画が展開します。
 すべてがリアル、またはリアルに見える兵器(潜水艦、軍艦、飛行機、機銃など)と風景で作られています。CGがこんなに進化してCGを感じさせなくなっているのですね。

 潜水艦のミニサブが、青の6号、サブマリン707を彷彿(デザインは違うけどコンセプトは似ている)、または、ローレライか?(ローレライは潜水艦ものに外れ無しの原則を破ってくれちゃった映画なのですが、、、)
 青の6号、サブマリン707が実写化されたと思えば、また別の感覚になってきます。
 魚雷型のドローンも活躍しました。やはり海底でも視覚化すると戦術を立てやすいのですね。

 急速潜航するときに、艦の傾きに合わせて、搭乗員が斜めにすっと立つシーンは、ひさびさに、かっけー!と思いました。
 
 いやあ、映画って本当に良いもんですね! 


〇 20190401   コンポーネント更新しました。

まずは、8Kプロジェクター JVC DLA-V1000   200万円 ネイティブ8Kプロジェクター コストを抑えるためにV9Rと共通化。
 見た目はV9Rとかわりません。とても素直な画が驚異的な精細感で押し寄せてきます。 8K放送もそのままダイレクトで投射可能です。HDRは1000nitまで再生。家庭用プロジェクターでは驚異の高光度を達成しました。また、HDR再生時でもファン騒音を低減。エアコンよりも静かです。


続いてAVアンプ。
パイオニアからSC-LX1000  50万円    

 オーロ4D、DTSX2、アトモスHTXなど新世代サラウンド方式に対応しました。
また、ネットワーク機能も充実。ネットからのハイレゾマルチチャンネルをダウンロード、再生できるようになりました。
外付けストレージ(SSD、HDDなど)を接続すれば、ネットワークサーバーとしても機能します。

8K信号のスルーアウトができるため、8Kチューナーの画像をプロジェクターへスルーアウトできます。


SC-LX1000


最後に。
ウルトラHDBDプレーヤー パイオニア UDP-LX1000  468000円
AVアンプの技術を取り込み、ネットワークでの4K動画再生を可能としました。
ネットワークからの動画+ハイレゾを楽しむプレーヤーとしての機能もあります。

こちらも金型を同じくしてコストダウンとして、LX800と同じ筐体デザインです。しかし、重量は3キロ増して約20キロとなりました。

基本4Kプレーヤーですが、8K放送を記録した4層BDRを再生可能とし、JVCの8Kプロジェクターとの親和を図っています。
再生可能ファイルは、ハイレゾはすべてOKです。ほかに、映画の新方式オーロ4D 、DTSX2、アトモスTHXを再生可能です。

UDP-LX1000


こうして、わがAVルームも4Kから、新サラウンド対応、8K再生可能となったのでした。

こんなコンポーネント、システムをJVC、パイオニアが作ってくれたらよいな~と思いにふける4月1日でした。


〇20190324 UDPーLX800の導入によって掛けるディスクが全て高画質、高音質になりソフトを見ることが格段に増えました。

 2108年末導入のLX800

 このプレーヤーはパナソニックに3年遅れて登場したのですが、その分映像も音声もぐっと熟成されて高次元で仕上がっています。
 思い切ってインターネット機能を外したのも功を奏しているのかも。

 4KウルトラHDBDは、日本国内では高すぎ。6000円以上します。レンタルBDは、そこそこ出ていますが、それでもレンタルの9割はDVDです。
 世の中の人の目はDVDのSDで十分、ということでしょうか?

 今、私の自宅のシステムはオール4K化してあります。AVルームもリビングも。

 プレーヤでDVDのSDを、HDにアップコンして見るのですが、まあ、それなりには見られます。ゲーム機のPS3ですらSDをHDにアップコンできるわけですから。
 PS3でBDを再生するのに、より高画質を求めたのは10年以上前です。当時はDVDが世界一と言っている人がいても仕方がないな、と思ってました。

 それはアップコンの技術があったからです。エソテリックのUX-1では、DVDのSDを、なんと1080p までアップコンしてしまいます。
 ところがあくまでアップコンですので、精細さが2倍になるわけではありません。500本程度の走査線(昔でいう、です。今は画素数に置き換わっていますが、感覚的にこの走査線を使ってみます。)を1000本に上げるイメージです。アナログ時代のラインダブラーよりははるかに良いですが。

 それで、レンタルBDで試し見して、またはWOWOWで長時間録画で試し見して、SF怪獣特撮戦争物については4KUHDBDを買う、という流れが定着してきました。
 それだけ、LX800の4KHDR画像はすごいのです。簡単に言うと、映画館でみた映画に近い明るさ(HDR)、色彩(カラープロファイル)、サラウンド音声(アトモス、DTSXや、ロスレス音声)を実現しているからです。

 例を挙げると、2001年の4KUHDBDです。このバージョンになって、キューブリックが描きたかった光の乱舞、奔流。宇宙空間の漆黒の闇。太陽光に浮かび上がるディスカバリー号や、人工的な建造物の数々。おまけにリマスターでサラウンド化されたりすると映画館以上になってしまうわけです。

 Hivi の外盤紹介コーナー「世界映画hakken伝」で面白そうな外盤をチェック。アメリカアマゾンに行って探すのです。
 2-3週間かかっても全然平気です。送料込みで、日本版の半額程度で入手できることが多いです。注意しないといけないのは、特売品物は、日本アマゾンとほとんど変わらないBDもあるということです。
 4KUHDBDの新作の中には、アメリカ盤でも日本語字幕が付いていることがあるので、そういうのにあたると少しうれしいですね。

新作

インターネットをぶっ壊す 壊し屋ラルフ2     (邦題 シュガーラッシュ2  もともとは、壊し屋ラルフという原題)

 音声はアトモス。 まあまあ面白い。ネットゲームの世界に入り込んで、ラルフが(いろいろあって)暴れまくります。
 ペネロビが、結構がらがら声なのを発見できるクリアな音声です。

アカデミー賞でも取り上げられたグリーンブックと潜水艦映画ハンターキラー

グリーンブックは渋い大人の映画でした。ヴィーゴモーテンセン(ロードオブザリングでアラゴルン役)が良い感じの用心棒兼ドライバーで黒人ピアニストと南部に行きコンサートをして回ります。これがじわっと来る面白さ。


モータルエンジンとプロスペクト

 プロスペクトは日本未公開かもしれません。
 モータルエンジンは、2007年頃の移動都市というSF小説の映画化。
 巨大な都市を地上走行させて小さな移動町を飲みこんでいくという荒唐無稽なお話。


こちらは、HMVのおすすめに乗っかっちゃったLP
ディープパープル編
カリフォルニアジャム
 
 持っていなかったLPだったのでぽちったのですが、それもそのはず。DVDで持っていました。
 LPは、DVDと同じ音源マスター。で、巧妙に編集(カット)されていました。若干LPの方が音が良かったです。
 LP音声とDVD画像を合わせて(合う部分があります)楽しみました。


リマスターのインロックとマシンヘッド

これらは、CDでリマスターものを持っていたのですが、LPでも聴いてみたくなりぽちりました。

こちらは清浄剤クラモリン。
エアー分が先に無くなってしまい、噴出しなくなってしばらくたっていた清浄スプレーです。

なにせ、こういった清浄スプレーが販売されなくなって久しいのです。
あっても1本1万円と高価。
このクラモリンは悪影響がかなり少なかった使いやすい清浄剤です。

 缶切りで穴をあけて清浄液体をとりだしました。これで、綿棒に含ませて残りの液体を有効に使えます。


〇20190309  いろいろ

 殺しのドレス  4Kリマスター版BD


 Hiviに紹介されていたので、ノーマルBDで購入しました。
 この手の高画質再販ものは、レンタルにはほとんど出てきません。

 続いて、4KHDRUHDBD=UBD。

 なんとマイケルシェンカーのライブが4Kで出てました。
 左は、キングクリムゾンライブ(CD+BD)

 
 マイケルシェンカーのは、ライブなのに高画質です。これはすごい。

まだ続きます。
 
 イコライザー2、オーバーロード、NUN、スリービルボーズは新作。
 グレイテストショーマンは、少し前の品ですが、高画質高音質との評が高かったのでぽちり。
 
 そして、ファーストマン、ライトスタッフ、ヒドゥンフィギュアーズを見たらこれも見なくちゃと、4KUHDのアポロ13.これは大収穫でした。

 続いて、ノーマルBDで視聴したものの、これだったら4Kで見たい!とぽちったダーケストアワーとヒドゥンフィギュアーズ。
 。


これは、1か月前に届いていたアントマン&ワスプ

 詳細はAVレヴューに載せていきます。
 
 映画は面白いのは面白い!当たり前ですね。
 
 アントマン&ワスプは、見始めがだるい。さえないヒーローがドタバタしているだけ、、、とみていると、どんどんかっこよくなってくる。
 うーむ、我慢強くないとみていられないか?

 アポロ13
 1995年アメリカ映画。フォレストガンプが1994年。フォレストガンプのベトナム戦場での特撮はすごかった。アポロ13でも、特撮がすごい。
 4k化のメリットがすごくあらわれています。これまでのメディアのアポロ13は、全体に解像度が低く、ハイビジョンの放送でも、それほど解像度が高くありませんでした。
 それが、このディスクでは霧消しています。特撮の指令船、着陸船、その内部の無重量状態の表現、特にサターンV発射シーン、その後の切り離しシーンなど、特撮のだいご味が十分に楽しめます。これはすごい。

 高解像度になると、映画により没入できるようになることが身に沁みます。これに、多くの作品で採用しているドルビーアトモスの包囲音響(サラウンドのさらに上下の立体型音響)が加わると鬼に金棒です。DTSHDでも十分に楽しめますが、アトモスはちょっとグレードが上の感じがします。逆にDTSXのものがすくないので、比較しにくいのかもしれません。


〇20190220  ボヘミアンラプソディ

 ボヘンミアンラプソディ 4KUHDBD米盤  2018 135分 ドルビーアトモス

 左は紙スリーブ

 フレディーマーキュリーに焦点を当ててクイーンとその家族、世界を描いた作品。
 映画としては、面白い。クイーンを知っている人はそのまま楽しめるし、知らない世代が見ても、どこかで聞いたことのある音楽から、聴き始めた今からでも面白いと感じられる楽曲を並べてある。

 フレディ役の俳優は、それなりだが、他のクイーンメンバー=ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーが、似すぎている。フレディ役のラミ・マレックはさんま並みのつけ前歯が目立って滑稽になってしまっている。コメディにするわけでもないので、目力演技が逆効果になってしまった。

 いずれにせよ、フレディのバイセクシュアルな魅力を表し、一時代を築き上げたクイーン・フレディマーキュリーを知るにはもってこいの映画である。

 この映画のラスト、ライブエイドで幕を閉じるのだが、、、

 即、これを見て口直し、といったところ。
 感動的なラストではあるが、本物はこんなもんじゃない!という気持ちが湧き上がってくる。


 1985年ライブエイドのクイーン演奏のみをピックアップ。特典映像から見に行けます。
 やはり、つくり物の映画より、ライブ映像の持つ迫力に圧倒される。この映像の影に、ボヘミアン~のストーリー的背景があったのか~と妄想しながら見るとなお良いです。 
 本当に、舞台のそでで、元妻と、ハットンが見ていたのだろうか?などと、、、

 ベンハーディー ロジャーテイラー役 Dr.  ブイリムリー ブライアンメイ役ギター  ジョーマッゼロ ジョンディーコン役 BASS
 みんな演奏を自分ができるまで練習したそうだ。
 ルーシーボイントン 元妻メアリーオースティン役 どんどんきれいにかわいくなっていく。ラストシーンが一番美しい。撮影(監督)の妙技。





 Hidden figures 私訳 隠れた才能   (邦題 ドリーム) 2016米

 マーキュリー計画時からNASAに黒人職員がいて、女性差別、黒人差別を乗り越えて、マーキュリー、ジェミニ、アポロ計画を支えた女性たちの物語。以前に少し紹介しましたが、現物を視聴しました。


 今回視聴したのは、2KBD版。中身を確認して4KUHDをアメリカから購入しました。そのうち到着するでしょう。

 この隠れた才能、は映画上の演出が過多になっています。
 ケビンコスナーが出ていることで、絶望、裏切りはないことを確信し、楽しむことが出来た映画です。

 メイキングを見ると、NASAの施設、管制室などはセットで建設したようで、それが迫力を出しています。
 しかし、ロケット、宇宙船カプセルの出来は、ファーストマン、ライトスタッフには及びません。隠れた~は、メカ映画ではないのでそれでOK。

 とにかく、黒人、女性の2重苦から、男どもと肩を並べ、アメリカの宇宙開発計画推進を支えていく姿は痛快。

 ぜひ、ファーストマン、ライトスタッフ、時間があればアポロ13の併せての鑑賞をお勧めします。(アポロ18というSF映画もありますが、そちらは暇がある人のみの限定おすすめです。)
 
 宇宙を描く映画は、4KHDRUHDが合います。逆にノーマル2KBDだったら、それらの作品の魅力が伝わらないのですね。


〇20190214  ラストワルツ

 リージョンAのラストワルツが今日届きました。

 1976年11月の解散コンサート
 左は先に届いたヨーロッパ向け 右がアメリカ日本向け

 なんと収録に差がありました。
 結論。
 リージョンA(米、日本向け)版の方が、画も音も良い。

          日米向け(リージョンA)       ヨーロッパ向け (リージョンB)

転送レート   約20Mbps               約28Mbps

audio       LPCM 5.1ch 48k 4.6Mbps     DTSHD  5.1ch  2.4Mbps

         若干シャープ               色が濃いように感じるも粒状感が強く解像度があまり高くない。


 さて、このラストワルツなのですが、もともとは、エリッククラプトンを追っかけていて、彼に関する音声、動画で入手できるもの、を探していたわけです。

 ザ・バンド
 g ロビ―・ロバートソン
 b リック・デンコ
 pf リチャード・マヌエル
 dr レボン・ヘルム
 kb ガース・ハドソン

 で、ゲストがすごい。

 エリッククラプトンを筆頭に、ジョニミッチェル、ボブディラン、ニールダイアモンド、ニールヤング、エミル―ハリス、リンゴスター、ポールバターフィールド、Dr.ジョン、バンモリソン、ロニーホーキンズ、マディーウオーターズ、ロンウッド。

 こんなに画と音が違うのか―!?
 同じBDなのに。

 難しいものです。


〇20190203  2019年も、はや2月

エリッククラプトンの系譜

 ヤードバーズのCDに系譜表が付いていました。
 
 BBC LIVE 1965-1968 
 ジェフベックからジミーペイジ期 残念ながらクラプトンの演奏はありません。

 同CDの冊子についている系譜図
 レインボウ、ディープパープルのアルバムにも同様の系譜図が入っていました。

 作者が同じなのでしょう。問題ある場合は削除しますのでよろしくお願いします。


 これはヤードバーズ視点での系譜図ですが、クラプトンを追っていきます。


エリッククラプトン 1945年3月3日生まれ

 1963 MAR - 1963 OCT
 ROOSTERS  つまり18歳のころ 

 1963 OCT ONLY
 Casey Jones And The ENGINEERS 
 

 ヤードバーズ1期
 1963 MAY - OCT 
 
 OCTのみ重複していますが、詳細は不明です。
 

 1963 OCT - 1965 MAR 
 第2期 YARDBIRDS

 1965 APR - 1966 JUL
 John Mayall's BLUESBREAKERS

 1966 JUL - 1966 NOV
 CREAM

 1969 FEB - 1970 JAN
 BLIND FAITH

 今回入手したディスクで、クラプトンが演奏しているCDは、数が少ないです。

  ファイヴ ライヴ ヤードバーズ +5

 オリジナルLPは、1964年に発売されているようだ。(裏面説明書き 1964 published))
 本CDは、2000年に発売され、2002年に改定され発売されたようだ。(ライナーノーツの日付)

 内容は、1964年3月ロンドンのマーキークラブでのライブを収録。ヤードバーズの初のLPが、ライブ盤であった。
 1965年1月にイギリス発売。
 CD発売にあたって、1963-64当時に収録したヤードバーズの楽曲5曲をボーナストラックとして収めている。

 こんなすごいCDが、ツタヤのレンタル落ち中古で1900円くらいで入手出来たのはラッキーか?

 1965年の3月にはクラプトンは、ブルースブレイカーズに参加している。ヤードバーズの音楽の方向性の違いということです。
 ヤードバーズは、すぐにジェフベックを入れ、これまでのブルースコピーバンドから、オリジナルロックバンドへの転身を図り成功しました。

 クラプトンの1965年はそのような時代だったのです。
 クラプトン20歳のころのお話です。

 
 ヤードバーズ フォーユアラブ +7
 1965年8月発売の編集アルバム

 1965年3月発売のシングル、フォーユアラブ。時期的に、クラプトンがリードギターをとっていた時期。
 1965年3月3日のブリストルライブを最後にクラプトンはヤードバーズを離れました。3月6日クラプトン脱退とジェフベック加入が公表された。

 本CDでは、ほとんどがクラプトンのギター。
 2,6,11がジェフベックという構成になっている。

 1-11が元の構成で、12-18はボーナストラックです。
 こちらのCDも、2000年発売、2002年改訂されて発売のCDのようです。ザ・ヤードバーズ・オリジナル・ジャケット・コレクションというシリーズ名で、2000年頃に発売され、上記2枚のほか、

 having a rave up +16

 sonny boy williamson & the yardbirds +12

 というアルバムもあるようだ。探してみよう。

 


〇20190131  アマゾンUSから4KUHDが届きました。

 初めは2月に入ってから届きますという表示だったのに、1月30-31日にどかんと到着。

新作

 ファーストマンは、2019年2月8日日本公開の映画。なんとアメリカからUHDBDの方が先に届きました。
 ヴェノムは2018年11月日本公開の映画。スパイダーマンでブラックスパイダーマンに変身していたあのヴェノム。
 シンドラーのリストは、WW2ユダヤ人虐殺映画の中でも白眉の作品。ジャケットの少女の赤いコートは、モノクロームの映画の中でそこだけ赤。もっとも、ユダヤ人虐殺シーンはカラーで見るのはつらいものがある。その中での監督の演出。
 ビューティフルプラネットは、国際宇宙ステーションから、高性能カメラで地球を撮影し続けた記録映画。
 
旧作

 スーパーマンは初代のBDはVC1エンコードで、画質がもさっとしたものでした。これがHEVC(4KUHD)となり画質が劇的に変化(しているはず)。
 エアーフォースワン、クリフハンガーも、UHD化でどのくらい画質が向上しているか、楽しみ。

 アマゾンで、映画バルジ大作戦を探していました。数年前から探していたのですが、ハイビジョンのBD物がありませんでした。
 今回見てみると、再販されたのか、USと日本でバルジ大作戦を発見。ところが、リージョンコードが合わない。日本でも再生できるリージョンコードの物をようやく見つけて、ぽちり。
 結局日本アマゾンのマーケットプレイスもので、アメリカからの輸入中古品を選択。そのうちに来るでしょう。

 そうしているうちに、戦争映画のデジタルリマスターBDが、格安で販売されていることに気が付きました。
 2018年3月に発売されたフォックススーパープライスブルーレイというシリーズのようです。このショッキングピンクの背帯がついたシリーズは定価2000円ほどなのですが、アマゾン特価で1000円。これは安い。

 そうしているうちに、戦争もの以外のSF、スペクタクル大作、などなど、BDで入手してこなかったものがお安いお値段で登場しています。4KウルトラHDBDが出てきているので安くなってきたのでしょうか?

 黄色い背帯は、ユニバーサルシネマコレクションというシリーズです。それ以外のものもおおむね高くて2300円程度です。
 
 WOWOW、BS等でハイビジョン放送されてきたタイトルでも、放送規格の限度があり、特に音声がAACなのがネックです。

 ここに挙げたディスクの音声は、DTSHDが多く、新作はドルビーアトモス採用が多いのです。放送物は、AACマルチチャンネルなのですが、アトモスやDTSHDを聞いちゃうと迫力に欠けます。


 こちらはいわき平の聚楽館で見たものが多い。バニシングポイント(1971)はなにかSF映画の併映だったか?ウエストサイド物語(1961年だが、1960年代にリバイバル上映していた)、ポセイドンアドベンチャー(1973年3月)は聚楽館(聚楽館は1973年の1-3月に焼失しているので、もしかすると世界館かひかり座の可能性があります。)。
 
 1941(1980年3月29日)は、世界館だったはず。(平で見た進学以前最後の劇場鑑賞ということ)
 大脱走(1963年)はひかり座かな?(リバイバル上映もの。)


 エイリアン(1979年)はいわき平のひかり座だったと思う。


 肝心のバルジ大作戦は届いてないのですが、やはり、SF、戦争、怪獣、特撮ものしか、私は見ないと改めて確認しました。
 サスペンスやラブコメ、ほのぼのドラマなどはよほどのことがないとディスクを購入することはありません。もっぱらレンタルを活用します。放送を録画しても見ない。見てる時間が限られているので、おのずと好きな作品に絞られるということになります。


〇20190127 2019年1月も、下旬

 26年前に、転職して仕事と生活の境目が無くなって以来、私の生活は一変しました。
 趣味に対しても余裕がなく、もちろん家族、友人についても関わり合い・付き合い方が変わってしまいました。
 優先順位が有無を言わさず、仕事、になってしまっていたのでした。
 もちろん自分の人生の基盤であるラグビーだけは外せませんでしたが。

 その結果、仕事ラグビー以外は3の次、4の次になってしまっていたわけです。

 子供たちが家を離れ、自分の年齢も間もなく還暦、という時代を迎えたとき、これまで置いてけぼりにしてきたいろいろな局面に対して正面から向き合い、付き合いを再開し始めたのがおととしの11月。
 去年は、飼い猫グーと、自分の母親を亡くしました。
 改めて自分の人生を見直すときがやってきたわけです。

 2019年心新たにして自分の人生に向き合おうと振り返り、語り掛け、検証して、次の行動に移る。
 
 1月の中旬、心の友とも言える同級生が急逝しました。心筋梗塞でした。彼は、仕事とプライベートをきっちり分けて、自分の仕事も、家族も、趣味も自信をもって進めてきたのでした。
 そんな彼を少しは見習わなくては、と新春2日に電話で話したばかり。

 もう少し、がっちり地面を踏みしめて、土の感触、風の香り、触れるものの感触を味わっていく歩み方に転換していかねばなりません。
 
 というわけで、昨年から実施しているソフトのおやじ買い。
 これも、じっくり進めていきます。

 
 おやじ買い

 昨年は、カーリーサイモン、リタクーリッジ、中島みゆき、松田聖子、テレサテン、クイーン、エリッククラプトンなどなど1960年代から1970年代、1980年代で入手したくても入手できなかった、または、当時は関心がなかったアーティストのアルバムを、基本コンプリートすることを主軸におやじ買いをしてきました。

 発売年 タイトル メディアの種類、内容 主な参加アーティストなどを一覧表化して、獲得目標を設定します。
 オーディオ的には、ハイレゾが今のところ規格上は最高の音なのですが、実際に形になって見聞きできるメディアは、LP、CD、SACD、DVD-A、DVD-V、BDに、ハイレゾのファイルシステムなどです。
 
 その中で現実合理的なお値段のメディアを選択してそろえていくわけです。
 おやじになった今だからできる芸当です。
 もっとも、中古があれば、かなり安く入手可能です。

 クラプトンの1960年代のLP物は、CDで入手できます。LPだと劣化が進むものも、CDであればある程度良い音で聴くことが出来ます。
 CDだから音が良い、といっているわけではありません。CDはCDなりの問題点を内包しているのですが、ここでは触れません。
 

 最近BDを漁っていると、4KUHDが発展してきたせいもあり、昔の作品が超安くなっているのを発見しました。
 新しい作品は、4KUHD盤が基本です。そこまでいかずとも、フィルム物の旧作をデジタルリマスター、変換をVC1からMPEG4AVCに統一されてきて結果、素晴らしい画質で鑑賞することが出来るようになってきました。
 ハード側でも、4KUHDを再生するために、通常のHD(2K)も美しく、おおよそ、2Kから4Kへアップコンする機種が多くなってきたため、さらに美しく鑑賞できるようになっています。

 そのため、4Kデジタルリマスターの恩恵が、2Kディスクでも十分に確認できるようになってきたのでした。
 
 驚いたのが、米盤クライテリオンの作で、昔の名作をリマスター修復して、過去のどのメディアより高精細、高音質に仕上げているのを確認したことです。

 さて今年はどんな名盤が出てくるでしょうか?









 それぞれ詳細は後日のお楽しみ。。。
 


〇20190118 Queen LIVE BD
 ロック
 モントリオール1981年
 ライブエイド  1985年
 2016年版BD 発売は2007年だったようです。(パッケージのクレジットは2007年、ライナーノーツの年月は2016年)

 届きました。


 
 HMVで外盤中古を注文していたのが、2018年10月。それが2019年1月になって、入手不能という連絡来ました。
 注文をキャンセルしてAMAZONで日本版定価4537円が売価3799円でした。HMVはその半値くらいでしたが、入手不能では仕方がありません。

 1981年は、35ミリフィルムからの4Kまたは2KリマスターのBD。
 1985年は、ヴィデオ3:4素材の2Kアップコン画像のようです。

 画質は1981年の方が良好ですが、音質は、1985年版の方が良好です。

 いずれも熱気に満ち溢れた素晴らしいライブ。

 ライナーノーツを読むと、それぞれのライブのいきさつ、評価、検証などが書いてあり興味深いです。
 1971年に結成したクイーン。ファーストアルバムが1974年、このモントリオールが1981年絶頂期。
 1984年ころバンドが絶不調の解散の危機。その中でのライブエイド出演で、最高のパフォーマンスを示したクイーンが復活した伝説のステージ。
 なるほど。

 ただ、モントリオールのメニューから、ライブエイドには直接行けず、戸惑って探すとスペシャルフューチャーに入っているのがわかりました。
 わかりにくいです。
 

 2019年2月に、映画ボヘミアンラプソディが4KUHDでアメリカ発売になります。
 日本には2月下旬に到着予定。これもまた楽しみです。 


〇20190113  UX-1

 この連休で、オーディオを聞こうと電源ONでコンポを温めていました。
 UX-1は、電源ケーブルをカルダスリファレンスに変更していたのですが、どうもきれいになりすぎ。
 超低域のバスドラム、ベースの下が物足りない。

 そこで、PADのドミナスに戻しました。
 やはりドミナスは良いですね。
 
 SHMCDの紙ジャケ仕様。
 
 最近入手したディープパープルのハウスオブブルーライト。

 1986年再結成の第2弾。1984年パーフェクトストレンジャーズで復活したDPですが、1986年本作でやはり、リッチーとイアンギランの仲たがいは深刻化しており、1989年には、再びイアンギランがくびになっていました。

 1986年当時は、LPとCDのはざかいで、おそらくレンタルLPのカセットダビングだったと思います。
 CDもLPも残ってないので、そういうことなのでしょう。

 改めて30年前のDP。
 懐かしい云々よりも、その時代の風を感じます。
 
 1975年にリッチーがDPを脱退して、レインボウ、1976年DP、1976-1978年ホワイトスネイク結成と発展、とDPファミリーは分離、他グループで続いてきたものを、1984年再結成したのです。それもたった4年しか持ちませんでした。
 リッチーは、イアンギランの歌唱力は評価していたものの、それ以外の人間性、言動、価値観、世界観が合わない、と言っていました。その差異は、時間がたっても変わりませんでした。
 現在70代のリッチーは相当円熟して、若いころのイアンとの確執については、そんなことはない、ボーカリストとしては最高だ、というインタビューもありますが、人間的には合わないのだろう、とも言っています。

 そんなこんな様々な思惑が交錯した1984-1986年のこのDP。

 1986年のマサ伊藤のライナーノートがついています。彼曰く、本作の音はスカスカだ、と。

 そうかなー、と30年もたつと思います。その当時みんなが求めていたDPの音とはどのようなものだったのでしょう。自分も含め、本作を、なれあい、マンネリ、定番、と評していたのでしょうか。

 今聞くと、DPはこんなバンドだ、と演奏しているように聞こえます。

 自分の好きなような(リッチー、ジョンロードが好きなメロディアスなクラシックモチーフ)曲を作れず、ハードなリフを利かせ、イアンが絶叫する。そんな曲作り。

 リッチーが飛び出した1975年とほとんど変わりない。おまけに嫌なイアンギランも目の前にいる。
 不幸な再結成だったのでしょうか?
 もっと好きな曲を、DPとして求められる曲ではなく、メロディのある、インストナンバーで、かつブルースも入ってよい、そんな曲を作っていれば、、、とIFの話をしても仕方がありません。

 1960年代のエリッククラプトン、ジミヘン。ヤードバーズ、クリーム、などを最近聞いていると、それらに触発されたUKのロッカーが作りたかったのは、決してハード一辺倒のロックではなかったはず、と思う今日この頃なのであります。
  


〇20190111

 Hiviで紹介されていたディスク

IKARIE XB 1 イカーリエ XB1  チェコ 1963  2018年  (2016年4K リマスターデジタル修復版)

 チェコ製SFはおそらく初めて視聴。
 1963年というと、アメリカでマーキュリー計画。ソ連が1961年ボストーク号でガガーリンが有人宇宙飛行を実行したころ。
 映画では、
 1956年米 金星人地球を征服、禁断の惑星(ハードSF)
 日本では、1957年地球防衛軍、1959年宇宙大戦争、1962年妖星ゴラス(宇宙船鳳号)、1963年海底軍艦(宇宙にはいかないけど)。

 などなど、冷戦下の核の恐怖に世界がおびえているころ、東側陣営のチェコでSF映画作られるとは、すごいことだったのです。
 
 朝鮮戦争 1950-1953年 1962年キューバ危機 1963年米 ケネディ大統領暗殺 1964年東京オリンピック

 などなど時代背景に想いを馳せながら鑑賞すると吉。

 
 

 2016年に4Kデジタルリマスタリング修復がなされ、奇跡の発掘となったイカーリエ。

 ストーリーは、22世紀の技術で、他星系への探査旅行に出発するイカーリエとそれに搭乗する乗組員の物語。
 アルファケンタウリが一番近い恒星であるのは確か。4.3光年ほどの距離を15年かけて往復。搭乗員たちは2年ほどの時間経過となるという一般相対性理論を適用している。
 ただ、イカーリエがどのような動力で宇宙を進むのかは明らかにしていない。ワームホールドライブ、ワープなどではなさそうだ。
 ダークスターという天体も登場。放射線を大量の発射していて乗員たちを危機に陥れる。これは、中性子星か?重力の話は出なかったので、ブラックホールではなさそう。
 人間型アンドロイドではなく、ロビーザロボット的なロボットが登場。1体だけなのが残念。ただ、話の中で、搭乗員が危機に陥った時にロボットを総動員した、とあるので、陰で動いていた可能性はある。
 1986年に地球を飛び立った円盤型宇宙船も登場。大量殺人ガスで集団自決。核ミサイルを載せていたのがあだとなって、イカーリエ乗員にも被害が出てしまう。20世紀の人類はだめだ、と22世紀の人間がつぶやく。
 出発前に妊娠していた乗員が出産する。宇宙で生まれた初の人類。
 その赤ちゃんとともに、アルファケンタウリに到着。地表に近づくと縦横に張り巡らされた移動手段(おそらく道路)が整然と都市をつないでいる。
 穏やかな、知性を持った友好的エイリアンだ、というところでジエンド。

 印象的なのが、前衛的なポップでダンスするシーン。チェコ地域で伝統的な踊りを未来的に翻訳したものだろう。
 
 宇宙放射線にやられた搭乗員がイカーリエを危機に導くが、何とか解決するのも穏やかなつくり。

 アメリカだったら、武力で解決=銃で撃ち殺す=のだろう。そうしないのが22世紀人なのだ、という監督の(原作の)メッセージなのかも。

 いずれにせよ、1963年のSFということ、それも東欧はチェコ製のSFであること。この2点で大発見の映画です。Hiviさん、このようなディスクを紹介してくれてありがとうございました! 


〇20190110  あっという間に1月も10日

 昨年10月に予約していた米盤のザプレデターが届きました。
 日本語がありませんが無問題。

 4Kで見る最新映画は素晴らしい。
 良くも悪くも映画の詳細が見えてしまいます。
 


〇20190101   2019年もAV、プラモに励んでまいります。

「UDP-LX800」

これはすごい。



 コンパクトデジタルカメラ ニコンS9600の三脚使用撮影のスクリーン画像。

 美しさのイメージがわかると思います。

 ディスクは、4UHDBDのバレリアン米盤。

 2KBDでも十分に美しかったのですが、これは是非とも4KUHDで見てみたい、と米盤を購入しました。

 画質が良くなると、BDで窮屈だった冒頭のCG海岸も美しさに没頭できます。
 エネルギー真珠を生み出すマイクロワニがうんこみたいにエネ真珠を増殖、腹から生み出すのもきれいに見えます。